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ページ番号:34037
更新日:2024年12月11日
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障害福祉課 電話61-3974
長引く感染症のまん延や社会情勢などから、生活や仕事に不安や悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。市の窓口には、それらに起因して、心身の不調を感じている人やそのご家族から、相談が多く寄せられています。
市では、皆さんの「心のSOS」にさまざまなかたちでサポートをしています。
「私は大丈夫」と頑張り続けている人、「最近どうも調子が良くない」と感じている人も一度立ち止まり、自分の心の声に耳を傾けてみませんか。
単なる不調だと思っていても心がSOSを出しているのかもしれません。そんな時はしっかり休養をとり、周囲の人に相談しましょう。生涯に約15人に1人が、うつ病を経験しているといわれています(注)。
たとえ今は想像できなくても、適切な休養と治療で、多くの場合うつ病は回復するといわれています。
(注)厚生労働省「地域におけるうつ対策検討会報告書」による「うつ病を知っていますか?」より
本人が会社、学校や家庭などのストレスから離れて休養するには、家族や周囲の理解と協力が必要です。できるだけ早くつらい状況から回復するため、環境づくりに協力してください。
また、本人の話にゆっくり耳を傾けてみましょう。同じ話でも何度でも共有する心で、聴きましょう。求められなければアドバイスの必要はありません。
参考文献:英国王立精神科医学会”Mental Health Information for All”(日本語版「こころの健康ガイド」)より「うつ病」
誰にでも言えることですが、強いストレスを受け続けていると、脳が元気ではなくなります。脳に元気がなくなると、気持ちが沈み、不安が強くなったり、動悸(どうき)や頭痛が起きたりします。
そのようなとき、自分に合わせた養生が必要です。家族や友人でもいいですし、身近な人に相談しにくい場合は、医療機関などに相談してみてください。生活面では、規則正しいリズムを取り戻すことが、回復への第一歩です。そして、栄養のバランスが取れた食事をしましょう。
(注)昔から「一に養生、二に治療」といわれます。ここでの「養生」は、適切な休養をとることで自然治癒力を高め、弱った脳の働きを良くすることです
「困っていることをどこに相談できるか」「困っている人が支援を受けられる窓口はどこか」を探すヒントになるように作成したものです。本人だけでなく、ご家族などもご利用ください。
「困りごと」から相談窓口を探してみてください。さまざまな問題がある場合は、複数の課や関係機関と協力してサポートします。相談窓口が分からない場合は「くらしと福祉の相談窓口」(電話61-3864)にご相談を。
ZOOM開催
日中過ごせる居場所がほしいときや将来のことが心配なとき、生活していく力をつけていきたいと思ったときなどは、気軽に次の相談先へご連絡ください。
(鎌倉・逗子・葉山地区)精神障害者家族会
ミーティングで日頃の思いを話し合ったり、精神科医などを招いた学習会で、病気や障害の理解、本人への接し方などを学んでいます。
さまざまな要因で就労に困難を抱える人を対象に、IT業務を中心とした就労機会を提供します。同センターホームページからお問い合わせください。
働きづらさを感じている人、就労や自立に不安のある人などを対象に、月1回、作物を育てる楽しさなどを学んでいきます。申し込みは障害福祉課で受け付けています。
絵画の制作やぬいぐるみの縫製などの活動を行っています。現在、市内に10カ所あります。利用については、各センターへお問い合わせください。
精神障害を含む、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲にそのことを知らせるマークです。障害者手帳を持っていなくても、必要な人は活用することができます。
障害福祉課(本庁舎1階)・支所・鎌倉市社会福祉協議会(福祉センター)・市民サービスコーナー(大船ルミネウィング6階)
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