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更新日:2024年3月19日

広報かまくら令和2年度4月1日号2面

1面から続き

鎌倉の「いま」と「これから」

企画計画課…内線2214

人口からみると

少子高齢化の進行を踏まえ、若い世代や、子育て世代を増やす取り組みを進めます。働きやすく、子育てしやすい環境を整えて、人口減少を抑えていきます。

環境からみると

日本初のナショナル・トラスト運動に代表されるように、市民とともに緑の環境づくりを進めてきました。また生活環境面では、廃棄物の資源化などを推進してきました。

今後も循環型社会の形成を目指し、「SDGs未来都市」として、市民・企業などと協力して取り組んでいきます。

土地利用からみると

緑地が市域の3分の1を占め、良好な居住環境に寄与していますが、一方で市街地では空き家の増加や工場の市外移転などにより、活力低下などの課題が生じています。

歴史的・文化的遺産や自然との調和に配慮しつつ、鎌倉駅周辺・大船駅周辺・新しいまちづくりが進む深沢地域を3つの拠点として市域全体の魅力を高めていきます。また頻発する自然災害などへの対策強化にも取り組みます。

課題は「みんなで」何とかしよう(=市民が主役)、そして「持続可能な」鎌倉をつくろう!

主役は市民…市民自治

「市民のための自治」を進めるため、地域コミュニティーを活性化させ、誰もが活動に参加しやすい環境を整備していきます。

市民や企業、行政など皆で考え、さまざまな方法を組み合わせて、働き方や、防災、福祉、インフラの維持管理などの課題を解決し、そこから新しい価値を生む鎌倉をつくっていきましょう。


第4期基本計画の策定に向け、4回の「市民対話」(その後も継続)を開催し、市民・企業・行政の共創関係の構築に取り組みました。

今泉台を中心に活動している「鎌倉リビングラボ」は、住民・企業・大学・行政が連携・共創し、暮らしを豊かにするモノやサービス、まちの仕組みを生み出すことで地域の課題を解決しています。この活動を今後は全市に広げていきます。

日本初の「Fab Lab」(注)として誕生した「ファブラボ鎌倉」と連携し、世界中の人とつながり、情報を共有しながら市民自らテクノロジーによる課題解決に向けた活動を行っています。

(注)Fab Lab」は、デジタル機器の工作ツールを備えた市民のための地域工房の名称

持続可能な都市経営のために

少子高齢化による活力の低下や税収の減少、公共施設の老朽化、気候変動、自然災害の発生など多くの課題を抱えています。

このような状況では、公共施設のあり方や市政運営の仕組みを再編成して経営を合理化する必要があることは言うまでもありませんが、市民・企業などの力やノウハウ、技術・テクノロジーを生かして、住みやすく、新しい価値を生み出していくことが求められます。この両方で、持続可能な都市経営を目指します。

「特別版」(本紙に折り込み)へ続く

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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