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更新日:2023年7月3日
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世界遺産登録推進担当…電話61-3849
市は、市民の皆さんや県・横浜市・逗子市と共に、「武家の古都・鎌倉」の世界遺産登録に向け準備を進めてきました。しかし4月30日に、ユネスコ(注1)に、諮問機関であるイコモス(注2)から「不記載(登録不可)」の勧告が出されました。市ではこの勧告結果を真摯に受けとめ、これをきっかけに、今後も市民の皆さんと一丸となって、再推薦を目指しながらよりよいまちづくりに取り組んでいきたいと考えています。
(注1) 国際連合教育科学文化機関
(注2) 国際記念物遺跡会議。文化遺産保護に関する研究を行う国際的な非政府組織
世界遺産に登録される資産は、国の法令などによって確実に保護されることが求められるため、市では文化財保護法に基づく国指定史跡の指定や保存管理計画の策定などに取り組み、鎌倉の文化財保護行政を進展させました。
また、景観上の課題について解決していく取り組みを進め、若宮大路周辺を景観法の景観地区に指定するなど、法的な規制による良好な景観の形成を行いました。
平成18年には、市民団体などとの協働により、鎌倉世界遺産登録推進協議会が設立され、啓発活動などに積極的に取り組み、市民の皆さんに鎌倉の歴史文化の価値や魅力を再認識していただくことができました。
市は、より多くの市民の皆さんが鎌倉の将来を考え、貴重な歴史的遺産や景観を守り、確実に後世に伝えるための手段として、世界遺産登録に取り組んできました。そのなかで、交通渋滞、景観および文化財保護など長年の課題にも取り組みました。
今回の勧告を受け、国・県の支援も得ながら、特にまちづくりの三つの柱に重点を置き、取り組みを強めることとします(下記)。
鎌倉は昭和30年代に、歴史的景観を守るため市民自身が立ち上がり、市とも協力して古都保存法制定のきっかけを作ったまちです。今回、世界遺産登録はなりませんでしたが、これからも世界に誇れるまちを目指し、市民の皆さんのご意見を伺いながら、住んでよく、訪れてよいまちづくりに取り組んでいきます。今後ともご理解とご協力をお願いします。
世界遺産登録推進担当…電話61-3849
講師は近藤誠一さん(文化庁長官)。先着220人。
(注*)6月30日以前の申し込みは無効となります
市民健康課 電話61-3942
子宮頸がん予防ワクチンは、6月14日に国が行った副反応についての審議の結果、積極的な接種勧奨を差し控えるようにとの勧告が出されました。
これを受け、本市においても、6月15日から積極的な勧奨を差し控えています。
なお、この勧告では接種そのものは中止されていませんので、接種を希望する人は、子宮頸がん予防ワクチンの有効性や安全性、副反応などを十分理解した上で、接種するかどうかを判断してください。
緊急時には防災行政用無線の内容をお知らせします 電話0120-24-0467