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更新日:2026年2月2日

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記者発表資料発表日:2026年1月30日

市長定例記者会見(令和7年度2月)

本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。

まず、来たる2月8日衆議院選挙について、一部報道で、投票所入場券がお手元に届くのが遅くなることが伝えられていますので、鎌倉市の対応状況について触れさせていただきます。

投票所入場券については、1月28日から配送を開始し、本日1月30日までに配送を終える予定です。

選挙公報については、2月3日から市役所本庁舎や支所で配架するするとともに、2月6日までに各戸配布します。市ホームページには、本日1月30日中に、神奈川県選挙管理委員会ホームページの掲載先をご案内します。

なお、投票所入場券がお手元にない場合でも、投票は可能です。運転免許証などご本人確認書類をご提示いただきますと受付がスムーズです。

以上、衆議院選挙の市の対応状況となります。

それでは、1件目の「公立保育所で「紙おむつサブスク」など新たな取組を開始します」についてです。

鎌倉市では、保護者の利便性向上と防災力強化を図るため、市内公立保育所で新たな取組を開始いたします。その内容は3点です。

まず一つ目、紙おむつの定額利用、いわゆる「紙おむつサブスク」です。保護者の皆さまが月額料金をお支払いいただくことで、園で使用するおむつが使い放題になります。また、保護者がおむつにお子さまの名前を書いて持参する手間が不要となり、保育士にとっても個別管理する負担が軽減されます。

導入は由比ガ浜、大船、深沢、岡本の市内公立保育所4園すべてで、令和8年2月開始予定です。

また、防災力も強化します。由比ガ浜保育園は津波避難ビルに指定されており、地域の避難受け入れが想定されます。サービス提供事業者であるBABY JOB株式会社様と協定を締結し、園で保管するおむつは災害発生時に地域住民のみなさまへ無償で提供する体制を整えました。災害時に必要な物資としておむつを確保することで、地域の安全・安心の向上につなげてまいります。

二つ目は、一時預かり保育の利用料にキャッシュレス決済を導入についてです。これまで現金のみであった支払いを、クレジットカードやスマートフォン決済で行えるようにします。保護者の小銭を準備する手間を省くとともに、保育園での現金管理の業務負担も削減できる取組です。

導入は由比ガ浜、深沢、岡本の3園で、同じく令和8年2月から開始予定です。

三つ目は、一時預かり保育の予約の電子化です。これまで電話でのみ受け付けていた予約を、神奈川県の「e-kanagawa電子申請」を活用してオンラインで受け付ける仕組みに切り替えます。これにより、予約手続きの利便性が向上し、電話受付の混雑が軽減されます。

こちらも導入は由比ガ浜、深沢、岡本の3園で、令和8年2月の予約分から運用を開始します。

以上により、子育て世帯の負担を軽くし、保育士の業務負担を減らすとともに、地域の防災力を高め、子どもたちや保護者のみなさまが安心して暮らせるまちづくりにつなげてまいります。

説明は以上です。

次に、2点目の「市議会2月定例会提案議案」についてです。

市議会2月定例会が、2月10日に開会されることになりましたので、提案予定の令和7年度分の議案及び、令和8年度分の議案について、お知らせします。

資料は「総括資料」を御覧ください。

まず、令和7年度分として、今回提出を予定している議案は、専決1件、条例8件、補正予算8件、その他4件、報告2件です。

次に、令和8年度分として提出を予定している議案は、条例9件、新年度予算7件、人事2件です。

この中で、令和8年度予算(案)の大要について申し上げます。

資料1(PDF:230KB)」を御覧ください。

一般会計は860億2,440万円で前年度当初予算と比較して、50億5,050万円の増加、率にして6.2%の増加となっています。

そして、一般会計と特別会計を合わせた予算総額は、1,435億2,391万3千円で前年度当初予算と比較しますと、87億1,273万5千円の増加、率にして6.5%の増加となっています。

予算総額が増額する主な理由としては、屋内運動場空調整備事業等をはじめとした普通建設事業費の増、各特別会計への操出金の増額が挙げられます。

続いて、令和8年度予算(案)について、ご説明します。

今回の予算は、30年ぶりに全面改定した、総合計画の基本計画である「鎌倉ミライ共創プラン2030」に沿った、初年度の予算です。

名称は、「ミライ共創予算」です。

「ミライ共創予算」は鎌倉の未来を市民の皆さんと一緒に作っていく予算で、次の3つを柱としています。

  • こどもまんなか社会の実現
  • 安全で安心できる環境の整備
  • 文化芸術の継承と観光対策

です。

それでは、これら3つの柱について、主な内容をご説明します。

まず、1つ目の柱「こどもまんなか社会の実現」として個別最適な学びや協働的な学びなど、学習者中心の学びを推進するため、生徒の自由な発想を引き出すことができる学びの空間を整備するとともに、小中学校の指導・運営体制を強化するため、市費負担教員を採用します。

