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ページ番号:34492
更新日:2025年3月3日
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中央図書館 電話:25-2611
鎌倉市図書館は開館111年、県内で最も古い歴史を持つ図書館です。
鎌倉の過去・現在・未来をつなぎ、誰もが使いやすく、100年先の未来にも誇れる「100年図書館」を目指しています。
皆さんの「知りたい」に応える「いちばんそばの情報センター」として、本日もご利用をお待ちしています。
(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:4,385KB)をご覧いただくかお問い合わせください)
中央・近代史資料担当 浅見佳子(司書)
市内5つの図書館の要となるのが中央図書館です。ここには近代史資料室があり、錦絵・絵図・古文書・絵葉書など、市ゆかりの文化人などから寄贈された郷土資料や、市民の皆さんから寄せられた明治以降の市内風景写真を数万点所蔵しています。111年の歴史は皆さんとともに創り上げてきたものです。
これらの資料が散逸しないよう記録に残すとともに、幅広い世代・人々に伝えていくため、このたび写真記録集『古都鎌倉へのまなざし』を刊行します。これは市民の皆さんなどからの寄附(クラウドファンディング)で実現しました。ちょっと懐かしい身近なまちの変遷を、ぜひ味わってください。
これらの写真をはじめ、同資料室に収蔵する資料の一部は、図書館ホームページでも閲覧できます。こちらもご利用ください。
中央図書館刊
図書館が所蔵する古写真の中から、3人の写真家(鈴木正一郎さん、皆吉邦雄さん、安田三郎さん)が撮影した昭和30~50年代を中心に、鎌倉の風景約1,000点を地域・テーマ別に紹介。
全国書店などで3月発売・定価3,000円(税込み)・電子書籍製作(いずれも予定)。
明治44年7月、多くの寄附によって鎌倉小学校(現・第一小)の敷地内に創立
震災後は小学校講堂の一角を借りて継続
御成小学校敷地内に新図書館を建設。蔵書約6,000冊
(軍に接収)
市全域サービスへの第一歩
80年 深沢、82年 大船、87年 玉縄、99年 腰越図書館が開館
中央図書館でスタートし、現在に至る
98年 図書館ホームページ開設、04年 インターネット予約開始
6か月育児教室で絵本の配布
市民とともに開催する図書館まつり
基本方針「つながる ひろがる 100年図書館」
中央・資料サービス担当 山本里佳(司書)
皆さんは普段、どのくらい図書館を利用していますか。赤ちゃんと一緒に絵本を楽しむ親子、集中したい学生、たまにはのんびりしたい大人など──多様なニーズの中で、私たちはあらゆる人、ライフステージに寄り添う図書館でありたいと考えています。
その一つとして、誰もが利用しやすい方法で本にアクセスできる「読書バリアフリー」を目指して、来館が難しい人向けの図書宅配サービスや手話のおはなし会などに取り組んでいます。
また、ぜひ皆さんに活用してほしいのが図書館ホームページです。自宅などから本の予約ができるのはもちろんのこと、新着本情報や返却日などがメールで届く機能があるのはご存じでしょうか。ぜひ一度チェックしてみてください。
本を読んだり借りたりするだけが図書館ではありません。昨年は大河ドラマの影響で、鎌倉時代に関するレファレンスが数多くありました。レファレンスとは、図書館の資料を使って皆さんの調べものや情報探しをお手伝いするものです。今後も、皆さんの興味に応えられるサービスや、魅力ある蔵書づくりに努めていきます。
さまざまな世代が出会い、何かが生まれる、みんなの居場所になれる──そんな魅力ある「100年図書館」を目指して、これからも人と本をつなぐお手伝いをしていきます。
政府からのお知らせを取りまとめた点字・大活字広報誌「ふれあいらしんばん」と音声広報CD「明日への声」は中央図書館で利用できます
お困りのときは職員へお声掛けください
ホームページの検索は「鎌倉 図書館」で
図書館カード番号とパスワードを入力してログイン
「利用者のページ」で検索や設定などができます
貸し出し期間を延長できます
キーワード検索などができます
児童書・雑誌などジャンル別に予約や貸し出しの多い本が検索できます
レファレンスを受け付けています
好きな作家や読みたいジャンルを設定して、新着資料案内メールが受け取れます。予約も可
返却期限の3日前にお知らせメールが受け取れます。延長できるかどうかも分かります
休館日…月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日を休館)
開館時間
(注)利用には図書館カードが必要です。市内在住・在勤・在学なら0歳からカードが作れ、本・雑誌・CDなど点数制限なく、2週間借りられます
電話:25-2611
鎌倉時代の中心地だったことから郷土資料の収集に力を入れ、幕末~昭和の資料を収集・研究する「近代史資料室」があります。
電話:33-0711
市内で一番新しい図書館。永年保存の雑誌書庫があるほか、1階奥に親水公園があり、川に降りて遊べることが自慢です。
電話:48-0022
子ども読書活動推進計画の拠点。地下書庫に児童書を収蔵し、学校と連携して、子どもと本をつなぐ支援も行っています。
電話:45-7710
大船駅や商店街に程近く、貸し出し数が多いです。松竹撮影所にゆかりある、映画や小津安二郎監督などの資料も収集しています。
電話:44-2218
小田原北条氏ゆかりの地として、玉縄城など地域の郷土資料を収集し、展示やイベントを市民とともに開催しています。
各館の企画展示やイベントなどを司書が発信中♪
資料の種類などを指定して検索を
図書館のカウンター・ブックポストのほか、鎌倉駅東口、大船駅西口・東口に設置されている駅ポスト(図書返却ポスト)でも返却できます。
次の予約がなければ、延長できます。「駅ポスト」のご利用も。
行方不明になる本があり、困っています。
水ぬれ・切り取り・書き込み・折り曲げ・ペットのかみつきなどに気を付けて扱いましょう。
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