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更新日:2024年5月7日
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鎌倉生涯学習センター 電話25-2030
学習センター(鎌倉・腰越・深沢・大船・玉縄・玉縄分室)は、「生涯学習」を目的に活動する登録団体(市内在住・在勤・通学の人を含む5人以上)がご利用いただける施設です。
10月1日から、開館時間・利用区分・利用料金を次のとおり変更します。併せて、学習センターの管理運営を市から指定管理者に移行します。
9時00分~21時00分
事前申請で、22時00分まで延長利用可(別途、延長利用料が必要)
延長利用…21時00分~22時00分
(注)2区分(例えば(1)と(2))まで連続して抽選申し込みができます
延長利用…21時00分~22時00分
全日(9時00分~21時00分)利用できます。
「公の施設の使用料等の算定基準」に基づき改定します。詳細は、市ホームページか館内掲示などでご確認を
指定管理者制度を導入するに当たり、申し込み団体によるプレゼンテーション・ヒアリングを公開します。ただし、指定管理者選定委員会による採点・審議の公開はありません。
傍聴を希望する人は、当日直接会場へお越しください。なお、プレゼンテーションに参加する団体は、傍聴できません。
(注)利用団体などとの懇談会の実施や開館時間を通した職員の配置など、利用者などからの要望をできる限り仕様書に反映させています
社会教育に関する協議や報告を行います。先着3人。
【申し込み】5月16日(月曜日)17時00分までに、鎌倉生涯学習センターへ
「Society5.0」の時代をしなやかに泳ぐ子どもたちを育む
鎌倉市教育委員会
魅力的な人材・団体とのコラボレーションにより、鎌倉の子どもたちにSociety5・0を生き抜く力を育む教育活動を実現するためのプロジェクト─「鎌倉スクールコラボファンド(鎌倉SCF)」。
第2回のコラムでも紹介しましたが、令和3年度は小坂小学校と玉縄中学校の「SDGsをテーマとした課題解決学習」(総合的な学習の時間)に、鎌倉SCFを活用しました。
SDGsといっても、子どもたちの興味や関心は一人一人違います。そのため、担任が全ての探究に個々に伴走することは難しいですが、鎌倉SCFを活用してNPOや大学と連携し、子どもたちが関心のある分野ごとにアドバイザーや伴走者をつけることで、子どもたち自らが設定したさまざまな社会課題の探究にじっくりと取り組むことができました。
3月に行われた小坂小学校の発表会では、自分たちの行ってきた取り組みを「学習」ではなく「活動」と表現し、「ジブンゴト(自分事)」として捉えていたことに驚かされました。例えば、森林保護の活動をしていたチームは、「最初、ブラジル・アマゾン地域の熱帯林保護やNGOへの寄附について考えていたが、本来森林は自分たちの身近にあるもので、地域の森林を大人たちと一緒に守っていくことが一番大切なことだと気付いた」として、社会課題をジブンゴト化し、実際に地域の活動に参加したことなどを発表してくれました。
また、玉縄中学校の発表会では、例えばLGBTQ+(性的マイノリティーの人を表す総称の一つ)について探究した生徒たちは、自分たちの制服に着目し、どんなデザインであれば、誰もが自由に自分自身を表現できるかを考え、紹介してくれました。
今回の活動を通じて、子どもたちは、持続可能な社会の創り手としての第一歩を踏み出すことができたのではないかと思っています。
令和4年度も鎌倉SCFを活用して、子どもも教師もワクワクする教育活動を推進してまいります。
【教育長・岩岡寛人】
支援総額…456万5,000円
ご支援ありがとうございました!(令和3年10月4日~4年3月31日、ガバメントクラウドファンディングで実施)