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更新日:2025年1月7日
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鎌倉歴史文化交流館 電話73-8501
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令和4年放送予定のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公である北条義時(ほうじょうよしとき)は、武家政権確立の道筋を開いた重要人物であり、「武家の古都・鎌倉」の実質的な創始者です。
本展示では、北条氏の家紋である三鱗(みつうろこ)の文様が施された出土品や史跡北条義時法華堂跡(ほっけどうあと)出土の瓦など北条氏に関わる出土品を紹介しています。
本展示は通史展示室一角のコーナー展示となります。開催中の企画展「掘り出された鎌倉の名品ーMaster Piece Collection 2020」(11月28日まで)も併せてご鑑賞ください。
北条義時(1163~1224)は伊豆国(現在の静岡県)の武士です。源頼朝の挙兵に協力し、18歳の時に鎌倉へ入りました。平家追討の際にも活躍し、頼朝が亡くなると、新しい「鎌倉殿」となった源頼家を支える13人に選ばれています。息子の泰時は御成敗式目(日本最初の武家法)を制定した人物として有名です。
北条義時法華堂は、鶴岡八幡宮の東側にある源頼朝の法華堂の東隣に建てられました。残念ながら、法華堂は鎌倉時代末に焼けてしまい、現在は残っていません。しかし、発掘調査の結果、礎石建物跡が見つかり、これが義時法華堂であったと考えられています。
長谷1-3-6
11月1日(日曜日)~3日(火曜日・祝日)、11月の土・日曜日
10時00分~15時45分(事前予約による1時間ごとの入れ替え制)
定員:各回先着8人
作家・吉屋信子が晩年を過ごした住居。生前のままの書斎やゆかりの品々がご覧いただけます。登録有形文化財。
【申し込み】電話で鎌倉生涯学習センター(電話25-2030=平日9時00分~17時00分)へ
(注)申し込み時に来館予定者全員の氏名・住所を伺います
鏑木清方記念美術館 電話23-6405
江戸末期から明治にかけて活躍した名落語家・三遊亭圓朝(えんちょう)は、清方にとって、父の友人であり、挿絵画家の道を後押ししてくれた恩人でした。
幼い頃から圓朝を慕っていた清方は、日本画家となってからも圓朝への尊敬と感謝の念を持ち続け、昭和5年にその気持ちを「三遊亭圓朝像」(重要文化財)へと昇華させました。
圓朝没後120年に当たる今年、本展では「三遊亭圓朝像」の下絵をはじめ、圓朝の取材旅行に随行した時につづった旅日記や圓朝が蒐集(しゅうしゅう)した幽霊画、圓朝落語に関連した錦絵など、多彩な作品と資料で清方と圓朝との関わりを紹介しています。