青少年トーク~大船高校生徒会の皆さんと市長の懇談会
市長が、これからの鎌倉を担っていく若者の意見をお聞きする「青少年トーク」。今回は、県立大船高校生徒会の皆さん(1・2年生)と懇談を行いました。

開催日程
日時:平成29年3月24日(金曜日)14時~15時30分
場所:県立大船高校
懇談概要
はじめに、市長から『鎌倉市が抱える問題』として、人口減少及び少子高齢化について現状や対応する施策、北鎌倉隧道の現状について市長から説明した後、懇談会形式で生徒会の皆さんから、各自気付いたことや、思ったこと、感じたことを発表していただきました。
懇談における主な意見等
テーマ「交通マナーのPRについて」
【生徒の意見等】
- 2020年東京オリンピックのときに、鎌倉にもたくさん観光客が訪れると思う。私たち高校生も電車内のマナーを良くすることができると思う。高校生が考えていることを広く周知したいので市もPRしてほしい。
- 外国人観光客に、どうしたらマナーを良くしてもらえるか、どうしたらうまく伝わるかを悩んでいる。英語なら片言で何とかなるかもしれないが、中国や韓国の人が増えているので、どうしたら良いのかわからない。
【市長から】
- 高校生が集まり、1つのことを決めてやっていくのは画期的なことだと思うので市もPRに協力したいです。アニメで作るなど伝え方は、高校生のほうがいいアイデアがあると思います。
- ほとんどの外国人観光客には英語が伝わると思うので、「それは日本ではダメなんですよ」とやさしく英語で伝えてあげてほしいです。
テーマ「鎌倉の海水浴場について」
【生徒の意見等】
- 子ども向けのイベント(砂像を作るとか)、海でしか遊べないようなものがあればいい。
- 海の家が大人向けのもの(酒類の販売)ばかりなので、子どもでも行けるような海の家があればいい。
- 海の生物と触れ合える機会が定期的にあれば、子ども以外にも来てもらえると思う。
【市長から】
- 逗子市は、ウオーターパークを作って好評でした。皆さんの意見を参考にしたいです。
テーマ「文化財の保護と便利な生活の共存について」
【生徒の意見等】
- 今以上に便利にならなくても生活はしていけるが、文化財は同じものを作れない。今までの歴史を全てなくすのと、自分たちが快適に過ごすためだけに新しい何かを作るのを比べると、文化財のほうが大切だと思う。
- 私たちが何か工夫すればよくなるのであれば、道路を広げるとかをしないで、その分を文化財にまわしてもいい。道も狭いが、私たちが気をつけて現状のままでうまくいくように工夫していったらいいと思う。
【市長から】
- どこまで便利にする必要があるのかというのもあるし、文化財を守るにもお金が必要というのもあり、難しい問題です。
テーマ「高校生にできること」
【生徒の意見等】
- 「高校生にできること」は何かないか?と考えている。高校生の力は大きくないが、いい経験になると思う。授業の一環で、具体的な「高校生にできる」方法を学べたらいい。
【市長から】
- 外国人、観光客、障害者が困っていたら、積極的に声をかけてほしいです。
