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更新日:2025年3月27日

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広報かまくら令和7年度4月号3面

(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:4,151KB)をご覧いただくかお問い合わせください)

新しい取り組み、始まっています!

由比ガ浜中央自治会の皆さんにお話を聞きました

─最初に、会長から見た、由比ガ浜中央自治会の印象について教えてください。

杉本会長…役員の改選からまだ1年と短い期間にもかかわらず、昔からの知り合いのような温かい雰囲気で意見も言いやすく、風通しの良い会だと思っています。

─自治会に関わっていて良かったと感じることがあれば教えてください。

杉本会長…さまざまな活動を通じて、鎌倉にはすてきな人がたくさんいること、多くの人に見守られて生活していることを実感できたことです。そして、「ありがとう」という感謝の言葉が何よりうれしく励みになります。

会員Aさん…近隣の人たちと関わることでネットワークができたことが一番ですね。防災関連のイベントで知り合った人と別の場所でつながったり、疑問があれば質問しやすい環境もできました。程よい連携が心地よく感じます。

会員Bさん…自治会を通じて、ちょっとした日常会話や、やり取りが生まれ、生活に彩りが添えられるだけでなく、いざというときに心づよく感じています。

─活動する中で、心掛けていること、大切にしていることはありますか。

杉本会長…地域の暮らしやすさの向上だけではなく、その地域の文化や歴史の継承も担っていると考えていますので、これらを途絶えさせないことも重要だと意識しています。

会員Aさん‥住民同士の隙間を埋めていくような役割を果たしたいと思っています。

会員Bさん…地元に恩返しをしたい気持ちが大きいです。

─杉本さんが会長になってから、LINE回覧板を導入したとお聞きしました。反響はいかがですか。

杉本会長…紙の回覧板を回すのは負担だったという声を耳にしていましたので、「こういうのを待っていた!」と、反応はとても良かったです。ただ、高齢者や単身世帯の見守りという点では、紙の回覧板の必要性も感じていて、別の見守り活動と敬老祝い訪問などでも補っています。

会員Aさん…紙の回覧板だけの場合、回り終わるまでに1週間程度かかっていたのが、LINE回覧板で、一斉に情報を共有できるようになりました。このスピーディーさがありがたいです。

会員Bさん…世帯ではなく個人で登録できるのも便利ですし、内容を繰り返し確認できるところもメリットだと思います。

─他の自治会町内会との連携は考えていますか。

杉本会長…近隣の自治会町内会長とはすでに連絡を密に取り合っており、特に、毎年6月のお祭りは大変盛り上がっています。地域の自治会町内会が助け合うことで先人の経験を知ることもでき、とても助かっています。

─同じ地域にある、鎌倉由比ガ浜中央商業協同組合が第13回かながわ商店街大賞(注1)を受賞しました。商店街との連携はいかがですか。

会員Cさん…受賞をきっかけに商店街に良い変化が起きているように感じています。今後、商店街とも連携して、地域をさらに盛り上げていきたいですね。

─今後、どんな活動をしていきたいですか。

杉本会長…ここに「住んで良かった」、「お店を出して良かった」と思える地域を目指しています。そのためには近隣の自治会町内会とだけでなく、商店街や地域の関係団体の皆さんとも連携しながら、人と人とのつながりを大切にし、困ったときには気軽に相談し合えるような関係づくりをしていきたいですね。住民あっての自治会です。地域に暮らす一人一人が認め合い、つながることでより暮らしやすいまちになると考えています。


(注1)県と「かながわ商店街大賞実行委員会」により、県内の商店街の優れた取り組みを表彰するもの

自治会町内会の皆さんへの取材を通じて

ご紹介しきれなかった自治会町内会の取り組みもたくさんあり、皆さんの鎌倉に対する想いの強さを実感しています。誰もが持ちつ持たれつだからこそ、地域はより良くなっていくと改めて感じた取材となりました。

自治会町内会は、あなたの暮らしを心地よくし、また、いざというときの心づよい味方にもなります。

まずはちょっとした活動から、緩やかに地域とつながってみませんか?

  • 地域のつながり課は運営のご相談など、自治会町内会の活動を全力でサポートします!

お住まいの地域の自治会町内会が分からない、住んでいるマンションに自治会町内会がない場合は、地域のつながり課(第3分庁舎)まで問い合わせを。

活動支援のハンドブックも、ぜひお役立てください。

自治会町内会のアレコレを紹介!

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