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更新日:2024年4月25日
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(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:4,299KB)をご覧いただくかお問い合わせください)
市街地整備課
庁舎整備担当
5月25日(土曜日)10時00分~16時00分
(注)雨天時は一部内容のみ実施
昨年に引き続き、市役所で遊びながら学べる1日限りのイベント「ONE DAY PLAYPARK」を開催します。今年のテーマは「わたしのそなえとみんなのそなえ」です。「防災」や「災害時の市役所の役割」について、熊本地震を経験した宇土市長からお話を伺ったり、起震車で地震を体験したり…、「そなえ」を身近に感じる一日を過ごしませんか。
当日は、防災グッズに触れたり使ったりして遊べる広場や庁舎内探検ツアー、キッチンカーなどを予定しています。
令和7年度にかけて「新しい市役所」を具体化する基本設計を進めていきます。その取り組みに当たり、イメージを具体化し、基本設計図を作る事業者となる「人(ひと)・チーム」を選定します。
なお、基本設計の案は、事業者との契約後に皆さんからご意見をいただきながら進めていきます。詳細は順次、本紙や市ホームページなどでお知らせします。
(注)事業者の提案を公開し、皆さんからご意見をいただきながら選定を進める予定です。なお、二次審査では、事業者による公開プレゼンテーションを実施します
「市庁舎現在地利活用 基本構想(令和4年策定)」で掲げた基本理念「ひらいて むすんで 知恵うむ “ふみくら”」を踏まえ、市庁舎移転後、現在市庁舎がある場所の利活用(導入機能、施設規模、事業費、事業手法など)についてまとめています。
なお、施設の供用開始は早くても約10年後を想定しており、その間、社会情勢が変化する可能性があるため、プラン1.0として策定し、今後必要に応じて更新していく予定です。
公共施設を複合化し、民間機能をプラス
行政サービスや情報発信機能、鎌倉駅周辺の公共施設(中央図書館、鎌倉生涯学習センター、市民活動センター)を複合化。これに民間機能を加え、鎌倉の拠点にふさわしい新たな価値を創出していく予定です。また、大規模災害時には施設のスペースを防災活動拠点や災害(避難者)対応に活用するほか、施設内に備蓄倉庫を設けます。
「できない手続き・相談はない」を目指します
現在の市役所1階で対応している主な手続きや相談は、引き続き窓口スペース(対面)や個室ブースで受け付けるほか、手続きスペースの端末でもできるようにしていきます。
3月に『鎌倉の埋蔵文化財27』を刊行しました。この冊子は、市内で行われた発掘調査の概要をカラー写真で紹介しています。今回は、令和4年度に行われた6遺跡を中心に紹介しています。
横浜国立大学教育学部附属鎌倉小・中学校の構内です。13世紀中頃に埋没した南北方向の柱列と5個の大型の柱穴が発見されました。それらの西側には道路跡が見つかっており、大倉幕府の跡と推定されている区画の西側に面して門が造られていたことが確認されました。
窟堂(いわやどう)の南方約100メートル、扇川の右岸に当たります。鎌倉時代~室町時代の半地下式の建物跡などが発見され、銅製の釘隠(くぎかくし)や蒔絵(まきえ)の蓋(ふた)、装束姿で冠を頭の上にのせ、何かに跨(またが)る木製の男性像などが出土しました。これらの建物が銅細工や漆器制作、彫刻などの作業場として利用されていたことが推定されています。
大町四つ角の北約100メートル、通りの東に面した場所です。凝灰岩(ぎょうかいがん)をたたき固めて造られた鎌倉時代の路面や、幅約1メートルの側溝、平安時代の竪穴住居跡などが発見されました。
鶴岡八幡宮の南西約300メートルの場所です。鎌倉時代後半(13世紀後半~14世紀前半)の東西方向の道路と、囲炉裏(いろり)や、土間のように固くなっている跡など、生活の跡が発見されています。
市立御成小学校の東側隣接地です。弥生時代の壺(つぼ)や甕(かめ)、古墳時代のかまどを持つ竪穴住居跡、鎌倉時代後半の倉庫跡とされる半地下式の竪穴建物が発見されています。
11世紀末~12世紀前半頃に中国広東省付近で生産されたもので、鎌倉時代からさかのぼる製品です。
『鎌倉の埋蔵文化財27』は、文化財課(第4分庁舎)や鎌倉歴史文化交流館、鎌倉国宝館で無料配布しているほか、市ホームページでも公開しています。
【文化財課】
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