ここから本文です。

更新日:2022年6月24日

広報かまくら令和4年度6月号2-3面

(くわしくは広報かまくらPDF版をご覧いただくか、お問い合わせください)

まちづくりへの取り組みを進めています。

市街地整備課庁舎整備担当

市では、「市庁舎現在地利活用」の基本構想・「新庁舎等整備」の基本計画の策定を、市民の皆さんの声を大切にしながら進めています。

策定に向けての取り組み・内容をお知らせします。皆さんの声をお聞かせください。

2014年(平成26年)…公共施設再編計画策定

  • 施設のあり方の見直し
  • 市民対話
  • パブリックコメント

2015年(平成27年)…本庁舎機能更新に係る基礎調査

  • 課題整理

2016年(平成28年)…本庁舎整備方針策定

  • 「移転整備」の方針
  • 市民対話
  • パブリックコメント

2017年(平成29年)…公的不動産利活用推進方針策定

  • 移転先を「深沢」に
  • 市民対話
  • パブリックコメント

2018年(平成30年)

  • 市民対話
  • パブリックコメント

2019年(平成31年・令和1年)…本庁舎等整備基本構想

  • 市民対話
  • パブリックコメント

2020年(令和2年)~2029年(令和11年)

事業手法により内容は異なります

市庁舎現在地

  • 基本構想…パブリックコメント
  • 基本計画
  • 事業者募集・選定など…設計、工事・引っ越し
  • 利活用開始

新庁舎

  • 基本計画…パブリックコメント
  • 基本設計
  • 事業者募集・選定
  • 実施設計・工事・引っ越し
  • 開庁

鎌倉(Kamakura)…市庁舎現在地

JR・江ノ電「鎌倉駅」徒歩5分

利用の多い行政サービスの機能を残しながら、鎌倉駅周辺の中央図書館や生涯学習センターの一部機能を集約するほか、民間の機能を加えて整備する予定です。

ワークショップを実施!

2022年2~3月・オンライン

未来の鎌倉を担う若い世代を対象に、市庁舎現在地を「どんな場所にしていきたいか」を考えるワークショップを開催しました。

市庁舎現在地を中心とした「鎌倉駅西口エリアのまち」の歴史を学び、「未来のかまくらのまち」を考えながら、各グループでボードゲームを作成しました!

完成したボードゲームは、市ホームページに掲載しています。サイコロを振って、みんなでゴールを目指してみてね。

(くわしくは広報かまくらPDF版をご覧いただくか、お問い合わせください)

ワークショップ参加者の声

平山さん(大学2年生)

現在地や新庁舎のことは、今まで、どこか他人ごとのように感じていました。ワークショップに参加し、いろいろな人の考えに触れたり、鎌倉のまちを掘り下げて学んだりすることで、“自分ごと”として考える大切さを実感しました。

水本さん(高校1年生)

とにかく歴史と地元・鎌倉が大好きで、これまでも市主催のこども能やワークショップに参加していました。現在地にも新庁舎にも、学生が気軽に集まれる場所、屋内でお弁当が食べられる場所ができるとうれしいですね。

杉山さん(高校2年生)

将来、建築士を目指しています。まちづくりについて学べる今回のワークショップに、運命的なものを感じ、参加しました。景観の良い鎌倉に、新しい技術を生かした、公共施設の手本となるような場所ができるといいなと思います。

市庁舎現在地利活用基本構想(素案)

ワークショップなどの市民対話を踏まえ、市庁舎現在地利活用の基本構想の素案をまとめました。

基本理念

ひらいて むすんで 知恵うむ “ふみくら(文庫)”

知識を万人に“ひらく”
多様な交流を“むすぶ”
まちや社会にいきる知恵を共創する拠点

ふみくら(文庫)とは

「ふみくら」(文庫)は、資料を整理して保管する建物を意味する言葉で、その起源は奈良時代にさかのぼります。

市庁舎現在地利活用のイメージ

(くわしくは広報かまくらPDF版をご覧いただくか、お問い合わせください)

