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更新日:2023年6月5日
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みどり課 電話61-3486
鎌倉市緑の基本計画は、都市緑地法に基づく「都市の緑の適正な保全及び緑化に関する基本計画」として、平成8年に全国に先駆けて策定しました。これまで「山と海の自然と人・歴史が共生する鎌倉」の基本理念を継承した上で、3度の改訂を行っています。
緑は本市を特徴づける重要な資源であり、京都・奈良と並び全国的にも重要な古都景観を形成する役割を担うものです。
計画策定から17年間、恒久的に緑が保全される特別緑地保全地区などを増やすとともに、都市公園整備の取り組みを進めるなど、古都鎌倉の緑を守る取り組みを進めてきました。これらの成果は、毎年、「鎌倉市のみどり」として冊子にまとめ、公表しています。
(PDF版では、緑地保全・都市公園整備などの取り組みの推移を地図上でご覧いただけます。)
本市の緑に対する取り組みは、平成14年に日本公園緑地協会から、全国2位の優良事例として評価されました。15年には都市緑化基金主催の「緑の都市賞」で、国土交通大臣賞を受賞しています。
また、今年4月には、国と日本公園緑地協会が共同で行った「緑の基本計画優良事例40選」で、全国の市町村が策定した403計画の中から22ある最優良事例の一つに選定されました。
計画に基づき、鎌倉風致保存会や市民の皆さんとともに、多くの緑地を守ってきましたが、今後も守り続けていくためには、多くの市民の皆さんとのさらなる連携が必要です。
市では緑に関する知識を得る「緑の学校」、豊かな丘陵樹林地を管理する「緑のレンジャー(シニア)」の講座の開催や、小学4・5年生を対象にした「緑のレンジャー(ジュニア)」の育成を進めています。
これまで、緑地の所有者をはじめ、市民の皆さんのご協力により、たくさんの緑が保全されてきました。
今後もより多くの市民の皆さんや企業などと連携し、保全すべき緑地の確保や緑に対する意識の高揚を図るなど、豊かな都市環境の創造に努めていきます。
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計画書は、行政資料コーナー(本庁舎3階)、図書館で閲覧できるほか、市のホームページでもご覧になれます。
緑を愛する市民の皆さんから、これまで多くの寄付金が寄せられています。基金は、緑地の買い入れや維持管理などに活用しています。昭和61年から約134億円を積み立て、約121億円を活用し、平成25年3月31日現在、約13億円の残額となっています。
募金箱は、市役所ロビーと支所に設けています。