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更新日:2023年7月3日
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環境政策課 電話61-3421
市ではエネルギーの有効利用を促進し、家庭での省エネを応援するため、機器の貸し出しや購入費の助成を行っています。省エネ・エコライフの実践は、地球温暖化防止に役立つほか、経費の節減にもつながります。利用者の声と助成の一部をまとめました。助成などの詳細は市ホームページにも掲載しています。
家全体の電気料金・使用電力量・二酸化炭素排出量の参考値を計測でき、省エネ目標数値を設定できます。
「家全体の使用電力が数字で見えるので、より一層、節電に取り組む気持ちになります」「家族もまめに電気を消すことに協力的になりました」。
コンセントに差し込み、家電製品につなぐだけで電気料金・使用電力量・使用時間・二酸化炭素排出量の参考値を表示します。
「冷蔵庫などの、24時間や1カ月の電気料金を調べることができます」「例えば扇風機なら、強・弱などのモードを変えて、電気料金の違いを確認できます」。
★「省エネナビ」(上)と「エコワット」(下)を、市内にお住まいの人に90日間無料で貸し出しています
資源循環課(本庁舎1階)で、一部の非電動型生ごみ処理機(5機種)を、市販価格の約1割で購入できます。
「燃やすごみに出す生ごみの量が減り、ごみ出しが軽く楽になります」。
市では先月、神奈川県トラック協会から寄贈されたゴーヤの苗やプランターなどを市内の小・中学校などに配布し、緑のカーテンを広めています。
「ゴーヤや朝顔などで壁や窓を覆うと、室内の温度上昇を抑えられます」「エアコンの使用を控えることで消費電力量の削減につながります」。
本庁舎の急速充電器を24時間無料で利用できるほか、軽自動車税の免除や、市役所・鎌倉芸術館の駐車料金の免除(要申請)などの制度があります。
「環境政策課の柳沢です。マイカーを電気自動車にしてから、経費がガソリンの1/3程度になりました。停電時には自動車のバッテリーが使えて、炊飯器なども使用できるんです。自宅で4時間ほどでフル充電できます」。
太陽の光で電気をつくります。夏場は昼間の電力消費のピークカットに効果があり、電気代を削減できます。
「発電量が数値で見えるので、電力を大切に使おうという気持ちが強まります」「停電時など、いざという時に発電できる安心感は大きいです」。
市ではこれまで、地球温暖化対策として、省エネルギーや節電対策などに取り組んできました。
しかし、東日本大震災を契機に、エネルギーの重要性があらためて認識されることになりました。
これまでの取り組みに加え、地域の特性に合った独自のエネルギー政策を通じ、エネルギーの安定確保や効率的なエネルギー利用を推し進め、市民生活や産業活動を支えていくことが大きな課題となっています。
そこでワールド・カフェ(※)を開催し、市民の皆さんと今後の市のエネルギーのあり方を一緒に考え、今年度に策定を予定している「鎌倉市エネルギー基本計画」に反映したいと考えています。
※カフェのような雰囲気の中で、小グループを作り、メンバー交換しながら会話し、新たな発想を生み出す話し合い