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更新日:2023年5月17日
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資源循環課 電話38-1227
市では、ごみ焼却量削減のため、家庭から出るごみのうち5分別区分の戸別収集と、そのうち2分別区分の有料化を、来年7月からの実施を目指して進めています。その内容をお知らせします。
ごみの減量・資源化をさらに進めるためです。市では、年間約4万トンの燃やすごみが排出され、それを市内2カ所のクリーンセンターで焼却しています。しかし施設老朽化や地域の方々とのお約束があり、今泉クリーンセンターは平成27年3月末をもって焼却を停止します。このため、ここで焼却していた約1万トン(年間)のごみを削減する必要があります。削減のためにさまざまな施策を行っているなか、戸別収集・有料化により約3,500トンを減量・資源化しようとするものです。
各家庭のごみをそれぞれお住まいの建物ごとに道路に面した敷地内に出していただき、それを収集するものです。
市指定の有料袋を購入し、それを使ってごみを出していただきます。全国の6割以上の自治体で実施されています。
有料化は、ごみを減らした人の費用負担が少なくなるしくみです。戸別収集は、ごみを出した人が誰か明確になります。この二つを同時に実施することで、ごみの発生量を抑えることが期待できます。
家庭ごみの戸別収集・有料化と同時期に、臨時ごみ(クリーンセンター持ち込み含む)も料金改定を行う予定です。事業系ごみ処理手数料も改定予定です(10kgにつき現在130円を210円へ)。
戸別収集の対象は、燃やすごみ、容器包装プラスチック、燃えないごみ、危険・有害ごみ、使用済み食用油です。そのうち、燃やすごみと燃えないごみが有料化される予定です。
(飲食用カン・ビン/ペットボトル/植木剪定(せんてい)材/紙類・布類は、今までどおりクリーンステーション収集)
育児・介護用紙おむつ、ボランティア清掃ごみ、経済的に自立が難しい世帯のごみは、減免の予定です。
市主催の説明会、自治・町内会への説明を随時実施し、パブリックコメントによる市民の皆さんからの意見を踏まえ、市議会での条例改正の議決を経てから、来年7月の全市同時実施を目指しています。
※駐車場はありません
上記以外でも自治・町内会単位などで説明に伺います。ご希望の場合は資源循環課へご連絡を。
これまでも市民・事業者の皆さんのご協力によりさまざまな減量・資源化施策に取り組み、ごみ焼却量は減少傾向にあります。しかし2年後に目標の年間3万トンとするにはさらなる削減が必要で、差し迫った重要課題となっています。家庭系ごみの戸別収集・有料化は、導入している自治体で減量が効果的に進んでおり、本市の課題を解決する上で必要だと考えています。
皆さんにはご負担になる部分もあると存じますが、制度内容について十分にお知らせしていくとともに丁寧な説明を心掛けてまいりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。
鎌倉市長 松尾 崇
「武家の古都・鎌倉」の世界遺産登録について、4月30日にイコモスによる審査結果が公表され、「不記載」が勧告されました。今後の対応などについては「広報かまくら」7月1日号に掲載する予定です。
世界遺産登録推進担当 電話61-3849