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更新日:2024年10月17日
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市は、開かれた市政を実現するため、保有している行政情報を市民の求めに応じて公開しています。昨年度は、342件の公開請求がありました。
情報公開請求の処理件数(件)
請求の主なものは、申請書や許可書などでした。市が出資している法人などに関する情報公開や、市が設置した公共施設の指定管理者に関する情報公開の申し出は、ありませんでした。
また、「鎌倉市長の資産等の公開に関する条例」に基づいて市長の資産等報告書などの文書も公開していますが、申し出はありませんでした。
市は、保有する個人情報を適正に取り扱うとともに、本人の求めに応じて個人情報の開示などを行います。昨年度は、116件の開示請求があり、2件の訂正請求がありました。
個人情報開示の処理件数(件)
昨年度の運用状況の詳細は、行政資料コーナー(本庁舎3階)、図書館のほか、市ホームページでもご覧になれます。
情報公開・個人情報開示の利用には、閲覧(無料)と、写しの交付(有料)があります。行政資料コーナーか市ホームページから入手できる請求書で、郵送か直接、同コーナーへ。
個人情報開示の場合は、請求時に請求者本人を確認できる書類(免許証など、官公庁発行のもの1点。写真が貼付されていなければ2点)が必要です。
なお情報公開については、電子申請もできます。市ホームページの電子申請・届け出画面から、手続きを。
【問い合わせ】行政資料コーナー(内線2217)
令和3年の「成人のつどい」は、感染症対策のため、対象者を卒業中学校ごとに分け、午前・午後の2部制での分散開催とし、オンライン配信も行います。
1月11日(月曜日・成人の日)…鎌倉芸術館 大ホール
平成12年4月2日~13年4月1日生まれの人。
(注)今年10月1日現在、本市に住民登録をしている人には、11月初旬に案内状を送付します
対象=第一・第二・御成・腰越・手広中学校、鎌倉学園・鎌倉女学院・横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校
対象=深沢・大船・玉縄・岩瀬中学校、鎌倉養護学校、鎌倉女子大学中等部、清泉女学院・栄光学園・北鎌倉女子学園中学校
(注)卒業中学校が市外で市内在住の人は、居住地の通学中学区域の部へご参加を
(注)市外に住み、つどいへ参加を希望する人は、12月11日までに青少年課へご連絡を。案内状をお送りします
第1部の開始時間から1週間程度。詳細は後日、市ホームページでお知らせします。
【問い合わせ】青少年課 電話61-3886、Eメール:k-ssn@city.kamakura.kanagawa.jp
旧岩瀬子ども会館の建物を、来年4月からシルバー人材センターの事務所として利用するため、12月から工事を開始します。これに伴い、いわせ青少年広場は11月30日をもって閉鎖します。
【問い合わせ】青少年課 電話61-3886
対象は中学生以上の人。AEDを使った成人の心肺蘇生法、止血法など。先着16人。
(注)感染症対策のため、定員は通常の半数とし、ウェブと組み合わせた講習となります
12月13日(日曜日)…鎌倉消防署 午前9時30分~11時30分
【申し込み】11月1日以降に鎌倉消防署(電話24-0119)へ
市内の緑地所有者からの相談を受け付けます。必要に応じて専門の技術者が現地を調査し、助言します。緑地の適切な維持管理は、自然災害に対する安全性向上にもつながります。
【問い合わせ】みどり課 電話61-3486
落ち葉などの野焼き(たき火など、屋外での焼却)から発生する煙や臭いに対し、毎年多くの相談が市に寄せられています。近隣の迷惑にならないよう、落ち葉などの処分は、市の資源回収をご利用ください。
【問い合わせ】環境保全課 電話61-3420
令和3・4年度分の登録を受け付けます。納入希望者は、事前に「鎌倉市中学校給食用物資納入業者」の登録が必要です。
(注)物資の受注が必ずあるとは限りません
対象物資…生鮮食材全般・穀類・乾物類・缶詰類など(調味料・油脂類を除く)
【申し込み】学務課か市ホームページにある登録申請書などの必要書類を、11月4日~25日(必着)に、郵送か直接、同課(〒248―0012御成町12の18 鎌倉水道営業所庁舎2階、電話61-3804)へ
【申し込み】生活福祉課か市ホームページにある申込書を、11月13日(必着)までに郵送か直接、同課(本庁舎1階、〒248―8686〈住所記載不要〉、内線2365)へ。応募書類は返却しません
ごみ減量対策課 電話61-3396
プラスチック製品は、暮らしの中で便利に活用されています。しかし適正に処理されなかったプラスチックはごみとなり、世界全体で毎年約800万トンが海洋に流出していると推計されています。このままでは2050年までに魚の重量を上回るプラスチックが海洋環境に流出すると予測されており、地球規模での環境汚染が懸念されています。
7月、ワンウェイプラスチック削減の取り組みの一つ、レジ袋の有料化が始まりました。市ではマイバッグを推奨するほか、使い捨てプラスチック製容器の排出抑制のため、市役所の自動販売機でペットボトル商品をやめ、マイボトル普及促進のためにウォータースタンド社と協定を結ぶなど、取り組みを進めています。
皆さんも、ストローやカップ、レジ袋など、ワンウェイプラスチックの使用削減に取り組みましょう。
(注)市では、家庭から分別して排出されたプラスチックは資源化しています
紹介の太刀三口(たちさんふり)は、戦国時代の後北条氏第二代当主北条氏綱(うじつな)によって奉納されたものです。銘(めい)は三口とも表に「奉納八幡宮御宝殿北條左京大夫(たいふ)平氏綱(たいらのうじつな)」、裏に「天文七戊戌年八月二日所願成就皆令(かいりょう)満足」とあり、裏に続けてそれぞれ「相州住(そうしゅうじゅう)綱広作」「綱家作」「康国作」と刻まれています。
北条氏綱は、長享元年(1487)伊勢宗瑞(いせそうずい)(北条早雲(そううん))の嫡男として生まれ、永正十五年(1518)に家督を継ぎました。大永六年(1526)安房の里見実堯(さとみさねたか)が鎌倉に攻め込むと、戦火により鶴岡八幡宮の建物や宝物の多くが焼亡しました。氏綱は、荒廃した同宮の修復を天文元年~同九年(1532~40)にわたって行い、修復の最中である同七年にこれらの太刀の奉納を行っています。「所願成就皆令満足」とあり、天文六年(1537)に行われた上杉朝定(うえすぎともさだ)との合戦での勝利を祝って奉納されたと言われます。
作者の綱広・綱家・康国はいずれも相模国(さがみのくに)の刀工です。綱広はこの太刀を作るように命じられ、綱家と康国を推薦し、三口の太刀を奉納したとされています。綱広は元の名を広正といい、本品制作の恩賞として氏綱から綱の字を拝受したため、以降は綱広と称したとされています。しかし、それ以前の天文二年(1533)の銘がある綱広の刀も確認されており、実際は本品奉納以前に綱広を名乗っていた可能性もあります。
三口とも黒地金蒔絵桐鳳凰模様(くろじきんまきえきりほうおうもよう)の拵(こしらえ)が当時のまま残っており、奉納の年紀が明確に分かっていることから、室町時代に制作された太刀の様式を知る上で貴重なものです。(重要文化財 綱広=刃長99.3センチ 綱家=刃長89.3センチ康国=刃長102.5センチ 鶴岡八幡宮蔵)
【鎌倉歴史文化交流館】
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