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更新日:2023年10月10日
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政策創造課 政策創造担当
「地球環境をどう守っていくか」「持続可能な社会をどう作っていくか」︱。これらの課題を解決するために、世界は今、モノを作って消費する消費型社会から、モノを捨てずに繰り返し使い続ける「循環型社会」へ転換しつつあります。これに伴い、国や自治体、事業者、個人は、それぞれ何をしていくべきでしょうか。
市は、環境負荷を減らす一環として、資源の無駄や浪費をなくしてごみを発生させない「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現を目指し、3Rを推進しています。
細かいごみの分別に、市民の皆さんにご協力をいただいたおかげで、令和3年度にはごみの排出量の52%を資源化し、その率は4年連続で全国1位となりました(人口10万人以上の自治体のうち)。
「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現に向けた取り組み
市では現在、慶應義塾大学などとともに、「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現に向けた産学官連携プロジェクトを進めています(注)。
これは、資源ごみに付加価値をつけて新たな活用先を連続的に創出する取り組みです。例えば、回収した詰め替えパックからベンチを作るなど、同大学の強みである3DプリンティングやAIなどのテクノロジーを活用しながら、市民が消費者ではなく、「循環者」となる社会経済モデルを確立していきます。
(注)本プロジェクトは、国が推進する「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」によるもの。本市は、慶應義塾大学が掲げる「リスペクトでつながる『共生アップサイクル社会』共創拠点」に幹事自治体として参加し、「ゼロ・ウェイストかまくら」を目指します
このプロジェクトを、市民の皆さんに知っていただくため、シンポジウムを開催します。壊れたモノを自ら直し長く使うための方法などの特別講演も行います。循環者として何をするべきか―。さらなる前進に取り組みませんか。
参加しませんか
ペットボトルをリサイクルして再びペットボトルにするなど、「社会でまわす」。植木剪定(せんてい)材を堆肥化して野菜を育て、その残りをまた土に還すなど、「地球にかえす」。回収したプラスチックなどからモノを作るなど、「未来へのこす」。
このように、私たちが資源を繰り返し循環させる「循環者」として、モノとどう付き合っていくかを考えます。
10月14日(土曜日)13時00分~16時00分
鎌倉女子大学二階堂学舎
(注)駐車場・駐輪場はありません
敬称略
(パネリスト=ゴミフェス532(ゴミニティ)運営・平野リエ、市スマートシティ推進参与・南雲岳彦ほか)
(注)途中入退室可
申し込みは、9月10日までにe-kanagawa電子申請で。
抽選80人。
発達支援室 電話:23-5130
当事者家族で自閉症スペクトラム支援士でもある堀内祐子さんを講師に招き、子どもを理解することの大切さや、そのための具体的な対応法などを、堀内さんご自身のエピソードを織り込みながらお話いただきます。多くの人へのヒント満載の講演会です。
対象は、市内在住・在勤・在学の人。
申し込みは、9月1日の8時30分以降にe-kanagawa電子申請で。先着50人。
発達障害(アスペルガー症候群、ADHD、LD)を持つ4人の子どもたちの母親。自閉症スペクトラム支援士、傾聴心理士、特別支援士としても活躍中。自身の経験を基に全国で講演・研修を行っている。