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更新日:2022年6月16日

広報かまくら平成26年度7月1日号1面

熱中症にご注意ください

市民健康課 電話61-3976

夏に向けて、外出や旅行の予定を立てている人は多いのではないでしょうか。

この時季、気を付けたいのが熱中症です。

楽しい夏にするためにも対策をしっかりしましょう。

熱中症は…

気温・湿度の上昇により、体内の水分や塩分、ミネラルのバランスが崩れたり、体内調整機能がうまく働かなくなったりして発症します。目まいや失神、手足のしびれ、頭痛、吐き気などの症状があり、重症になると意識障害やけいれんなどが起こります。手当てが遅れると死に至ることもあります。

屋内でも油断しないで高齢者は特に注意してください

気温がそれほど高くなくても、屋内にいても、就寝中でも、熱中症は誰もが発症する可能性があります。特に高齢者は、暑さや水分に対する感覚機能が低下しているので、自覚症状がないまま熱中症になる場合があります。寝る前にも水分を取るようにしましょう。エアコンなどのタイマー機能を活用し、夜間の室温にも配慮が必要です。

鎌倉市では

昨年は82件の熱中症患者の救急搬送があり、そのうち約6割の患者が65歳以上、約6割の発生場所が屋内でした。

昨年の熱中症患者

救急搬送数
  • 6月 … 1件
  • 7月 … 25件
  • 8月 … 49件
  • 9月 … 7件
年代
  • 0~17歳 3人(3.6%)
  • 65歳以上 49人(59.7%)
  • 18~64歳 30人(36.5%)
救急要請があった発生場所
  • 屋内 47件(57.3%)
  • 屋外 35件(42.6%)

※小数点第2位以下を切り捨てているため各割合の合計は100%になりません

予防法をチェックして、熱中症を防ぎましょう!

  • こまめに水分補給をする
  • エアコン・扇風機を上手に使用する
  • 部屋の気温・湿度を測る。上昇に注意
  • 吸汗・速乾素材の衣類を選び、涼しい服装をする
  • 暑いときは無理な運動や作業を控える
  • 外出時には日傘、帽子を持つ
  • 部屋の風通しを良くする
  • 涼しい場所・施設を利用する
  • 緊急時・困ったときの連絡先を確認する

水分補給のポイントは、喉が渇いていなくても1日約1~1.6リットルの水分を取ることです。キュウリやトマトなど水分の多い野菜の摂取も効果的です。(市民健康課 渡邉あゆみ職員(保健師))

「熱中症かな?」と感じたら…

手当てのポイントは 安静 冷却 補給 です

急速に症状が進行し重症化するので、早めに気付き、応急処置をすることが大切です

  • なるべく涼しい場所に移動し、衣服を緩め、安静にしましょう
  • 体に水を掛け、うちわや扇風機で体を冷やしましょう。冷えた缶やペットボトルを首、脇の下、足の付け根などに当てて冷やすことも効果的です
  • スポーツドリンクなどで体内から失われた水分と塩分を補給しましょう

意識がない、簡単な受け答えができない、自力で水分が取れない場合はすぐに救急車を呼びましょう

暑さ指数メール配信サービスをチェック

登録すると、環境省が運営する「熱中症予防情報サイト」の暑さ指数の予測値と実況値の情報がメールで届きます。熱中症対策の参考にしてください。

※このサービスは環境省が提供しているデータを高速メール配信システム「すぐメール」により配信するサービスです

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お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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