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更新日:2025年8月26日

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広報かまくら令和7年度9月号6面

(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:5,145KB)をご覧いただくかお問い合わせください)

地震・津波に備える

  • 避難行動
  • 備蓄品・情報収集
  • 医療体制

総合防災課 防災担当

7月30日、津波警報の発表を受け、市は災害対策本部を設置し、自主避難所を開設しました。また、公共交通機関の運行停止により、帰宅困難者用の一時滞在施設を開設したほか、本庁舎と湘南深沢駅(湘南モノレール)の間で、約1,500人の帰宅困難者を輸送しました。

地震や津波などの災害は、いつ起こるか予測できません。いざというときどのように行動すべきか、いま一度、考えてみませんか。

避難行動
まずは自分たちの避難行動を確認しましょう

地震や津波は突然起こります。平常時に、まずは自宅や職場、よく行く場所が津波浸水想定区域内かどうかを確認しましょう。確認ができたら、「わが家の避難行動(マイ・タイムライン)」について話し合い、共有しましょう。

平常時に確認しておくこと

1.ハザードマップを確認する

自宅や職場がどのような場所にあるか、避難所・避難経路も含めて確認しましょう。さらに、自分がよく行く場所(例えば、スーパーや最寄り駅など)の周辺も確認しておくと、より安心です。

自宅周辺などの災害リスクはここでチェック

これもチェック!


【津波警報・注意報の種類】(予想される津波の最大波の高さ)

  • 大津波警報…高いところで3メートルを超える場合。5メートル、10メートル、10メートル超の高さ区分がある
  • 津波警報…高いところで1~3メートルの場合
  • 津波注意報…高いところで0.2~1メートルで、津波による災害のおそれがある場合
2.マイ・タイムラインを作る

ハザードマップを使い、避難所・避難経路などの確認も!

ハザードマップを見て自宅周辺を確認

  • 自宅は津波浸水想定区域内にあるか
    □ある
    □ない
  • 浸水深は「_____」メートル
  • 近くの津波来襲時緊急避難空地(建築物)や高台などは
    「________________________」です

津波浸水想定区域の場合は

  • 地震発生後、揺れがおさまったら、津波警報・大津波警報を待たずに
    「______________________________」へ避難します。
  • 海抜は「_____」メートル、移動時間は「___」分

地震が発生したときに取るべき行動

1.揺れから身を守る

地震が発生したら、まずは身を守る行動を取りましょう。また、外にいるときは、ブロック塀の倒壊や切れた電線などに注意しましょう。

  • DROP!…まず低く!
  • COVER!…頭を守り!
  • HOLD ON!…動かない!
2.揺れの後には状況を踏まえて行動する

津波で浸水するおそれがある場所では

とにかくすぐに、津波浸水想定区域外へ避難する!

(注)津波は最短8分で市の沿岸部に到達すると想定されています。自宅近くの津波来襲時緊急避難空地や高台を確認するほか、避難する時間に余裕がないときのために、津波来襲時緊急避難建築物(津波避難ビル)を確認しておきましょう

外出先の場合

まちなかにある海抜表示や避難誘導標識を目安に、避難行動をとりましょう。

  • 外出先が海の近くの場合は、とにかく海から離れてください。なお、津波警報の発表時などに掲げられる「津波フラッグ」を見たら、すぐに避難を

津波は繰り返し襲ってきます。警報が解除されるまで絶対に戻らない!

備蓄品・情報収集
これも忘れずに 備蓄品や情報収集方法の確認

備蓄品・持ち出し品

  • 在宅の場合…食料や水、常用薬(持病の薬など)は最低3日分の備蓄を。水は大人も子どもも、一人当たり1日3リットル×3日=9リットル必要です
  • 避難の場合…すぐに持ち出せる場所に、非常用持出袋(リュックなど)の準備を。水を入れておくことも忘れずに

(注)断水時の給水に備え、給水袋やポリタンクを準備しておきましょう

情報収集方法

防災・安全情報メールや公式LINEに登録すると、市からの避難指示や避難場所の開設情報などを受け取ることができます。自分に合った情報収集方法の確認を。

医療体制
いざというときのために 災害時の医療体制を知る

市民健康課 電話:61-3941

災害時の医療体制

災害時に迅速かつ適切な医療を提供するため、病院は中等症以上(下)の治療に当たります。軽症者は診療可能な黄色い旗を掲げている診療所へ。また、避難所などには「巡回救護隊」が巡回します。

【重症度と対応する医療提供体制】
  • 重症…災害拠点病院「湘南鎌倉総合病院」
  • 中等症…救急告示病院「大船中央病院」ほか6病院
  • 軽症…巡回救護隊、市内診療所(黄色い旗を掲示)
  • 極めて軽症…市民の自助・共助による応急手当
さくらネット(登録制)

医療介護情報を電子的に共有することにより、災害時でも治療や介護が継続しやすくなります。

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