ホーム > 市政情報 > 広報 > 広報かまくら > 広報かまくらバックナンバー > 広報かまくらバックナンバー・令和3年度(2021年度) > 広報かまくら令和3年度12月1日号(No.1386) > 広報かまくら令和3年度12月1日号1面
ページ番号:31853
更新日:2023年12月12日
ここから本文です。
秘書課…内線2210
市は11月3日に、東京2020パラリンピックの卓球女子シングルスで銅メダルに輝いた伊藤槙紀さん(市内在住)に市民栄誉賞を授与しました。この賞は、特に優れた活躍で広く市民に希望や活力を与えた人に贈られ、伊藤選手で4人目の表彰となります。
1984年9月8日生まれ、鎌倉市出身。CTCひなり株式会社所属。中学で卓球を始め、女子クラス11の第一人者として国内外で活躍。2016年リオデジャネイロパラリンピック出場、2019年パラ卓球・アジア選手権個人戦準優勝、2020年パラ卓球・スペインオープン団体戦準優勝ほか。11月1日現在、世界ランキング10位。
このたびは市民栄誉賞という大きな賞をいただき、ありがとうございます。私は東京2020パラリンピック競技大会・卓球クラス11女子シングルスで、銅メダルをいただきました。前回のリオ大会ではメダルに届かなかったのですが、今回東京大会という特別な舞台でメダルを取るという目標が達成できて、うれしさと感謝の気持ちでいっぱいです。
私は深沢中学校で卓球部に入り、卓球と出合いました。それ以来、いろいろな年代の人たちとボールを打ち合うことによって、卓球は私にとって一番の「居場所」となりました。今も仲間たちと練習に励みながら、卓球を楽しんでいます。
普段の試合のときはあまり緊張しませんが、東京大会では会場の雰囲気や照明が今までと違っていて、とても緊張しました。準決勝では力を出し切れずに悔しい結果となりましたが、この気持ちを忘れずに次のパリ大会を目指したいと思います。また、今回の大会をきっかけに、パラ卓球の面白さや奥深さを皆さんに知っていただけたらうれしいです。
今後とも、応援をよろしくお願いいたします。
鎌倉市は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを推進しています。