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更新日:2023年8月3日

広報かまくら平成25年度8月1日号1面

待機児童0(ゼロ)を目指して

保育課 電話61-3892

市では、子どもが健やかに育ち、子育ての喜びを実感できるまちを目指し、さまざまな子育て支援策を展開しています。その中の一つ、待機児童対策も重要な課題です。今回は、待機児童解消に向けた本市の取り組みをお伝えします。

待機児童の現状

待機児童とは、保育所への入所申請を行い、入所要件を満たしているにもかかわらず、保育所に空きがなく入所できていない児童のことをいいます。

入所を希望する家庭は全国的に増えており、その背景には、経済的理由や社会参加などの点から、出産後も働くことを希望する女性が増えたことが挙げられます。就労支援の面からも待機児童解消への対策が求められています。

施設の整備

市では、定員増を目的とした既存施設の改修や新園の建設に掛かる費用を補助することで保育所を支援し、待機児童の解消に努めてきました。

平成22年度には、移転した旧深沢保育園の園舎を活用した「たんぽぽ共同保育園梶原分園」の開園、23年度には認定保育施設だった「ピヨピヨ保育園」の認可保育所としての開園、24年度には「たんぽぽ共同保育園梶原分園」の本園化に伴う「梶原の森たんぽぽ保育園」の開園など、施設の整備を行ってきました。

その結果、20年度以降今年6月までに560人の定員増を行い、待機児童数は減少傾向にあります。

  • 認可保育所…国が定めた設置基準を満たし、都道府県知事に認可された保育所
  • 認定こども園…国の法律に基づいた、保育所と幼稚園の機能を一体化した新しい形の施設
  • 認定保育施設…認可外保育施設(私設保育施設)のうち市町村長が認定した施設

今後の取り組み

保育所の整備に加え、24年度には「家庭的保育(保育ママ)」を導入し、市が認定した保育者が自宅などで保育する事業を開始しました。

今後も引き続き、保育所の定員枠の拡大、新園の建設、家庭的保育の活用など、広い視野に立った対策を積極的に進め、待機児童ゼロを目指していきます。

(本市の保育所児童数・待機児童数の推移については、PDF版でご覧いただくかお問い合わせ下さい)

施設の整備

20年度

  • 公立保育所「腰越保育園」「深沢保育園」定員増

21年度

  • 認定こども園「保育園アワーキッズ鎌倉本園」定員増
  • 認定こども園「保育園アワーキッズ鎌倉分園」7月開園

22年度

  •  「たんぽぽ共同保育園梶原分園」開園
  •  「富士愛育園」の定員増
  •  認定こども園「保育園アワーキッズ鎌倉本園・分園」定員増

23年度

  •  「ピヨピヨ保育園」開園
  •  認定こども園「保育園アワーキッズ大船」開園
  • 「オランジェ」定員増
  • 「こばとナーサリー」定員増
  • 「たんぽぽ共同保育園梶原分園」定員増

24年度 

  • 「梶原の森たんぽぽ保育園」開園
  •  認定こども園「保育園アワーキッズ大船」定員増

25年度

  •  「プレップおおぞら保育園」開園
  •  認定こども園「鎌倉みどり保育園」開園
  •  「オランジェ分園SPROUT」開園
  •  認定こども園「保育園アワーキッズ大船」定員増
  •  「大船ひまわり保育園分園」6月開園(14人増)

今年度開園しました!

認可保育所「プレップおおぞら保育園」

大船地域に開園

【所在地】

大船4-21-1

【定員】
  • 0歳:9人
  • 1歳:12人
  • 2歳:24人

認定こども園「鎌倉みどり保育園」

玉縄地域に開園

【所在地】

植木210-1

【定員】
  • 0歳:5人
  • 1~5歳:55人(各年齢11人)

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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