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更新日:2024年3月4日
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市街地整備課…内線2687
これまでに行われた市民対話や鎌倉市本庁舎等整備委員会の議論などで得られた意見を踏まえ、基本計画・構想を検討しています。
市では、誰もが利用しやすく、機能的な行政サービスの提供を目指して、取り組みを進めています。
湘南モノレール「湘南深沢駅」徒歩2分
ユニバーサルデザインやバリアフリーに配慮した、誰もが使いやすい空間づくりを計画しています。市民協働スペース(気軽に利用できる交流スペースや会議スペース)を拡充し、交流とつながりが生まれる場所として、新たに整備する予定です。
(注)整備の内容については検討中です
深沢地域は、「面積が十分に確保できる市有地である」「他の行政地域(鎌倉・大船・腰越・玉縄)の全てに接している」「人口重心(注)が位置している」ことから、より多くの市民にサービスを提供することに適した場所であるとして、本庁舎の移転先としました。
(注)人口重心とは、人口の一人一人が同じ重さを持つと仮定して、その地域内の人口が全体として平衡を保つことのできる点をいいます
JR・江ノ電「鎌倉駅」徒歩5分
利用の多い行政サービスの機能を残しながら、鎌倉駅周辺の中央図書館や生涯学習センターの一部機能を集約するなどし、民間の機能を加えながら整備する予定です。人と人とが集う新たな交流の拠点として、生まれ変わることを検討しています。
(注)整備の内容については検討中です
さまざまな地域・年齢の市民の皆さんに参加していただき、ワークショップを通して、対話を行いました。
(くわしくは広報かまくらPDF版をご覧いただくかお問い合わせください)
(2021年3~10月に5回実施)
新しい庁舎と市庁舎現在地のあり方を考え、想いを伝える媒体としてポスターを制作しました。
新しい庁舎づくりなどについて、「もっと詳しく知りたい」「直接話を聞きたい」という場合には、職員が説明に伺います。
日時や場所など詳細は、ご相談ください。
市民の皆さんからよくお問い合わせいただく質問をピックアップしました。
現在の市役所は、昭和44年に整備された建物で老朽化が進んでおり、特に震度6〜7程度の地震により庁舎が使用できなくなる恐れがあるなど、災害への対応が大きな課題となっています。また、ユニバーサルデザインやバリアフリーへの対応が不足しており、誰もが利用しやすい建物とは言えません。
このような課題を解決するために、新しく整備する必要があるとの結論に至りました。
新しい庁舎を建てる際に造成などを行い、建物への浸水がないよう整備することを計画しています。また、電源設備を上層階へ設置するなど、万が一の浸水に対しても業務の継続が図れるよう、検討を進めています。
2028年度の開庁を予定しています。
現段階では、約170億円と試算しています(消防本部・消防署の費用は別)。計画の進捗(しんちょく)に合わせて精査するとともに、引き続き、国庫補助金の活用や市債の発行などによる財政負担軽減も検討していきます。
新しい庁舎づくりなどへの質問に、市ホームページでお答えしています。
災害時、市役所は市民の皆さんを守るため、十分に機能しなければなりません。しかし、現在の市役所は、震度6〜7程度の大地震があった場合、耐震性が足りず業務を継続できなくなる恐れがあります。そのため、2028年度の開庁を目指し、新しい庁舎整備の計画を進めています。
深沢地区には、行政サービスのほか、災害対策本部や消防本部などの機能を集約し、市内全体の防災力を向上させる予定です。また市庁舎現在地には、市民の皆さんに身近な行政サービスを残しながら、再整備を検討しています。
コロナ禍でキャッシュレスなどさまざまな分野で電子化が進んでいますが、行政サービスも同様に、新たな生活様式に合わせた市役所のあり方を考えることが必要だと考えています。
これからも皆さんと一緒に、この計画を推進してまいります。
鎌倉市長 松尾 崇