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更新日:2024年4月10日

広報かまくら平成26年度4月15日号3面

エネルギー基本計画を策定しました

環境政策課 電話61-3421

平成24年に制定した「鎌倉市省エネルギーの推進及び再生可能エネルギー導入の促進に関する条例」に基づき、このたび、「鎌倉市エネルギー基本計画」を策定しました。

エネルギーの効率的な利用を推進し、再生可能なエネルギーの導入に積極的に取り組むことにより、将来にわたって持続可能な循環型社会を構築するための計画となっています。

内容は、環境政策課(本庁舎1階)・支所・市ホームページでご覧いただけます。

また、今年度は市エネルギー実施計画を策定します。引き続き、皆さんのご協力をお願いします。

【計画期間】

2030年までの17年間(少なくとも3年ごとに見直し)

【2030年の将来ビジョン】

「地域の力で、新たな豊かさと安心を次代へ紡ぐ、スマートエネルギー都市・鎌倉」

【計画の目標】

1.市内の年間電力消費量

平成22(2010)年度比で、

→32(2020)年度にマイナス10%
→42(2030)年度にマイナス20%

2.市内の年間電力消費量に

対する再生可能エネルギー等による発電量の割合

→32年度に10%
→42年度に25%

【基本方針と取り組みの方向性】 

基本方針:省エネルギーの推進

取り組みの方向性:市の率先行動の推進

  • 市役所の省エネ活動の徹底と省エネ方策などの情報発信
  • 公共施設への省エネ機器などの積極導入

取り組みの方向性:市民・事業者の省エネ行動の促進

  • 市民・事業者の省エネ行動の促進
  • 全市的な省エネ行動の推進

基本方針:再生可能エネルギー等の導入促進

取り組みの方向性:導入促進に向けての環境整備

  • 公共施設における率先導入
  • 再生可能エネルギーなどに係る効果的な情報提供

より多くの市民が導入拡大に参画できる仕組みづくり

基本方針:効率的なエネルギー利用の促進

取り組みの方向性:未利用エネルギーの活用の推進

  • 市施設での未利用エネルギーの活用の検討
  • 地域の未利用エネルギーの活用方策の研究

取り組みの方向性:非常時を視野に入れた効率的なエネルギーインフラの整備

  • 避難所などへの再生可能エネルギーなどの導入推進とエネルギーの効果的利用策の検討
  • 災害弱者施設でのエネルギー安定確保策の検討

取り組みの方向性:エネルギーの効率的な利用を進めるシステムの導入促進

  • 高効率なエネルギー利用機器の導入支援
  • HEMSなどを活用した新たな市民サービスの実現可能性についての研究

基本方針:低炭素まちづくりの推進

取り組みの方向性:低炭素まちづくりに向けたハード設備

  • 低環境負荷のまちづくりに向けた誘導方策の検討
  • 都市構造の低炭素化に向けた総合的な取り組みの推進

取り組みの方向性:低炭素社会実現のための環境づくり

  • 市民・事業者との協働でエネルギー問題に取り組むための環境づくり
  • エネルギー環境教育の推進

用語について

  • 「HEMS」(ヘムス)=IT(情報技術)を活用して住宅で使うエネルギーを一元的に管理するシステム
  • 「低環境負荷」=温室効果ガスの増大や生態系破壊など、地球環境への負の影響(環境負荷)の低減
  • 「低炭素化」=地球温暖化の大きな原因といわれる二酸化炭素の排出を抑えながら社会づくりを行うこと
  • 「災害弱者施設」=入院患者や要介護者など自力での避難が難しい人(災害弱者)がいる施設

住宅用再生可能エネルギー設備などの設置費を補助

環境政策課 電話61-3378

住宅に関わるエネルギーをITによって効率的に制御するスマート化や、再生可能エネルギーなどの有効利用を促進するため、再生可能エネルギーなどの設備や省エネ機器の設置費の一部を補助します。

対象者

市内の住宅に新たに補助対象設備を設置し、かつ所有する人。

店舗・事務所などとの併用住宅、賃貸住宅、共同住宅も対象です。

※共同住宅は、居住部分で使用される設備に限ります。設備が共用部分で使用される場合は対象外

対象設備と補助額

HEMS機器と併せて、その他の対象設備のうち一つ以上を設置することが条件です。

また、未使用品に限ります。

対象設備と補助額 

  • HEMS機器: 必ず設置する 補助額5,000円
  • 住宅用太陽光発電システム: 設備の1つ以上をHEMS機器と併せて設置する 補助額1万円/kW(上限3万円)
  • 家庭用燃料電池システム(エネファーム): 設備の1つ以上をHEMS機器と併せて設置する 補助額4万円
  • 定置用リチウムイオン:設備の1つ以上をHEMS機器と併せて設置する  補助額4万円
  • 蓄電システム:設備の1つ以上をHEMS機器と併せて設置する 補助額4万円
  • 電気自動車充給電設備: 補助額2万円

申請方法

【申請書の配布と受け付け】

5月7日~6月6日の午前8時30分~正午と午後1時~5時15分に環境政策課(本庁舎1階)で行います。

申請する場合は必要書類をお持ちください。申請書は市ホームページでも入手できます。

【必要書類】

  1. 鎌倉市再生可能エネルギー等・省エネ機器導入費補助金交付申請書
  2. 事業計画書
  3. 補助事業に係る契約書
  4. 補助対象設備ごとの経費が記載されている内訳書
  5. 補助対象設備を設置する住宅の登記事項証明書など
  6. 補助対象設備の設置場所の地図
  7. 市税の納入状況確認同意書

※申請内容により、別途必要な書類がありますのでお問い合わせください

申請のご注意

申請は、対象設備の設置工事に着手する前か、対象設備が設置された建て売り住宅の場合は、引き渡し前に行ってください。

交付予算額には限りがあります。受け付け期間内に予算額を超える申請があった場合は、抽選になります。

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秘書広報課 電話61-3871

 

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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