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更新日:2024年2月1日
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予防課 電話25-7513
市消防本部では、火災から市民生活を守るため、次の行事で防災意識の向上を図ります。
危険物の運搬中などに起こる災害を防ぐため、タンクローリーなどを検査します。
駅舎、営業用・自家用バスの検査を行い、安全確保の徹底を図ります。
3月1日~4月30日までの土・日曜日と祝日に、山火事が心配されるハイキングコースや文化財保有社寺の山裾などを中心に巡回・広報し、山林パトロールも行います。
「鎌倉市一人暮らし高齢者登録」(高齢者いきいき課で受け付け中)をしているお宅に消防職員が訪問します。暖房など火を使う器具の状況確認や防火診断を行います。
一般住宅には、住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。火災による死者を無くすため、まだの方は早急に設置を。また、定期的に作動点検をし、電池式のものは電池切れにご注意ください。
建築指導課 電話61-3596
建築物に関する防災知識の普及と対策の推進のため、全国統一で強化期間を定めています。火災・地震・がけ崩れなどによる建築物への被害を防ぐには、適切な維持管理が不可欠です。建築物の所有者・管理者は、この機会に、建築物などの安全チェックをお願いします。
市ではこの期間、特殊建築物の点検を行います。対象となった建築物の所有者は、ご協力をお願いします。
鎌倉消防署 電話25-7526
救助隊やはしご隊による人命救助訓練、消防隊の一斉放水、避難訓練などを行います。見学自由。荒天時中止。
警防救急課 電話25-7507
市消防本部では平成25年中における火災と救急の概要(速報値)をまとめました。
合計41件で、出火原因の1位は「放火(含む疑い」(9件)です。放火を防ぐには、戸締まりと、燃えやすい物を家の周りに置かないことが大切です。2位は、「たばこ」(8件)、3位が「電気関係」(5件)です。常時通電している機器はコンセント周辺のほこりを取り、プラグの不完全な差し込みやたこ足配線にも気を付けましょう。そのほか「こんろ」「ストーブ」などの出火原因にもご注意を。
カッコ内は24年
合計 41 (30)件
火災が発生したら大声で周囲に知らせ、すぐ通報を。初期消火は被害軽減に重要ですが、燃え広がった場合は、速やかに避難してください。
救急出動件数は9886件(前年比199件増)、搬送人員は9392人(同180人増)と、増加傾向が続いています。1日当たり平均27件出動し、市民の約18人に1人が救急車を利用したことになります。
全搬送人員の内訳では、1位の急病が約66%(同213人増)で半数以上を占め、一般負傷約18%、交通事故約7%の上位三つで約91%になります。年齢構成では、65歳以上の高齢者が約62%でした。
カッコ内は24年
9,886 (9,687)人…増減199人
合計 9,392 (9,212)人 …増減180人
搬送された人の約4割は軽症者です。これは重症傷病者の緊急搬送に支障を来すことにもなります。軽いけがや発熱の場合は、休日夜間急患診療所(電話22-7888)や、深夜でも診療可能な医療機関を紹介する医療機関案内(電話24-0099)のご利用を。
中央図書館 電話25-2611
市では、より市民に役立つ図書館サービスを目指し、「第二次鎌倉市図書館サービス計画案」をまとめました。この計画案への意見を募集します。
次の目標を立て、実現に向けた取り組みを掲げています。
対象は市内在住・在勤・在学の人。募集期間は2月15日~3月16日(必着)。計画案と応募用紙は図書館ホームページ、各図書館・市役所ロビー・支所で募集期間中に配布します。応募用紙に記入の上、郵送かファクス・Eメールで中央図書館へ。または各図書館へ直接お持ちください。
中央図書館…FAX24-6544、〒248-0012御成町20の35、Eメール:kama-lib@city.kamakura.kanagawa.jp(件名に「図書館サービス計画」と明記)
青少年課 電話61-3886
3月1日(土曜日)に、小坂子ども会館が開館します。乳幼児の親子から小・中学生が遊ぶための無料の施設です。
3月1日(土曜日)9時45分からオープニングセレモニーがあります!
市民通信員が身近な話題をリポート
駅のホームから大船の観音様を見上げるたびに、崖っぷちに建つあの鐘楼の鐘の音はどこら辺まで届くのか、いつも知りたく思っていた。
一年の計は元旦にあり! というわけで大みそかにこれを調べてみることにした。鐘は小ぶりだが高い位置にあり、冬の深夜で無風の好条件であった。観音様から東の今泉にあるわが家まで徒歩で50分、100回余り鐘が鳴るから十分観測しながら帰ることができるはずだ。
鐘楼の横でサンプルの音を収録し、午前0時10分、山を下りる。大船駅西口のデッキでは、はっきり聞こえている。東口を出て仲通りと交差する辺りでも背中に規則的に音を聞いている。イトーヨーカドーの横でようやくポツンと聞こえたかも……になった。砂押橋辺りでは残念ながらもう聞こえない。大船観音に向かう午後11時10分にここを通った時には、岩瀬の大長寺さんの鐘の音が間近に聞こえていた。
現在、時計は午前1時に近い。ただ、北鎌倉の方から山を回り込むように低い音がゆっくり聞こえている。途中すれ違った家族連れの中から、「まだついている人がいるんだね」と子どもの声が聞こえてきた。
今では国宝になっている中世鎌倉の鐘の音をなかなか聞くチャンスはないが、たとえ新しい時代の鐘でも大みそかの夜には年越しのよりどころの一つとして、皆こうして鐘をつきに集まってくるのだろう。
【大船地域 菊地 眞】