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更新日:2023年11月16日

広報かまくら平成25年度12月1日号8面

平和のつどい

文化人権推進課 電話61-3872

歌の絆、私の昭和史 うたに平和の想いをのせて

鎌倉市在住の作曲家・服部公一さんを迎え、「平和」や「自由」をテーマに、音楽とともに生きた昭和の時代を、合唱を交えて語っていただきます。先着280人。

  • とき…1月26日(日曜日) 午後2時開演
  • ところ…鎌倉生涯学習センター
  • 出演…服部公一さん、山崎小学校PTAコーラス部
  • 入場料(前売りのみ)…一般500円、中学生以下100円

*チケットは文化人権推進課(本庁舎2階)、支所、島森書店、たらば書房、松林堂で販売

*未就学児の入場はご遠慮ください

*託児あり(2歳以上)。先着5人。1月10日までにお申し込みください

教養センターの催し

教養センター 電話32-1221

リサイクルバザー

12月7日(土曜日) 教養センター 10時00分~15時30分

内容

  • リサイクルバザー(衣料、雑貨、本)
  • サークル作品販売(陶芸・手芸品・レジンアクセサリー)
  • 物品販売(おからドーナツ、天然酵母パンなど)
  • 親子陶芸教室(要予約)
  • 子ども遊びコーナー
  • おもちゃ病院
  • マジックショー&マジック教室
  • 発表会(フラダンス、民謡踊り、民謡)

冬の講座 受講者を募集

対象は市内在住の60歳以上で全回出席できる人。抽選。会場は※を除き教養センター。募集案内は、高齢者いきいき課(本庁舎1階)・市社会福祉協議会(福祉センター内)・老人福祉センター・こゆるぎ荘・支所にあるほか、市社会福祉協議会ホームページでもご覧になれます。

【申し込み】12月2日~10に電話・ファクス・Eメールか直接、講座名・住所・氏名・電話番号・生年月日を同センター(FAX32-1203、E-mail:kyouyou@kamakura-shakyo.jp)へ

*車での通所はできません

一般教養講座

すべて月曜日。午前の部(9時30分~11時30分)午後の部(13時30分~15時30分)のいずれかを選択。各定員100人。資料代200円。

  • 気象災害から身を守るために 1月20日 午前=鈴木寛之(気象予報士) / 午後=小田桐昌彰(気象予報士)
  • 芥川龍之介とその周辺 1月27日 関口安義(文芸評論家)
  • 童謡・唱歌 歌って体も心も元気に!! 2月3日 もりや櫟(童謡・唱歌歌手)
  • 室町・戦国時代の関東 2月10日 谷口雄太(東京大学史料編纂所RA)
  • 源氏三代と女性たち 2月17日 浅田勁(ジャーナリスト)
  • 鏑木清方の作品と博物館学 2月24日 宮﨑徹(鏑木清方記念美術館副館長)

専門講座 1講座を選択

  • 60歳からのデッサン入門~鉛筆デッサンの基礎(15人) 1月15日~3月19日の水曜日で6回 9時30分~11時30分 教材費1500円 岡本浩二(湘南美術学院講師)
  • 自分でできる腰・首・肩の痛みのケア~トリガーポイント療法入門(20人) 1月9日~3月20日の木曜日で6回 13時30分~15時00分 資料代200円 益田尚(鎌倉逗葉鍼灸マッサージ師会会長)
  • 文字誕生!古代文字入門~鎌倉編(20人) 1月20日~3月17日の月曜日で7回 9時30分~11時30分 教材費2000円 邑守水分(古代文字書歌)

健康づくり講座 1講座を選択

  • 骨盤調整ストレッチ&キレイウオーキング(20人) 1月20日~3月10日の月曜日で8回14時00分~15時00分 ※萩郷会館 松原かおる(ぺルピックストレッチマスターインストラクター)
  • 初心者のためのヨガ教室(15人) 1月23日~3月13日の木曜日で8回9時30分~11時00分 石渡孝広(市スポーツ指導員)

鎌倉国宝館 長期休館します

電話22-0753

鎌倉国宝館は、空調設備の大規模修繕のため休館します。再開館日は「広報かまくら」や市ホームページなどでお知らせします。

休館中も書籍は販売しますので、お問い合わせください。

休館期間…12月9日(月曜日)~来年7月上旬

鎌倉文学館

鎌倉文学館 電話23-3911

収蔵品展「生誕110年 小津安二郎」

『晩春』『東京物語』などで知られる、脚本家で映画監督の小津安二郎の生誕110年を記念し、小津日記をはじめ、愛用品、愛蔵品などの寄託資料を展示します。

  • とき…12月7日(土曜日)~来年4月20日(日曜日) 午前9時~午後4時30分(入館は4時まで)、3月からは午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
  • 休館日…月曜日(1月13日は開館)、12月2日~6日、12月29日~来年1月3日
  • 観覧料…一般300円、小・中学生100円(団体割引あり)。市内の小・中学生と、同伴の保護者、市内在住の65歳以上の人は無料

特別イベント 鎌倉文学館でクリスマス

12月7日(土曜日)~25日(水曜日)。

クリスマス特別展示

鎌倉文学館を飾り付け、常設展示室では夏目漱石、芥川龍之介、太宰治ら鎌倉ゆかりの作家のクリスマスに関する作品やエピソードを紹介します。

クリスマス・ファミリー割引

中学生までのお子さんが家族で来館すると、お子さんと大人一人が無料になります。

私たちと文化財 269

中世鎌倉のまちづくり

大蔵御所2

大蔵御所(幕府)跡の位置と範囲を巡って、検討されている見解を紹介します。

法華堂跡(源頼朝墓・北条義時墓)の南側、清泉小学校(雪ノ下3丁目)の南西隅に鎌倉青年団の建てた「大蔵幕府跡石碑」があります。『神奈川県埋蔵文化財包蔵地地図』では、この碑を中心に東西約270メートル、南北約200メートルの範囲を大蔵御所跡としています。

大蔵御所の西側については、『吾妻鏡』貞応2(1223)年正月20日・25日条に、頼経邸の西方の土地が狭いため「西大路を庭に入れて築地を構えるとよい」という記述があります。

また、『宝戒寺文書』の貞和4(1348)年の恵鎮書状の解釈から、白幡ヶ谷へ通じる道(筋違橋から北へ入る道)の存在が分かっています。この道は、現在でも横浜国立大学附属小・中学校の校門に続く道路として残されています。

『鎌倉市史総説』では、この二つの道は別であると考え、現在の西御門への道を大蔵御所の西側区画線である「西大路」だとしており、それが先の地図の元となっています。

ところが近年、西大路は近代にできたものだから、白幡ヶ谷への道を、区画線とすべきという意見が出ています。しかし疑義を唱えるならばまず、『吾妻鏡』と『宝戒寺文書』にある道が同一かどうか、さらには、125年離れた二つの記述を単純に比較して良いのかの検証が必要でしょう。

白幡ヶ谷へ通じる道は、大倉堀と呼ばれた整備された川に沿った道でした。近年の発掘調査では、若宮大路脇に御所が移される13世紀第1四半期はまだ、護岸や川沿いの道の整備は大規模には行われていなかったことが分かっています。二つの記述の時差125年の間に、周囲の風景、特に川と御所の間の空地の幅はかなり変化していたはずです。記録だけでなく、発掘調査の成果に基づいて検討するべきでしょう。
【文化財課】

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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