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更新日:2023年11月2日
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特に記載のない催しは参加自由、無料
子ども・子育てに関するイベント情報は、(★子ども子育て情報)が目印です。
鎌倉で見られる山菜、薬草、毒草などを中心に、見分け方や利用法などを学ぶ。講師は森昭彦さん(文筆家)。市内在住の人優先。定員30人。抽選。
12月17日・24日の火曜日で2回…14時00分~16時00分
【申し込み】往復はがきで催し名・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を12月7日(必着)までに同センター(〒248-0033腰越864、電話33-0712)へ
クリスマスソングのほか、ジャズ、カントリーも楽しめる。出演は平松悟さん(ブルースハープ奏者)。市内在住の人優先。定員50人。抽選。
12月22日(日曜日)…14時00分~16時00分
【申し込み】往復はがき(1通につき1人)で催し名・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を12月10日(必着)までに同センター(〒247-0056大船2-1-26、電話45-7712)へ
親子で音楽を通してスキンシップをする。対象は市内在住の2~3歳5カ月の子どもと保護者。先着8組。費用1組200円。
12月6日・来年1月10日の金曜日で2回…10時30分~11時30分
【申し込み】11月17日以降に電話か直接、同館(電話23-7530=9時00分~16時30分)へ
対象は市内の小学3年生以上。時間は10時00分~12時00分。各先着8人。費用100円。
手あそび、リズムあそびなど。対象は市内在住のA=3歳前後の子どもと保護者、B=2歳前後の子どもと保護者。時間は10時30分~11時30分。各先着10組。きょうだいの参加も可。
【申し込み】1.は11月16日以降、2.は11月15日以降に同館(電話44-0480)へ
12月分。対象は高校生以上。回数券(費用8回券6100円、4回券3250円)での利用を。各クラス6~8回。その他プログラムなど詳細は各施設へ。
金曜日…鎌倉体育館(電話24-3553) 13時15分~14時45分 その他4教室あり
火曜日…見田記念体育館(電話24-1415) 13時30分~14時20分 その他4教室あり
金曜日…大船体育館(電話47-1862) 12時00分~12時50分 その他3教室あり
火曜日…鎌倉武道館(電話46-8010) 15時00分~15時50分、16時00分~16時50分 その他16教室あり
【問い合わせ】各開催施設へ
木々の色づく秋景色の中でお茶会をする。費用1回300円。時間は9時00分~14時00分。会場は鎌倉中央公園休憩舎。
【問い合わせ】市公園協会 電話45-2750
日本や世界の巨木についての話。講師は中澤靖彦さん(森林インストラクター)。先着20人。費用100円。
12月14日(土曜日)…大路ビル(小町) 14時00分~16時00分
【申し込み】11月15日以降に鎌倉風致保存会(電話23-6621=日・月曜日、祝日を除く)へ
鎌倉周辺をスタートし、鎌倉海浜公園にゴールするウオーキング大会。費用1500円。コースなど詳細はホームページで確認、もしくは問い合わせを。
12月22日(日曜日)…鎌倉海浜公園ほか 9時30分~14時00分
【問い合わせ】日本ウオーキング協会 電話03-5256-7855
聖徳太子といえば冠位十二階や憲法十七条を制定したことで有名ですが、日本仏教発展の礎を築いた人物として仰がれ、仏教界においても大変重視された人物です。鎌倉で隆盛をみた仏教各宗派の祖師の中では、日蓮宗の日蓮や浄土真宗の親鸞(しんらん)は、特に聖徳太子をあつく信仰したことで知られます。
小袋谷にある成福寺(じょうふくじ)は市内でも数少ない浄土真宗の寺院で、北条泰時の末男である成仏(じょうぶつ)によって創建されました。江戸時代に成立した『新編相模国風土記稿』は、この聖徳太子像は親鸞が自ら彫刻し、成仏に与えたものと伝えます。実際の制作年代は成仏の時代以降の、南北朝時代ごろと考えられます。祖師・親鸞による熱心な太子信仰との関わりから、浄土真宗の寺院では、しばしば聖徳太子の像を見ることができます。
成福寺の聖徳太子立像は、「孝養太子」と称する像容で、太子が16歳の時に、父・用明天皇の病気平癒を祈念した姿とされています。髪を美豆良(みずら)に結い、袍(ほう)と袈裟(けさ)を着け、両手には柄香炉(えごうろ)を持って立ちます。像高60センチメートルに満たない小さな像ですが、明快な衣の彫りに作者の高い技量がうかがえます。また、眉間にしわを寄せる表情や、丸顔であどけなさも残す顔立ちからは、年若い太子が父を案ずる気持ちが読み取れます。
さらに本像で注目すべきは、空洞になっている像内に、銅造千手観音(せんじゅかんのん)像(像高5.4センチメートル)を納めている点です。聖徳太子の伝記である『聖徳太子伝暦』には、百済(くだら)の王子が太子を観音菩薩の化身であると言って合掌したエピソードがあります。太子像の内部に観音菩薩を納めることは、太子と観音を同体とする思想を反映したものと考えられます。像内に納められた品物によって、より深く造像背景や思想がうかがえる貴重な作品です。
今回ご紹介した像は、12月1日(日曜日)まで鎌倉国宝館の特別展「名宝巡礼~古都鎌倉の祈りのかたち」で公開しています。
(市指定文化財 木造・玉眼・彩色像高58.3センチメートル 成福寺蔵)
【鎌倉国宝館】
鎌倉歴史文化交流館 電話73-8501
好評いただいた甲冑(かっちゅう)の着装体験が、定期的に開催されることになりました。
同館では、奇数月の最終週に「鎌倉手作り甲冑 とんぼの会」が作製した甲冑の着装体験イベントを開催します。手作り甲冑は、忠実に中世の甲冑を再現している上、ボール紙を使っているため軽く、子どもから大人まで、誰でも気軽に着装できます。
(注)鎌倉手作り甲冑 とんぼの会協力
資料に紙を当てて墨をつけることで、文字や模様を写し取る「拓本(たくほん)」は、学芸員ならではの技術です。
同イベントでは、拓本を採ることで、細かい模様が浮かび上がる様子が体験できます。
今号に掲載依頼があった催しは、全て掲載されています。