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更新日:2025年11月21日
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中世の海域交流の要所として栄えた鎌倉地域では、中国大陸から禅文化が直接もたらされ、あわせて数多くの精緻な仏教絵画が運ばれてきました。その中には中国の宋や元の時代に描かれた仏画はもとより、朝鮮半島で制作された高麗仏画もふくまれていました。
本展では、宋元・高麗、そして日本の鎌倉の同時代の東アジアで制作された仏教絵画を一堂に展観します。海の向こうの仏教文化にもっとも近く触れることのできた中世の鎌倉地域では、いかにしてそれらを受け容れ、はぐくみ、禅の教えとともに組み込んでいったのか。三つの地域の絵画をめぐる制作背景とその交響に迫ります。
前期:10月25日(土曜日)~11月16日(日曜日)
後期:11月20日(木曜日)~12月14日(日曜日)
日時:11月1日(土曜日)13時30分~14時00分、14時30分~15時00分
場所:円覚寺(鎌倉市山ノ内409)
参加料:無料(円覚寺への入山料・風入れ特別拝観料がかかります)
※事前申し込み不要。詳細はこちら(JPG:236KB)をご覧ください。
日時:11月29日(土曜日) 10時00分~12時00分
場所:建長寺 応真閣(鎌倉市山ノ内8)
講師:井手誠之輔氏(九州大学名誉教授)
定員:120名予定
料金:無料(建長寺への入山料がかかります)
参加方法:e-kanagawa(外部サイトへリンク)にて事前申込制(先着順)
※申し込み締切を11月21日(金曜日)まで延長しました。
『扇影衣香―鎌倉と宋元・高麗の仏教絵画の交響―』
価格:2,000円(税込)
サイズ:B5判
ページ数:172ページ
*当館受付にて販売中
*郵送販売可(詳細はこちら)