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更新日:2022年10月17日

広報かまくら令和2年度11月1日号2面

地域防災に必要な人—消防団はこんな人たち

消防総務課 電話44-0985

Q:どんな人に消防団はおすすめ?

A:地域に貢献したい人…大井勝則さん(建設業)

鎌倉市消防団・団長 団員歴36年

消防団で良かったことは、皆さんから感謝してもらえ、仲間が増えることです。活動を通して得た知識はためになるし、やりがいもあります。昨年の台風15号と19号は大変でした。会議を重ね指揮統括しましたが、各団員には感謝しかありません。さらに経験を重ね、皆さんの安全安心のため、一生懸命頑張ります。

A:地元が好きな人…岩沢友香さん(造園業)

本団 団員歴4年

3.11の後、石巻で災害ボランティアに参加し、「人ごとではない」と入団を決意しました。女性団員は出初式(でぞめしき)のナレーションなどの広報活動が多いですが、自ら希望して月1回、ポンプの点検や放水訓練に参加するようになりました。少人数出動時でも力になれるように、活動内容をたくさん覚えていきたいです。

A:誰でも大丈夫です!…福田秀太郎さん(農業)

第12分団 分団長 団員歴17年

入団の動機は、「地元愛」です。分団長として、団員の安全面に気を配っています。昨年の台風では管轄エリアで大きな被害はありませんでしたが、長時間の警戒、見回り、関谷川の水位確認などが体力的に大変でした。現在、消火訓練などを行っていますが、今後は、震災に備えた訓練も実施したいです。

A:走れる人!(笑)…高島友和さん(団体職員)

第4分団 団員歴11年

友達に誘われて入団しました。楽しいです!所属団は「やるときはしっかり、そうでないときは力を抜く」という雰囲気があります。台風のときは器具置場で待機し、通過後は倒木を除去します。山ノ内の分団なので、大みそかは円覚寺・浄智寺・東慶寺で除夜の鐘の警備もします。

A:もっと女性が増えるといいな!…北山麻里さん(パート)

本団 団員歴半年

夫婦共に大阪出身で地域とのつながりが弱かったので、住民の方の安全を守るため、体力のあるうちに自分から地域とつながろうと思い入団しました。コロナの影響で消防団の活動も少なかったので、今後は団員の皆さんに教えてもらい、できることを増やしていきたいです。

A:少しでも興味がある人…古田島(こたじま)久士さん(会社員)

第28分団 団員歴5年

先輩に誘われて入団しました。都内で働いているので訓練に出られないことも多く申し訳ないですが、他の団員に理解してもらえています。最近は仕事がリモートになり、訓練も参加しやすくなりました。出動は年に2~4回で仕事と両立できています。今後も地域に貢献します。

火災が起きると〈具体的な活動〉

市内で火災が起きると、指令情報課から消防団にメールが送信されます。該当地域の消防団は、準備が整い次第、現場へ向かいます。火災現場では、隣家に延焼しないように放水や交通整理などをして消防隊が円滑に活動できるようにし、鎮火後は現場で監視などを行います。

火災発生

  • 119番通報…指令情報課に入電
  • <消防署>→出動命令 →消防職員は消防車などで火災現場へ
  • <消防団>→管轄分団にメールで火災の情報が送信される→まずは器具置場へ。団員が集まり次第、消防車で火災現場へ

火災現場

  • <消防職員>…人命救助、消火活動など
  • <消防団員>…消火活動を含め、周囲の交通整理、鎮火後の現場監視など

消防団員を募集しています

消防総務課 電話44-0985

あなたも消防団に参加して「頼られる人」になりませんか?体験もできます。気軽にお問い合せを。

<入団資格>

市内在住の18歳以上45歳未満で、心身が健康な男女。

消防団

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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