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更新日:2023年1月27日

広報かまくら令和4年度2月号1面

くらしを守る 未来をつくる
市役所移転に関する条例の否決を受けて

市街地整備課 庁舎整備担当

令和4年市議会12月定例会にて、鎌倉市役所移転に関する条例()を提案しました。

賛成16人 反対10人で、出席議員の3分の2の同意には足りず、可決に至りませんでした。

建て替えの必要性や移転に至った経緯、意思決定プロセスなどのこれまでの情報発信に対し、この度、「移転に向けた動きが分かりにくい」「市民への情報共有が不足している」などの指摘を受けました。

これらの指摘を真摯(しんし)に受け止め、以下の取り組みを強化します。

スケジュール・費用・体制などの情報が分かりにくい

情報の整理、事業内容の表現を工夫し、分かりやすい情報をつくっていきます

情報共有が足りない

新庁舎・市庁舎現在地、深沢地区のまちづくり、新駅の情報を統合的に整理し、まちづくりの全体像を示していきます

災害時、被害を最小にとどめ、迅速に復旧・復興に努めることは行政に課せられた使命です。

そのための移転整備は、市民の命と暮らしを守るために進めなければならない事業です。

また、市庁舎現在地には、手続きや相談の窓口を残すとともに、図書館や学習センターの機能を複合的に整備し、皆さまに寄り添った、魅力的な場をつくる考えです。

施設に皆さまの意見を、プロセスに皆さまの想いをこれらを大切に、まちづくりに取り組んでいきます


()「鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例」のこと。市役所の位置については、地方自治法第4条第1項により、条例で定めると規定されています。本市では「鎌倉市役所の位置を定める条例」でその位置を制定しており、移転に向けてこの条例を改正するための条例です。改正について、地方自治法に提案時期の定めはなく、再提案の時期は未定です

鎌倉市は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを推進しています。

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