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更新日:2022年11月21日

青少年トーク~鎌倉女学院の皆さんと市長との懇談会~

青少年トーク1市長が、これからの鎌倉を担っていく若者の意見をお聞きする「青少年トーク」。

今回は、鎌倉女学院の生徒の皆さん、発表8グループと参加者約70名(中1~高2)と懇談を行いました。

開催日程

日時:平成29年1月30日(月曜日)15時30分~17時00分

会場:鎌倉女学院中学・高等学校陸奥ホール

懇談概要

テーマ:「より快適な観光地『鎌倉』を目指して」

以下の2つ部門から、それぞれテーマについて考えたことを、生徒さんよりプレゼンテーション形式で発表していただき、その後、参加生徒の皆さんと市長との意見交換という形で行われました。

  • 鎌倉の安全
  • 鎌倉の文化

鎌倉の安全

青少年トーク2~小町通の混雑解消~

【生徒の提案】

  • 道幅が狭く車が通ると危険であるため、土・日曜日に行っている交通規制を平日にも行う
  • 小町通りの中央に白線を引き、通行者に左側通行を促す
  • 歩きスマホ等の注意喚起をするポスターを貼ったり、チラシを配ったりする
  • 比較的人通りの少ない御成通りにも、訪れてもらえるようスタンプラリー等を実施し、観光客の分散化を図る

【市長の講評】

交通規制の曜日や時間は、住民、店舗及び観光客に大きく関わることなので、話し合って警察が決めていると思います。

観光客の分散化は、市としても重要だと考えているので、参考にしたいです。

~鎌倉の道の段差、傾斜について~(車椅子を利用してみて)

【生徒の提案】

  • 横断歩道から歩道に上がる際に段差や傾斜があるところが多いので、介助者がいないとスムーズに移動ができないので、段差を解消してほしい
  • 段葛の三の鳥居側はスロープになっているのに、二の鳥居側は階段になっているので、車椅子では通ることができないので段差を解消してほしい
  • 小町通りのほとんどの店の入り口に段差があるので、小町通りを楽しんでもらえるように、スロープを設置する
  • 車椅子に配慮した店や寺社等やモデルコースの掲載されたマップを作る

【市長の講評】

歩道の段差は、以前からの課題であり、市内の4割程度は段差を解消したが、まだできていないところもあるので引き続き取り組んでいきたいです。

~自転車専用レーン~

【生徒の提案】

  • 歩道も道路も狭く自転車が通ると危険なので、自転車専用レーンを設置する。設置には費用がかかるので、市がレンタサイクルを実施し、その費用を充てる
  • 自転車大国のオランダでは、自転車専用レーンが設置され、ルールが徹底されている

【市長の講評】

自転車専用レーンの設置は道路の拡幅など難しい面があるが、自転車を利用する人が増えれば、交通渋滞の解消や大気汚染の軽減になると思うので、参考にしたいです。

~ハザードマップについて~

【生徒の提案】

  • 多言語化されていないので、外国人がわかりにくい。多言語化して、インターネットにも掲載する
  • マップ上の避難所が目立たないので、文字ではなくマークにする等して、目立たせる。避難所の建物自体にもステッカーを貼る

【市長の講評】

ハザードマップは、市民向けに作成したもので多言語化は考えていなかったが、外国人住民もいるので、わかりやすくする方策を考えます。

道路には、避難誘導シートを貼っており、観光客にも避難場所がわかるようになっています。

また、鎌倉発の取り組みとして、オレンジフラッグを進めています。マリンスポーツだけでなく、市民が小さなオレンジフラッグを持って避難することで、観光客もその人についていけば避難できるような仕組みづくりもしていきたいです。

~砂浜の安全~

【生徒の提案】

  • 茅ヶ崎市には清掃活動ボランティアグループが14あるのに、鎌倉市には2つしかない。これでは清掃に限界があるので、鎌倉女学院生と市内の小学生が一緒にゴミを拾うイベントを開催する
  • きれいな砂浜にすれば、ゴミを捨てる人もいなくなる

【市長の講評】

小学生とのイベントは有効だと思います。市でも春と秋に「クリーンアップかまくら」を実施しているので、皆さんも参加してください。

鎌倉の文化

~鎌倉に店舗を構える4店にインタビュー~

お店を知ってもらうために工夫していること、鎌倉を知ってもらうための取り組みについて、4店(鎌倉まめや、鎌倉ニュージャーマン、豊島屋、井上蒲鉾店)にインタビューを実施したそうです。

【生徒の提案】

  • インタビューの結果、商品を多言語化で表記することや道案内をしている店が多かった。店からは、「自分たちも、より鎌倉を知りたい」、「マイナーな場所も載っている地図がほしい」、「おもてなしの英語を学ぶ機会がほしい」、「公衆トイレを増やしてほしい」とのお願いがあったので、市で対応してほしい。

【市長の講評】

英語を学ぶ講座は鎌倉商工会議所で行っています。また、公衆トイレも民間の施設に有料トイレを設置してもらっています。皆さんにも、道に迷っている観光客がいたら声を掛けてほしいと思います。

~○○の日を制定~

【生徒の提案】

  • 季節ごとに鎌倉を訪れてもらえるようにキャンペーンを設ける
    例:春「お花見の日」・・・花見の名所付近の店舗で割引する
    夏「浴衣デー」、「猛暑日キャンペーン」、「夏至の日キャンペーン」・・・うちわなどを無料配布
    秋「食欲の秋!豪華商品をGETしよう!キャンペーン」・・・訪れた場所の写真を指定のハッシュタグをつけてSNSに投稿し、抽選で豪華商品をプレゼント
    冬「鍋の日キャンペーン」・・・鎌倉野菜を割引し、身近に感じてもらう

【市長の講評】

浴衣や着物で鎌倉を訪れた人への割引は、観光協会ですでに行っています。是非、皆さんにも浴衣や着物で鎌倉を歩いてほしいです。

~ロケ地MAP~

【生徒の提案】

  • ドラマ、映画やアニメの舞台として使われることが多いので、ロケ地MAPを作り、ロケ地とその周辺を観光してもらえるようにする。

【市長の講評】

皆さんの方がとても詳しいので、市で作るより皆さんが作るといいものができると思います。

お問い合わせ

所属課室:共生共創部地域共生課くらしと福祉の相談担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階

電話番号:0467-61-3436

メール:shisei@city.kamakura.kanagawa.jp

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