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更新日:2024年3月18日

広報かまくら平成26年度4月1日号1面

古都としての風格を保ちながら、生きる喜びと新しい魅力を創造するまちを目指して
「第3期基本計画」を策定

経営企画課 内線2214

策定にあたって

このたび、第3次鎌倉市総合計画の第3期基本計画を策定しました。今までの計画は10年間を計画期間としていましたが、大きな財源不足に加え、東日本大震災を踏まえた安全・安心なまちづくりや、公共施設の老朽化への対応など、新たな、そして緊急を要する課題が生じてきたため、次期基本計画の見直しを前倒しして26年度から6年間の第3期基本計画を策定したものです。

鎌倉に住むこと、訪れることの素晴らしさを、市民はもとより、世界中の人々に再確認してもらえるよう、硬直化した行財政運営を改め、持続可能な都市経営をこれまで以上に推進するとともに、市民力・地域力を発揮し、鎌倉が誇る資源を生かしながら、新しい魅力を創造し続けることを目指します。

【第3次鎌倉市総合計画の構成と期間】

基本構想期間(30年間)

  • 第1期基本計画(10年間)平成8~17年度
  • 第2期基本計画(10年間)平成18~27年度
  • 第3期基本計画(6年間)平成26~28年度(前期実施計画(3年間)~平成31年度 )
  • 第4期基本計画(6年間)平成32~37年度

社会環境に柔軟に対応するため、基本計画を10年から6年に、実施計画を5年から3年に短縮しました!

「総合計画」とは?

「第3次鎌倉市総合計画」は、総合的・計画的な市政の運営を図るためのものです。

次の三段階から構成され、それぞれの中で将来目標・分野・施策の方針などを示しています。

行政資料コーナー(本庁舎3階)・支所・図書館で4月7日以降、閲覧できます

基本構想

まちづくりの基本理念・将来都市像とその実現に向けた将来目標・方向性を示すもの

基本計画

基本構想を実現するための施策などの体系と方針

実施計画

基本計画を実施するための具体的な事業概要

計画の推進に向けた考え方

基本計画を推進する上で、市が行う全ての施策に横串を刺す四つの基本的な考え方を位置付けました。この考え方に基づき、今後6年間のまちづくりを進めます。

市民自治

まちづくりには、まちの主人公である市民の自主的で主体的な参画・協働が不可欠です。市民と行政が目標を共有し、市民力・地域力がまちづくりに発揮されるよう、市政への参画や市との協働を積極的に支援します。

行財政運営

多様化・複雑化・高度化する行政需要に的確に対応していくため、歳入・歳出バランスを堅持し、財政基盤の健全化に努め、重要性・緊急性を踏まえた施策の選択と集中を基本に、持続可能な都市経営を確立します。

防災・減災

市民の生命と財産を、地震などの各種災害から守る防災に加え、被災時に、その被害を最小限に抑える減災の観点に立ち、災害に強い、安心して暮らせるしなやかなまちづくりを進めます。

歴史的遺産と共生するまちづくり

鎌倉の貴重な歴史的遺産を保全・活用し、後世に伝えるとともに、市民が暮らしやすく、誇りに思えるまちとするため、歴史的遺産と共生するまちづくりを進めます。

安全な生活の基盤づくり

東日本大震災の甚大な被害を経験した後に策定する総合計画として、市民の生命を守り、安全を確保することが、全てに優先する取り組みであるため、この計画期間内では、防災・安全の分野を中心とした「安全な生活の基盤づくり」につながる取り組みを優先的に進めます。そして、この考え方に基づき策定した前期実施計画によって、関連する事業を着実に推進していきます。

【主な事業】

健康福祉

救急医療サービスの情報提供や、休日夜間急患診療所の小児科医の確保など、救急医療体制の充実を図ります

子育て

由比ガ浜にある公有地を活用して津波避難施設を併設した保育園の整備を進めます

防災・安全

鎌倉消防署から大船消防署への消防本部機能の移転や、新消防指令センターの整備などを行います

道路整備

生活道路や大規模住宅地の道路などの舗装改修工事を行うとともに、砂押川の上に歩道の整備を行います。また、橋りょうの修繕工事や補修などを行い、安全で円滑な交通を確保します

下水道・河川

下水道の整備、施設の耐震化、長寿命化対策などを行い、生活環境の改善および公衆衛生の向上を図ります

 

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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