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更新日:2024年4月26日
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3面から続き
【問い合わせ】財政課
今年度の予算は、令和4年度の「ミライツクル予算」、令和5年度の「ミライへ育む予算」の流れをくみながら、「ミライへはばたく予算」として編成しました。
2~3面で掲げた4つの柱に対して、限られた予算をどのように配分するのかを解説します。
(注)1万円未満は四捨五入(グラフは1,000円未満四捨五入。端数調整しています)
福祉、消防、都市整備や教育など、市の行政運営の基本となる会計です。
今年度は、市営住宅集約化事業、小学校給食室冷暖房設備設置工事、高機能消防指令センター設備更新などの投資的経費の増額などにより、予算規模が約76.9億円増となりました。
自主財源の比率が高いほど、自主的で安定的な行政運営ができます
一般会計とは別に、特定の収入(国民健康保険料や下水道使用料など)によって特定の事業を行うために設けられています。
合計…529億998万円(-0.4%)
市の全ての事業は、本市の将来都市像とそれを実現するための施策の考え方をまとめた総合計画に基づいています。各年度の事業は、総合計画の実施計画(注)を基準に庁内で検討を行い、予算案を市長が作成し、市議会の議決を経て、予算が正式に決定します。
現在、令和8年度からスタートする新たな総合計画の策定を進めています。ワークショップや意見募集の際には、ご意見をお聞かせください(12面参照)。
(注)総合計画の方針を計画的かつ効果的に実施していくための具体的な事業概要を示すもの
地方自治体の財政状況を測る代表的な指標に「財政力指数」があります。この指標が1以上であれば財政に余裕がある自治体と判断され、本市はこの値が1.075(令和3~5年度平均)となっています。
また、財源不足などへの備えである財政調整基金の残高は約88.3億円(5年度末)で、不測の事態に対する備えも十分であると考えています。
しかし、福祉に関する経費が増加傾向にあるほか、今後は老朽化が進む公共施設の再整備や大規模修繕にも予算が必要となります。財政調整基金を有効に活用しながら、今後も慎重な財政運営に努めていきます。
本市のふるさと寄附金の収入額は年々増加傾向ですが、ポータルサイトの利用料や寄附のお礼として差し上げる返礼品代などの必要経費に加え、市民が他の自治体に寄附をしたことによる市税収入の目減りを差し引いて、収支を見極める必要があります。令和4年度の寄附金収入は約24億円で、必要経費などを差し引いても約5,000万円のプラスになり、初めての黒字決算となりました。しかし、5年度は寄附金収入が減少傾向となっています。
今後も寄附者の皆さんに共感していただけるよう、市の取り組みのPRに努めていきます。
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