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更新日:2023年5月17日

広報かまくら令和元年度6月1日号2面

1面から続き

共生社会の実現に向けて

共生社会とは、全ての人がお互いを尊重し合い、支え合い、多様性を認め、自らが望むかたちで社会との関わりを持ち、生涯にわたって安心して自分らしく暮らすことのできる社会です。まずは「知る」ことから始め、そして、市と市民・事業者の皆さんが相互に協力しながら取り組んでいくことが大切です。

地域共生課…内線2496

市の取り組み例

市役所に訪れた人が負担なく利用できる窓口づくりに取り組んでいます

誰でも楽しめる海水浴場に

身体の不自由な人でも楽しめるよう、由比ガ浜・材木座・腰越海水浴場で水陸両用車いすを貸し出します。由比ガ浜には土曜日・日曜日・祝日に2人の対応要員を配置します(海水浴場開設期間中)。

観光課…電話61-3884

「パートナーシップ制度」を検討

お互いを人生のパートナーとし、日常の生活において相互に協力し合うことを約束した、性的マイノリティのカップルを自治体が認める「パートナーシップ制度」の実施に向けて検討しています。

文化人権課…電話61-3870

発達支援サポーターが学校に

鎌倉市発達支援サポートシステム推進事業の「サポーター養成講座」を修了した人が、地域の身近な支援者として、市立小・中学校で児童・生徒に生活面や安全面などの介助を行います。

発達支援室…電話23-5130

「合理的配慮」を広げていきましょう。

「合理的配慮」って?

日常生活を送る上で、ある人から「社会の中にあるバリア」を取り除くために何らかの配慮を求められたときに、負担が重すぎない範囲で対応することです。配慮に当たっては、「ふつう」や「当たり前」の意味が人によって違うことを理解し、多様性を認め合うことが大切です。

「社会の中にあるバリア」って?

車いすを使用している人は、道路に段差があると移動できません。また、聴覚障害のある人には、音声だけの案内では伝わりません。発達障害で周囲の物音に敏感な人にとって、雑音が多いと集中できないことがあります。このような、さまざまな状態・立場の人にとって、社会参画を妨げる事物・制度・慣行・観念などのことをいいます。

社会の中にあるバリアをどのように取り除くかは、相手の状況や場面に応じて異なります。いろいろな方法を提案したり、話し合ったりしながら、よりよい解決方法を探してみましょう。

「耳が聞こえにくいんです。」

「紙に書いて説明しますね。」

「育児と介護で休む日が増えるのですが……」

「他の人に理解してもらってシフトを調整しましょう。」

共生のまちづくり連続講座

テーマは「地域から、共生社会をつくる」。心のバリアをなくし、誰も排除されない「ごちゃまぜ」の環境や場所をつくっていくことが目的です。共に学び、共に考え、地域から共生の輪を広げてみませんか(今年度5回程度を予定。回ごとの参加も可。申込方法など詳細は市ホームページで)。

地域共生課…内線2496

【第1回】

6月27日(木曜日)19時00分〜20時30分

講師:矢田明子さん
(Community Nurse Company株式会社代表取締役)

地域密着型の新しいナースのあり方を模索する「コミュニティナースプロジェクト」を紹介。

会場は福祉センター

【第2回】

7月26日(金曜日)18時30分〜20時30分(予定)

講師:堀内奈穂子さん
(特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ〔AIT/エイト〕)

会場は福祉センター

【第3回】

9月27日(金曜日)18時30分〜20時30分(予定)

講師:鴻巣麻里香さん
(KAKE COMI代表、精神保健福祉士)

会場は福祉センター

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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