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更新日:2022年9月20日

広報かまくら令和2年度10月1日号2面

緑の基本計画

―着実な歩みと大きな成果、そして後世へ

都市緑地法に基づいて策定した「緑の基本計画」に沿って、緑豊かな都市環境の形成と安全で快適な市民生活の確保に取り組み、緑地の保全・緑化の推進に努めています。

みどり課 電話61-3486

緑の基本計画

基本計画は、行政資料コーナー(本庁舎3階)・図書館にもあります

計画を進めていくための4つの施策

(1)保全すべき緑地の確保

緑地を守るために、法律や条例に基づいた制度を活用します。

(2)都市公園などの整備

都市公園などを整備し、活用していきます。

(3)緑化の推進

緑豊かなまち並みを創出するため、市街地における民有地や公共施設の緑化を進めます。

(4)連携の推進

市民や緑化推進団体などと連携し、緑のネットワーク形成に取り組みます。

計画を見直します

今回の見直しでは、近年の自然災害の激甚化に伴う倒木被害の多発など、市民の安全な生活が脅かされてきている状況から、次の6つの基本方針を軸に、緑の質が向上し、安全・安心なものとなる道筋を提示することを主眼としています。

鎌倉市緑の基本計画見直しの基本方針(PDF)

6つの基本方針

  1. 安全・安心な暮らしのための緑の維持管理手法の提示
  2. 基本理念・将来都市像の継承
  3. 緑を取り巻く状況の変化に対する視点からの検証
  4. グリーンインフラ(注1)の視点からの検証
  5. SDGs(注2)の視点からの検証
  6. 実現性の向上

注1…自然環境(緑・水・土・生物など)が有する多様な機能を、あらゆる課題解決に活用しようとする考え方

注2…2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」

鎌倉の緑を後世へ!ご意見をお寄せください

計画の見直しに当たり、皆さんのご意見・ご提案を募集します。意見書(書式自由)に、住所・氏名・電話番号を書いて、郵送・ファクス・Eメールで、10月14日(消印有効)までに、みどり課(〒248-8686<住所記載不要>、FAX23-8700、Eメール:midori@city.kamakura.kanagawa.jp)へ。

これまでの主な活動と実績

緑地の維持・保全活動

(新型コロナウイルスの影響で、現在一部の活動を休止しています)

公園・緑地などの保全や管理活動などを行う「緑のレンジャー(シニア)」の講座の開催や、小学4・5年生を対象にした「緑のレンジャー(ジュニア)」の育成を進め、多世代に緑の大切さを伝えています。

緑地の買い入れ・公園の整備

基金を活用した緑地の買い入れや、公園の整備などを行っています。

まち並みの緑化

個人の建物敷地や駐車場の接道部の緑化を推進し、市街地の中の緑の連続性を高め、景観に統一性や個性を生み出しています。

緑の知識の普及

(新型コロナウイルスの影響で、現在一部の活動を休止しています)

「緑の学校」や「緑化まつり」などのイベントを通じて自然に親しむ機会をつくるほか、緑の働きなどの知識の普及を行っています。

内閣総理大臣賞などを受賞

対外的にも評価されています!

国内先駆けの保全活動

緑の都市賞・内閣総理大臣賞受賞(平成29年)

法に基づく緑地保全制度の活用や、市民・企業と連携した啓発活動など、充実した施策を展開していることが評価される。

緑の基本計画・最優良事例に選定(平成25年) ほか

みんなで守る鎌倉の緑

緑を愛する皆さんに支えられています!

緑地保全基金にご協力を

緑地の確保や公園の整備などには、緑地保全基金を活用しています。基金の原資は市の予算による積み立てのほか、市民の皆さん・トラスト運動に関わる皆さん・各種団体などからの寄附金で賄われています。

これまでの寄附金合計

約1億8,200万円(令和2年3月現在)

基金により取得した緑地

鎌倉広町緑地、山崎・台峯緑地、常盤山特別緑地保全地区など121.57ha(令和2年3月現在)

寄附金は、市役所ロビー・支所にある募金箱のほか、ふるさと寄附金としてもお受けしています。納付書払いを希望する人は、みどり課へご連絡を。

緑地保全基金

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鎌倉市ホームページについて

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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