広報かまくら平成25年度3月1日号3面

2面からつづき

平成26年度 予算案

特別会計 462億3,980万円

下水道や国民健康保険など、一般会計とは別に設置する特定の事業に関する会計

前年度と比べるとプラス4.4％、19億6,120万円の増

（）カッコ内は、前年度比

• 下水道事業 68億3,310万円 （-1.1％）
• 大船駅東口市街地再開発事業 2億5,340万円 （＋135.5％）
• 国民健康保険事業 190億40万円 （＋2.8％）
• 公共用地先行取得事業 4億9,170万円 （＋39.7％）
• 介護保険事業 147億2,400万円 （＋5.4％）
• 後期高齢者医療事業 49億3,720万円 （＋10.6％）

事業の大幅な見直しを実施

平成26年度予算編成では、非常に厳しい財政事情を踏まえ、これまで行ってきた行政サービスや事業の削減・縮小・先送りなど大幅な見直しを行いました。

平成26年度予算案で見直した主な事業

金額は26年度分の歳出削減額

• 鎌倉芸術館利用料等減免割合の変更 300万円
• 高齢者割引乗車証等購入費助成事業の凍結 2,051万円
• 障害者雇用奨励金事業の見直し 834万円
• 70歳以上のがん検診と65歳以上のインフルエンザ予防接種の自己負担額の見直し 333万円
• 妊産婦健康診査補助券の単価見直し 281万円
• 市役所土曜日開庁を隔週実施へ変更 498万円
• 市街化調整区域内の生活排水処理施設整備事業の見直し（※注） 4,366万円

（※注）下水道事業特別会計

鎌倉市民事業評価　結果と市の取り組み方針

行革推進課　内線2220

「鎌倉市民事業評価（鎌倉市版事業仕分け）」は、限りある財源を有効に活用することや、本市が抱える課題を市民と共有することなどを目的とし、市の事業を外部の視点で見直すものです。昨年11月に実施した市民事業評価では、予算体系上の中事業5件と、中事業を構成する個別事業11件の内容を市民評価人に評価していただきました。

このたび、その評価結果を踏まえ、各事業に関する市の取り組み方針を決定しました。

当日の意見の概要や取り組み内容の詳細は、市ホームページに掲載しています。

観光商工課　

商店街振興事業

• 商店街助成事業
• 商店街振興事業 

評価結果… 統合・再構築

市の取り組み

方針…統合・再構築

• 補助金に対する事業成果の明確化に向け、実績報告の内容等を見直す
• 商店街街路灯のLED化を推進する
• 安全で清潔感のある商店街づくりのため、必要に応じ商店街アドバイザーを活用する　など

公園課 

公園維持管理事業

• 都市公園（笛田公園）指定管理事業
• 都市公園（笛田公園を除く）指定管理等事業

評価結果… 統合・再構築

市の取り組み

方針…統合・再構築

• 指定管理事業に対する応募者数が増えるよう、自主事業を展開しやすい環境の整備に向けた研究を行う
• 児童公園等の管理は、財団法人鎌倉市公園協会と公園愛護会とが適正に役割分担し、維持・継続する　など

秘書広報課 広報事業

• 印刷広報事業
• 市政番組放送事業
• ホームページ関連事業 統合・再構築 統合・再構築

評価結果… 統合・再構築

市の取り組み

方針…統合・再構築

• JCN鎌倉の放送番組は、テレビ映像のメディアとしての特性をより生かした構成・内容となるよう見直しを行う
• 市ホームページは、スマートフォンへの対応、動画の掲載、セキュリティ対策の強化、コンテンツの充実を行う　など

交通計画課 放置自転車防止事業

• 放置自転車対策関連事業
• 駐輪場管理運営関連事業

評価結果… 統合・再構築

市の取り組み

方針…統合・再構築

• 放置自転車等の多い店舗に対し駐輪場設置を要請し、自転車等利用者のモラル・マナー向上のためのキャンペーンを実施する
• 市営駐輪場に係る財政負担を軽減するため、指定管理者制度の導入等を含めた管理・運営方法を比較検討し、方針を決定する　など

市民相談課 消費者被害対策事業

• 消費者啓発事業
• 消費生活相談事業

評価結果… 統合・再構築

市の取り組み

方針…統合・再構築

• 出前講座や移動教室等は、個々の活動目標を数値化した上で計画的に実施する
• 他機関にあっせんした相談の解決率が高い（89.8%）ことから、相談統計の数値の可視化等により消費生活センターのPRを充実させる　など

 

お問い合わせ