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更新日:2022年7月4日

広報かまくら平成26年度7月15日号1面

海水浴場の風紀回復のため条例を制定しました

7月1日に海開き式が行われ、今年も材木座・由比ガ浜・腰越の三つの海水浴場が開設されています。鎌倉市では毎年百万人を超える海水浴客でにぎわいますが、昨年は、海の家の「クラブ化」、入れ墨を露出した若者や酒酔い客による風紀・マナーの悪化が大きな問題となりました。市では対策として、2月に海浜事業者と「海の家の営業に関するルール」を新たに定め、6月に「鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例」を制定しました。海水浴場の風紀を回復し、誰もが安心して快適に利用できるよう、事業者によるルール厳守、利用者のマナーの向上を呼び掛けていきます。

観光商工課 電話61-3884

鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例

条例には九つの「迷惑行為」を挙げ、海水浴場の利用者・海浜事業者・市それぞれの責務を定めました。海水浴場に看板を設置し、場内放送や警備員・市職員の巡回により、迷惑行為を行わないよう呼び掛けます。

  • 入れ墨・タトゥーを露出しない
  • ごみは所定のごみ箱に
  • たばこは所定の喫煙所で
  • 音量基準は80デシベル
  • お酒はほどほどに
  • バーベキューやたき火はしない
  • 人が怖がることはしない
  • 遊泳区域に動物を入れない
  • 危険な遊具は使用しない
  • 迷惑行為の防止を呼び掛ける看板

海の家の営業に関するルール

海浜事業者が守らなければいけない事項を、鎌倉市海浜組合連合会と市が協議して定めたものです。今年、鎌倉の海の家は、これらのルールを守って営業しています。

  • 海の家の営業時間は日の出から22時00分まで
  • 酒類は節度をもって提供し、泥酔客へは提供しない
  • 海の家では、従業員は入れ墨・タトゥーを露出せず、利用者にも衣服などで覆い隠すようお願いし、従わない場合は利用を断る
  • 青少年の育成に悪影響をおよぼす営業を行わない
  • 強引な客引きを行わない
  • 20時30分以降は「波音タイム」とし、店内の音楽などを止めるか、波の音が聞こえる程度の音量にする
  • ライブコンサートなど海の家のイベントは、20時00分までに終了する
  • 海の家でイベントを開催する場合は、連合会役員・自治会・町内会などで組織する「イベント審査会」の事前審査を受け、承認を得る
  • 「クラブ化」の形態(=ダンスステージ等で客にダンスをさせるなど)による営業は行わない

*ルールと条例の詳細は、市ホームページでご覧になれます

「キッズ&ファミリービーチ」を設置します

子ども連れの家族が安心して楽しめるよう、材木座・由比ガ浜・腰越海水浴場の遊泳区域で特に波が穏やかな所に設置します。ライフガードは定点監視と巡回を行います。

ところ

  • 材木座…材木座2号橋正面監視所側
  • 由比ガ浜…由比ガ浜4丁目交差点入口正面
  • 腰越…監視所正面片瀬東浜海岸側

日にち

7月19日~8月31日の土・日曜日と祝日、8月11日~15日

時間

9時00分~17時00分

問い合わせ

観光商工課 電話61-3884

 

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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