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更新日:2022年11月14日

令和3年度の鎌倉市の海水浴場の開設断念について

鎌倉市では、例年、海水浴場を開設し、多くの方々に海の魅力を楽しんでいただいてきました。
しかし、新型コロナウイルス感染症のまん延が収まらない中、海水浴場の開設による感染拡大のリスクが懸念される情勢となっています。
多くの海水浴客が訪れることになれば、感染拡大のリスクは、単に海水浴場だけにとどまらず、海水浴場周辺やその往来にあたる地域の生活環境にも及ぶことになります。これまで、地域住民や市民からご意見を伺ってきましたが、今夏の海水浴場開設について、感染拡大に対する市民の不安を払拭し、理解を得ることは難しいとの判断に至りました。
海水浴場の開設を待ち望んでいる方々には大変心苦しく、断腸の思いではありますが、令和3年度の鎌倉市の海水浴場については、令和2年度に引き続き開設を断念することとしました。
今夏の鎌倉市の海岸は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から来訪を控えていただきますよう、お願いいたします。
来年多くの方々をお迎えできるよう、海岸の魅力のさらなる向上に努めてまいります。

海岸における安全対策

海水浴場は開設しませんが、令和3年度においては、海岸における安全対策として、昨年同様、次の対策を講じてまいります。

  • ライフガードを配置しての海岸監視(令和3年度は監視所も設置)
  • 警備員を配置しての来訪者への注意喚起
  • 来訪者への注意喚起看板の設置

令和3年度の海水浴場開設断念にかかる経緯

令和3年度の鎌倉市の海水浴場開設に向けて、これまで地域住民や市民からご意見を伺ってきましたが、新型コロナウイルス感染拡大の収束の見通しが立たない中、海水浴場の開設を不安視する声や、開設に反対する声を多くいただきました。
このため、海水浴場を開設するにあたっては、近隣住民からの一定の理解が必要と考え、海浜組合・近隣自治会・市の3者の話合いを5月25日(火曜日)に予定しました。
また、近隣住民の意向だけでなく、市民の概ねの意向を把握するため、5月19日から23日にかけて、LINEアンケート(※)を実施しました。
しかしながら、5月25日に予定していた3者での話合いに先立ち実施した、5月21日(金曜日)の海浜組合と市との話合いにおいて、今夏の海水浴場開設は難しいとの結論に至りました。
このため、5月25日(火曜日)に予定していた3者の話合いは中止とし、5月24日(月曜日)に改めて市長が海浜組合代表と面談をして意向を確認し、5月25日(火曜日)夕刻には、逗子市、葉山町の首長と面談し、鎌倉市として今夏の海水浴場開設を断念する考えであることを伝えたうえで、市としての最終的な意思決定をしたものです。

※LINEアンケートについて

近隣住民の意向だけでなく、市民の概ねの意向を把握するため、令和3年5月19日(水曜日)17時~5月23日(日曜日)23時59分まで、LINEによるアンケートを実施しました。アンケートの内容・結果は、以下の通りです。

1.対象者

令和3年5月19日(水曜日)17時時点で、鎌倉市のLINEの友達登録をしている方で、受信設定において、お住まいの地域を鎌倉市と選択(鎌倉地域・腰越地域・深沢地域・大船地域・玉縄地域のチェックボックスにチェックをされた方)されている方、総数6,584人。

2.調査期間

令和3年5月19日(水曜日)17時にアンケートを送信。回答期限は、5月23日(日曜日)23時59分

3.設問
海水浴場の開設について
①海水浴場を開設する(遊泳区域を設定し、監視員を配置します。海の家は営業します。)
②海水浴場は開設しない(遊泳区域は設定しません。監視員の配置など、最低限の安全管理は行います。海の家はありません。)

4.アンケートの結果
送付総数6,584件・回答数1,021件(回答率15.51%)
①海水浴場を開設する 191件(18.7%)
②海水浴場は開設しない 830件(81.3%)

お問い合わせ

所属課室:市民防災部観光課観光担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階

電話番号:0467-61-3884

メール:kankou@city.kamakura.kanagawa.jp

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