青少年トーク~成人のつどい実行委員会の皆さんと市長との懇談会~
1月12日に開催された「成人のつどい」の実行委員として、企画や当日の進行などを務めた7名と懇談を行いました。
実行委員をやり遂げた達成感や、鎌倉を想う気持ちなどを話してくれました。
鎌倉市の良いところ、悪いところ、市長への質問など、市長を囲んで活発に意見交換が行われました。
開催日程
日時:平成27年2月5日(木曜日)18時30分から20時10分
会場:ギャラリー&カフェ ジャックと豆の木
懇談概要
1 鎌倉市の課題
防災や観光、海水浴場など、若い世代も鎌倉について真剣に考えていました。
参加者からのご意見
- 東日本大震災の時に、津波が来たら本当に危ないと思ったので、津波対策がどうなっているのかが気になります。関東付近で予想されている大きな地震が起きると、鎌倉駅のほうまで津波が来るというので、海抜が低い所は危ないと思います。
- 北鎌倉の辺りは、道や歩道が狭いので危険です。観光客の方々が歩道に拡がって歩いているので、学生が車道によけて歩くのが危ないとよく聞きます。市として、もっと観光客にマナーを呼びかけてほしいです。
- ゴールデンウィークなどは、江ノ電が行列になっていて、最近はその様子がテーマパークのアトラクションのようだと、SNSでも話題になっています。
- 昨年は逗子の海水浴場が規制されたので、そのお客さんが鎌倉に流れて来て、鎌倉の風紀が悪くなったというイメージがあります。でも、若宮大路や材木座のお店などは、例年に比べて売り上げが伸びたと聞いているので、今年、鎌倉でも規制が厳しくなって、人が来なくなってしまうのも困ると言っている人もいます。
- ふるさと納税のお返しには鎌倉のきれいな写真を使ったファイルや非売品のボールペンなど、安価な文房具でもいいと思います。鎌倉感が出ているだけで、ふるさと納税をしようかなと思えます。
- 店名や商品名に「鎌倉なんとか」とつけるだけで、売れるようになると聞きました。使用権のようなものは無いのか気になります。
2 普段感じている「鎌倉」
鎌倉の良いところと悪いところについて、さまざまな視点から話してくれました。
参加者のご意見
- 他県の人から見ると、鎌倉には小旅行というイメージがあるようで、大学に入って「鎌倉出身」と言うと、「すごい」と言われたりするので、それから鎌倉の良さがわかったように感じます。
- 高校で、他市の中学校の子が話しているような荒れた話題が、鎌倉にはほとんど無く、みんな仲良く平和だったと感じています。
- ゴールデンウィークなどに部活があると、江ノ電に乗るのに長時間待たされましたが、江ノ電は好きでした。
- 小学校の頃に鎌倉探索という授業がありましたが、あまり覚えていないので、友人に鎌倉案内ができません。高校の遠足で鎌倉に来てもわからないことが多いので、案内ができるようになりたいと思います。
- 坂が多いという点に目をつぶれば、都心にも近く、治安もとてもいいので、鎌倉はとても住みやすいと思います。
懇談を終えて、市長からひとこと
皆さんの「鎌倉愛」を知ることができて、本当に良かったです。今日、皆さんが出してくれたアイデアを今後生かせることができればと思っています。