ホーム > 防災・防犯 > 消防 > 火災予防 > 消防訓練を実施される皆様へ

ここから本文です。

更新日:2023年12月11日

消防訓練を実施される皆様へ

はじめに

消防訓練と聞くと、消防署の立ち合いで消防職員が実施するものでしょう?従業員が全員参加しないといけないでしょう?面倒な手続きが必要なんでしょう?との言葉をよく耳にします。実はそんなことありません。消防士1.

1. 防火管理者又は防災管理者が計画して実施するものです。

2. 消防職員の立ち合いは基本的には行いません。

3. 訓練を実施する前に、管轄の消防署所(PDF:254KB)に提出してください。

4. 訓練実施後は、消防署所へ報告及び書類の提出の必要はありません。

まとまった時間がとれなかったり、訓練に参加する職員の人数が揃わないといった場合があります。

そんな場合でも、下記の訓練方法や訓練動画を参考に『できるときに、できる人で、できる訓練』を行いましょう。

1 消防訓練について

火災が発生した場合、建物で勤務する従業員や居住者が出火場所の確認、初期消火、119番通報及び従業員や来場者の避難誘導を行わなければなりません。最終的には、火災の状況や避難状況などを消防隊に情報提供することが求められます。

万が一火災が発生してもあわてずに行動できるようにするため、普段から消火、通報及び避難訓練(以下「消防訓練」という。)を実施することが非常に大切です。

消防法第8条、同法第36条の規定により防火管理者や防災管理者の選任が必要な防火対象物は、消防計画に基づき消防訓練を定期的に実施することが義務付けられています。

2 消防訓練が必要な建物とは?

  • 特定用途防火対象物(集会場、遊技場、飲食店、物品販売店舗、ホテル、福祉施設、病院等)
  • 非特定用途防火対象物(共同住宅、学校、博物館、工場、倉庫、事務所等)
  防火管理者 防災管理者
特定防火対象物 非特定防火対象物
訓練種別 消火訓練 年2回以上 消防計画に定める回数※1 消防計画に定める回数※2
避難訓練
通報訓練 消防計画に定める回数※1

1 定期的な訓練の実施のため、消防計画に定める回数は年1回以上としてください。

2 定期的な訓練の実施のため、消防計画に定める避難訓練の回数は年1回以上としてください。

3 消防訓練計画報告書の提出と訓練実施後の検証について

消防訓練計画報告書の提出について

防火管理者又は防災管理者は消防訓練を実施する前に、消防訓練計画報告書を作成し、管轄の消防署所(PDF:254KB)へ提出又は郵送してください。必要事項を記入の上、2部(正本・副本)提出してください。受付後、副本を返却します。なお、郵送で提出される場合は、返信用の封筒(宛名が記入済みであり、必要な料金分の切手が貼付されたもの)及び消防訓練計画報告書2部(正本・副本)を同封してください。
消防訓練を実施したにもかかわらず、事前に消防訓練計画報告書を提出しなかった場合には再度消防訓練の実施を指導する場合があります。

消防訓練計画報告書の様式について

令和3年4月1日から、消防訓練計画報告書をよりわかりやすく簡略化するため様式の変更をしました。

なお、同様式は鎌倉市役所ホームページの申請書等ダウンロードサービスでダウンロードが可能です。

申請書等ダウンロードサービス

消防訓練実施後の検証について

当消防本部ではこれまで、消防訓練実施後に電話連絡にて訓練終了の報告をお願いしていましたが、防火管理者の消防訓練に対する負担軽減と予防事務の効率化を図るため不要としました。その代わりに消防訓練実施後は、防火管理者又は防災管理者中心に事後検証を実施して、防火管理維持台帳に編纂してください。

消防指令センターへの119番通報及び水消火器の貸出について

  1. 消防指令センターへの119番通報を実施したい場合は、提出の際に職員に申告してください。
  2. 各消防署所では、訓練用の水消火器を用意しています。借用する場合は提出の際に申告してください。

訓練用消火器も数に限りがありますので、訓練日時によっては貸し出しできないこともあります。

上記1,2を希望する場合、消防訓練計画報告書を管轄の消防署所へ持参してください。

4 各種訓練要領について

初期消火訓練

初期消火訓練

消火器による初期消火訓練の方法

  1. 消火器の設置位置を確認する。
  2. 消火器に記載してある表示(種別・使用方法・放射時間・放射距離)を確認する。
  3. 消火器の使用方法を確認する。

建物に設置している消火器で訓練をする場合、必ず模擬で実施してください。

 

1.安全ピンを抜く 2.ホースを火元に向ける 3.レバーを握って放射

訓練 消火器

119番通報訓練

119番通報訓練

災害の種別による119番の通報の内容と通報方法です。

本市の119番通報要領を参考に訓練してください。通報

119番通報要領(PDF:188KB)

訓練実施前の確認事項

  1. 通報訓練は、消防訓練計画報告書を提出の際に、予約している事業に限ります。
  2. 通報訓練開始の5分ほど前に鎌倉市消防本部指令情報課(0467-44-0119)に連絡し、これから通報訓練を始めることを伝えてください
  3. 119番通報の冒頭に「訓練火災、訓練火災」と言ってください。

避難訓練

避難誘導訓練

避難方法

階段などの避難経路を使って安全な場所まで避難する方法や、自力で避難できる人には、どこからどこへ避難するか誘導する方法です。

  1. 避難経路(階段、通路、避難口)および防火戸の位置を確認する
  2. 屋外避難階段、屋内避難階段が有効に避難できるか確認する
  3. 避難器具が設置されている場合、避難器具の種類、設置個所及び使用方法について確認する

避難11

誘導方法

自力で避難できる人には、大きな声でどこからどこへ避難するか指示します。拡声器があれば便利です。また、ハンカチ等を口と鼻にあて、煙を吸い込まないよう姿勢を低くして避難するように指示しましょう。

5 動画で学ぼう消防訓練!

総務省消防庁で作成している「防災危機管理eカレッジ」には、火災の原因や対策、初期消火の手順等が紹介されていますので、消防訓練実施時にはご活用ください。消防士2.

 

 

総務省消防庁・防災危機管理eカレッジ( 外部サイトへリンク )

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。

Adobe Readerをお持ちでない方は、下記リンク先から無料ダウンロードしてください。

鎌倉市ホームページについて

お問い合わせ

所属課室:消防本部予防課  担当者名:予防担当

鎌倉市大船3-5-10

電話番号:0467-44-0963

ファクス番号:0467-45-6665

メール:yobou@city.kamakura.kanagawa.jp

  • PC版を表示
  • スマホ版を表示