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更新日:2022年12月26日

広報かまくら令和4年度1月号1面

お互いの違いを楽しみ、自分と向き合える一年に

地域共生課 電話:61-3436

誰もが安心して自分らしく
暮らせる共生社会へ

「素(す)の自分でいい、と思えた」—

市では、鎌倉市共生社会の実現を目指す条例を制定し、誰もが安心して、自分らしく暮らすことのできる社会の実現を目指しています。今、価値観の変化や新たな生活様式、デジタル化の加速などにより、先行きへの不安を感じるという声をいただいています。そこで市は、鎌倉の自然の中でゆったりと語らいながら、他者や自分の抱える思いに耳を傾け、自分を見いだす機会が得られるよう、鎌倉版フォルケホイスコーレ事業である「鎌倉FiKA2022」を実施しています。

フォルケホイスコーレとは?

北欧独自の成人教育機関。スキルを得るために学ぶのではなく、対話などを通じ、ゆっくり時間をかけ、お互いの多様性を認める寛容さ、自分の内側にある幸せや関心を育む場所。

FiKA(フィーカ)とは?

スウェーデン語で、ティータイムの意味。北欧では家族や友人、同僚、仲間と休憩したり、お茶をしたりする時間を大切にする習慣があります。

鎌倉市は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを推進しています。

年頭にあたって

鎌倉市長 松尾 崇

昨年は大河ドラマの放送により、北条義時公の活躍︱特に武家政権の基礎をつくった功績に触れ、鎌倉時代に思いを馳(は)せる一年となった方も多いのではないでしょうか。一方で新型コロナウイルス感染症の流行は終息せず、引き続き、鎌倉市医師会をはじめ医療、介護、福祉関係などエッセンシャルワーカーの皆さまのご尽力を賜りましたこと、また市民や事業者の皆さまの感染拡大防止対策へのご理解とご協力をいただきましたことに、改めて感謝申し上げます。

本市では「生涯にわたって、誰もが安心して、自分らしく暮らせる共生社会」の実現を目指して取り組んでおりますが、今回は、その中の一つである「鎌倉版フォルケホイスコーレ事業」をご紹介いたします。

魅力ある鎌倉を次世代に引き継いでいけるよう全力で取り組んで参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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