こどもたちの主体性を重視した多様な学びの支援に向けて、県内では本市が初めて開始したフリースクールの補助を拡充するとともに、こどもたちが安心できる空間として、校内フリースペースにまなびばサポーターを配置するほか、環境整備を進めます。また、教育支援教室「ひだまり」を改修し、各児童生徒に合った学びを支える空間を整えます。

その他の学校施設の整備として、児童生徒が快適な学校生活を送ることができるよう、学校体育館への冷暖房設備の設置に着手するほか、小・中学校の一部のトイレについて、洋式化などの環境改善を進めます。そして、学校整備計画に基づき、第一小学校の改築工事に向けた基本計画を策定します。

学校における働き方改革を進め、保護者や地域と学校とのやり取りの利便性向上のため、校務DXとして、次世代型校務支援システムを導入します。

また、こどもを産み、育てる環境の向上に向け、妊婦の健康づくりを応援するなどのため、マタニティ応援プロジェクトとして、栄養価の高い金芽米を配付するほか、母親の心と体を整えるための専門的ケア、育児や授乳に関するアドバイスを受けることができる産後ケア事業の利用者負担額を減額します。

そして、多子家庭の経済的負担を軽減するため、所得制限や年齢制限を撤廃して、第2子以降の保育料を無償します。

次に、2つ目の柱「安全で安心できる環境の整備」です。

まず、新庁舎等整備についてです。大規模災害の発災時に、災害対応の拠点となる深沢の新庁舎等の整備に向けては、令和7年度、本庁舎の場所は変えず、市庁舎現在地の本庁舎と深沢の新庁舎が両輪となり行政サービスを相互に補完し合う「両輪体制」の方針を定めてきましたが、基本設計を完了させることはできておりません。市民の皆様に新たな庁舎のイメージを持っていただくためにも、令和8年度中に基本設計を完了できるよう進めてまいります。

消防庁舎の整備についてです。老朽化した鎌倉消防署と浄明寺出張所について、津波浸水想定区域・土砂災害特別警戒区域外に移転・統合することで、安定した消防救急活動を行うため、(仮称)雪ノ下出張所の設計を進めるほか、発掘調査等を行います。また、老朽化している玉縄出張所について、現在地での建替えに向け、新たな消防庁舎の設計に着手していきます。

発災時に向けた対策として、災害時の断水に備え、給水袋を配備するほか、発災時を視野にいれたインフラ対策として、鎌倉市無電柱化推進計画に沿って、無電柱化の実施に向けた状況調査を行います。

また、全国的な課題となっているインフラ整備については、道路陥没事故の未然防止に向けて、路面下の空洞調査を順次進めます。また、既存のインフラ施設である下水道施設の耐震化や設備更新も行うほか、大船駅東口ペデストリアンデッキの修繕工事を完了させてまいります。

そして、夏の熱中症リスクを抑えつつ、安全に体を動かすことができるよう、鎌倉武道館や両体育館への空調設備の設置を進めます。

3つ目の柱「文化芸術の継承と観光対策」です。

鎌倉文学館については、次の世代へ引き継いでいくため、本館改修と増築等の工事に着手します。

市内唯一の伝統的工芸品である鎌倉彫については、神奈川県で初開催となる「伝統的工芸品月間国民会議全国大会」いわゆる「KOUGEI EXPO」に鎌倉彫を出展します。

オーバーツーリズム対策では、引き続き、江ノ島電鉄の鎌倉高校前駅の交差点付近において、市が設置した撮影場所へ観光客を誘導するための誘導員を配置するほか、鶴岡八幡宮にある公衆トイレ2か所について、日中の混雑する時間帯に巡回清掃する清掃員を1名配置します。

最後に、その他の市政課題への対応です。

本市の新たな都市拠点となる深沢地区において、土地区画整理事業の整地工事に向けた準備工事として、埋蔵文化財発掘調査等を進めるとともに、新駅の設置工事や、新駅から深沢地区につながる新しい橋(新橋(しんきょう))の整備に向けた設計等を行います。

また、駐輪場の整備として、大船駅東口・西口・湘南深沢駅の自転車等駐車場の整備等を行います。

市営住宅集約化事業については、引き続き工事を進めつつ、新たに竣工する2棟への入居者移転を行います鎌倉地域の漁業支援施設の整備については、護岸等工事に着手します。

そして、クリーンステーションの維持管理等に係る負担の軽減に向け、今年4月から燃やすごみの戸別収集を全市で開始します。

以上が、令和8年度の主な取組内容です。

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp