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更新日:2024年4月9日

広報かまくら令和2年度4月15日号3面

予算の構成

財政課…内線2252

一般会計 642億870万円(前年度比+4.8%)

福祉、消防、都市整備や教育など、市の行政運営の基本となる会計

歳入 642億870万円

【自主財源】

  • 市税(市民税、固定資産税、都市計画税など)…55.8% 358億2,024万4,000円(前年度比+0.9%)
  • 使用料など(使用料、手数料、寄附金、繰越金など)…5.6% 36億912万9,000円(前年度比+11.2%)
  • 繰入金(基金や他会計からの繰入金)…5.1% 32億9,013万3,000円(前年度比+9.1%)
  • 諸収入(預金利子、貸付金元利収入など)…1.5% 9億5,619万8,000円(前年度比-18.5%)

【依存財源】

  • 国庫支出金(国からの負担金、補助金、委託金)…13.4% 86億3,197万5,000円(前年度比+13.0%)
    子どものための教育・保育給付費負担金の増、子育てのための施設等利用給付交付金の増など
  • 県支出金(県からの負担金、補助金、委託金)…6.4% 41億633万4,000円(前年度比+16.4%)
    子どものための教育・保育給付費負担金の増、子育てのための施設等利用給付交付金の増など
  • 地方消費税交付金…5.6% 35億9,530万円(前年度比+21.7%)
  • 市債(市の借入金)…4.7% 30億1,100万円(前年度比+20.5%)
    小・中学校トイレ改修などに係る市債の増。令和2年度に返済する元金の償還額は36億77万4,000円のため、一般会計の市債残高は347億374万3,000円となり、前年度末より約5億8,977万円減少する見込み
  • 地方譲与税など(地方譲与税、地方特例交付金など)…1.9% 11億8,838万7,000円(前年度比-29.2%)

自主財源の比率が高いほど、自主的で安定的な行政運営ができます

歳出 642億870万円

  • 民生費(福祉、医療、子育て環境の整備など)…41.1% 263億7,311万2,000円(前年度比+6.2%)
    保育所や認定こども園などへの給付、保育施設整備などに使用
  • 総務費(税務、情報処理、防災、市役所の運営など)…12.7% 81億4,745万9,000円(前年度比-0.1%)
    国勢調査事業、深沢行政センター改修修繕事業などに使用
  • 土木費(道路・河川・公園の整備など)…12.2% 78億5,637万9,000円(前年度比+4.1%)
    公園・緑地用地の取得や、道路改良整備工事などに使用
  • 教育費(学校教育や生涯学習など)…11.9% 76億1,801万4,000円(前年度比+15.8%)
    小・中学校トイレ改修や就園支援などに使用
  • 衛生費(市民の健康管理やごみ処理など)…9.2% 58億9,479万4,000円(前年度比+3.0%)
    ごみ減量・資源化の充実・拡大などに使用
  • 公債費(国や金融機関などからの借入金の返済)…6.0% 38億3,588万5,000円(前年度比-3.0%)
    借入金の元金償還や利子に使用
  • 消防費(消火、火災予防、救急活動など)…4.6% 29億8,491万4,000円(前年度比+7.0%)
    高機能消防指令センター改修事業などに使用
  • 議会費など(議会費、農林水産業費、商工費など)…2.3% 14億9,814万3,000円(前年度比-9.3%)

特別会計 508億7,442万7,000円(前年度比-0.9%)

下水道や国民健康保険など、一般会計とは別に設置する特定の事業に関する会計

  • 大船駅東口市街地再開発事業…1,870万円(前年度比-11.0%)
  • 国民健康保険事業…166億6,900万円(前年度比-4.6%)
  • 公共用地先行取得事業…5億4,320万円(前年度比-0.5%)
  • 介護保険事業…168億8,070万円(前年度比-0.3%)
  • 後期高齢者医療事業…59億9,800万円(前年度比+9.2%)
  • 下水道事業(公営企業会計)…107億6,482万7,000(前年度比-1.1%)

MEMO:「一般会計」と「特別会計」って?

一般会計は市税などをもとに市の行政運営の基本的な事業を行うために設けられています。特別会計は、特定の収入(国民健康保険料など)によって特定の事業を行うために設けられています。分かりやすくお財布を分けて管理しています。

MEMO:市債ってどうして必要なの?

学校や福祉施設など多くの市民が長期間にわたって利用する公共施設は、建設に多額の費用が必要です。借入金である市債を発行することで、毎年の負担を平均化し、現在と将来の市民の負担を公平にすることができます。

家計簿に例えてみると?

一般会計(上の円グラフ)を、市民1人当たりに換算し、家計簿の収入と支出に置き換えてみました。

市の予算を市民1人当たりに換算すると37万3,152円。この内訳は?

(3月1日現在の人口で換算)

【収入(歳入)】

  • 給料(市税)208,219円(55.8%)前年度差額-8,209円(令和2年度予算:358億2,024万4,000円)
  • 諸手当(地方譲与税・国県支出金など)101,870円(27.3%)前年度差額+5,597円(令和2年度予算:175億2,199万6,000円)
  • 銀行からの借入(市債)17,538円(4.7%)前年度差額+2,239円(令和2年度予算:30億1,100万円)
  • 貯金の取り崩し(繰入金)19,031円(5.1%)前年度差額+747円(令和2年度予算:32億9,013万3,000円)
  • パート収入ほか(使用料・諸収入など)26,494円(7.1%)前年度差額-373円(令和2年度予算:45億6,532万7,000円)

合計373,152円(100.0%)(令和2年度予算:642億870万円)

【支出(歳出)】

  • 食費(人件費)…79,855円(21.4%)前年度差額-2,238円(令和2年度予算:137億6,027万8,000円)
  • 医療費(生活保護などの扶助費)…84,332円(22.6%)前年度差額+2,239円(令和2年度予算:145億1,520万円)
  • 光熱水費や日用品など(物件費、補助費、出資・貸付金、予備費)…89,557円(24.0%)前年度差額-1,865円(令和2年度予算:153億9,869万7,000円)
  • ローン返済(公債費)…22,389円(6.0%)前年度差額-1,866円(令和2年度予算:38億3,588万5,000円)
  • 家の増改築・修理や家財購入など(普通建設費・維持補修費)…35,449円(9.5%)前年度差額+4,851円(令和2年度予算:61億2,721万9,000円)
  • 子どもへの仕送り(特別会計への繰出金)…57,092円(15.3%)前年度差額-747円(令和2年度予算:98億30万6,000円)
  • 貯金(積立金)…4,478円(1.2%)前年度差額-373円(令和2年度予算:7億7,111万5,000円)

合計373,152円(100.0%)(令和2年度予算:642億870万円)

(注)端数調整をしています

マイナンバーカードがあればコンビニで証明書〈住民票の写しなど〉が取得できます

市民課 電話61-3902

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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