市庁舎現在地を構成するスペース
図書・行政スペース…知識をひらく
  • 図書館と、手続きや相談、防災も支える行政サービスの提供の場
  • 読書だって発表・鑑賞だって
  • 手続きも相談も支える拠点 もちろん防災も
屋内外スペース…憩いをうむ
  • 屋内外でまちとつながる緑と憩いの空間
  • 歴史・文化のイベントから散歩まで
交流スペース…人・物・事をむすぶ
  • 世代・性別を超えた交流で、学び合い、知見を得る学びと交流の場
  • 参加はリアルでもオンラインでも誰でも
民間スペース…活力をうむ
  • 公共と民間の併設で、まちにひらかれたまちと人と情報の結節空間
  • 民間の柔軟性がうむ活力と快適性

(注)基本構想は策定中で、確定ではありません

深沢(Fukasawa)…新庁舎

湘南モノレール「湘南深沢駅」徒歩約2分(予定)

新庁舎の基本計画は、「市民のニーズや社会情勢の変化に応えるコンパクトな本庁舎」と基本理念を定めた基本構想と、本事業を取り巻く環境の変化(新型コロナウイルス感染拡大など)を踏まえ、素案をまとめました。

災害時の拠点となり、ユニバーサルデザインやバリアフリーに配慮した、誰もが使いやすい庁舎を目指します。

新庁舎等整備基本計画(素案)

次の時代を見据えた新庁舎づくりに取り組んでいます。

(くわしくは広報かまくらPDF版をご覧いただくか、お問い合わせください)

1 まもる…様々な災害に対応可能

  • 耐震性能を備える
  • 災害発生時もオンラインでの業務継続が可能に
  • 自衛隊や支援物資などの大規模な受け入れが可能に
  • ライフラインが途絶えても、おおむね3日間は自走可能に

2 やさしい…ユニバーサル

  • 全ての手続き・相談が原則オンライン可能に
  • 対面型の窓口も設置
  • ワンストップサービスの導入

3 つながる…リアルな場をいかす

  • 深沢図書館・学習センターの複合化
  • カフェなどのほか、フリースペースの導入
  • まちづくり情報などを発信

(注)基本計画は策定中で、確定ではありません

フロア構成(モデルプラン)

1階

  • 図書館など
  • 交流・創造
  • 消防

2階

  • ロビー
  • 事務
  • 消防

3階

  • 事務
  • 市長・副市長
  • 防災…市民スペース(気軽に利用できる交流スペースや会議スペース)の充実と、防災機能の強化を実現させることで、日常生活だけでなく災害時の拠点となるよう、新たに整備していきます。
  • 消防

4階

  • 打ち合わせ
  • 事務

5階

  • 会議室
  • 事務

6階

  • 議場など
  • 事務

(注)モデルプランであり、確定したものではありません

みんなの声を生かすために
市庁舎現在地利活用基本構想(素案)・新庁舎等整備基本計画(素案)に関するパブリックコメントを実施します

  • 実施期間…6月11日~7月10日
    (注)前倒しで開始する場合があります
  • 計画など閲覧場所…市街地整備課(本庁舎3階)・市役所ロビー・鎌倉生涯学習センター・支所・図書館のほか、市ホームページでも閲覧可
  • 意見の提出…7月10日(必着)までに、意見提出用紙を閲覧場所にある回収箱、郵送・ファクス・Eメールか直接、同課(Eメールアドレス:chousya-seibi@city.kamakura.kanagawa.jp)へ

【説明会】

パブリックコメントの実施に合わせ、説明会を行います。日時などは、市ホームページをご覧ください。

鎌倉の未来を守り創る
本庁舎等整備事業を進めています

現在、市では、「新庁舎整備」と「市庁舎現在地利活用」という大きな2つの取り組みを進めています。

新庁舎整備は、ワークショップでいただいた意見などを踏まえながら、2019年度に基本理念・基本方針を策定しました。2028年度の開庁を目指し、今年度は基本計画を策定し、基本設計の準備に入ります。

また市庁舎現在地は、市民の皆さんにとっての賑わいや憩いの空間になるよう、活用方法について基本構想を検討している段階です。

行政サービスの機能を維持しながら、市民の皆さんの日常を支える場となるよう、これからも2つの取り組みを推進してまいります。

鎌倉市長 松尾 崇

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

  • PC版を表示
  • スマホ版を表示