ホーム > 産業・まちづくり > 景観・風致 > 都市景観形成 > 鎌倉の景観重要建築物等一覧表 > 萬屋本店
ページ番号:34924
更新日:2025年2月18日
ここから本文です。
第37号/令和3年9月2日指定
萬屋本店は、長谷通り沿道南側の敷地に、ほぼ真北を正面として建つ切妻平入りの出桁(だしげた)造りの本二階建であり、鎌倉における戦前の町家を代表するものの一つです。大正15年(1926年)に酒類販売業を営む石渡惣左衛門によって建てられました。
その堂々としたたたずまいは、長谷一帯に上流階級が多く別荘を構え、長谷寺(長谷観音)、高徳院(鎌倉大仏)への参詣で長谷通りが商店街として大いににぎわった往時の隆盛をしのばせています。
現在はレストラン・ウェディング会場として利用されており、そのファサードには新しい暖簾が掛けられています。いまだ長谷界隈を散策する人々の足を一度は止めさせる力をもっており、この地区の景観形成に大きく寄与しています。
長谷二丁目
(注)店舗として使用されています。詳しくは萬屋本店(外部サイトへリンク)