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更新日:2024年8月19日
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浄化センター 電話46-8001
市では「下水道の日」にちなみ、9月5日~12日を「鎌倉市下水道週間」と定め、啓発キャンペーンや施設見学などを行います。
公共下水道は、家庭や工場などから出た汚れた水(汚水)を下水処理場できれいにして川や海に戻す大切な役目を担っています。
本市の下水道は、汚水と雨水を別々に流す「分流式下水道」です。
汚水は、汚水管を通して市内2カ所の下水処理場(七里ガ浜浄化センターと山崎浄化センター)で処理しています。
雨水は、大雨などで家が浸水しないよう、雨水管などから川や海に流しています。
これら公共下水道の普及により、市内の河川水質は年々改善されています。今では水質環境基準を達成し、水生動植物も見られます。
現在も汚水処理の未整備区域を無くすために、下水道工事を進めています。整備後は、皆さんで接続工事をお願いします。
また大雨のときなどの浸水を防ぐため、雨水管や河川などの整備・改修を進めています。一方、近年都市化が進み、雨が地中に浸透しにくくなっています。個人の住宅敷地内に降った雨は敷地内で浸透させるよう、浸透式の雨水排水設備の設置をお願いします。
浄化センターでは微生物の働きを利用して下水を処理しているため、有害物質が排水に含まれると処理が困難になります。工場に設置の排水処理施設が適切に維持管理されているかパトロールします。
汚水が処理されるしくみをご理解いただくために、浄化センターでは随時見学を受け付けています。見学を希望する人は山崎浄化センター(電話46-8001)へお問い合わせを。詳細は市ホームページをご覧ください。
下水道への接続の大切さをお知らせする啓発キャンペーンを行います。期間中はポスターの掲示や下水道にまつわるツイート(https://twitter.com/kamakura_gesui/)を行います。ご覧ください。啓発キャンペーンに関しては下水道河川課(電話61-3717)へお問い合わせを。
建築住宅課 電話61-3679
住宅の耐震面と防災面の強化を図り、良好な住環境の推進のため、住宅リフォームの工事費を助成します。
申込期間: 9月16日から先着順
都市景観課 電話61-3477
壁面看板・立て看板・のぼり旗などの屋外広告物は、無秩序に掲出されると本来の目的が果たせないばかりか、通行の妨げとなり、景観やまち並みを乱す恐れもあります。
県の屋外広告物条例では、広告物を掲出・表示する場所や広告物の種類ごとの許可の基準、あるいは掲出を禁止する場所や物件(信号機柱や街路樹など)などを定めています。
市では、この条例に基づき、広告物の掲出について規制や誘導を行っています。
平成19年から、市の景観計画に基づき、広告物を出す前に色彩やデザインについて協議を行っています。控えめな色彩の「鎌倉らしい」看板が増えています。新たに看板を出す場合は、事前協議をお願いします。
約30人の市民が登録し、ボランティアでまちの美観を守る活動をしています。この違反屋外広告物除却協力員制度の効果もあり、撤去した違反屋外広告物の数は、15年度の約7千件から、昨年度は546件に減りました。
市では8月20日に、違反屋外広告物除却協力員などの協力関係者の皆さんと、若宮大路や小町通りの周辺の道路上に看板などを出している店舗を訪ね、屋外広告物のルールの普及・啓発を行いました。
資源循環課 電話61-3396
事業系ごみの減量・資源化と、受益者負担の適正化のため、10月1日から燃やすごみの事業系一般廃棄物処理手数料を13円/kgから21円/kgに改定します。
植木剪定材の処理手数料(13円/kg)に変更はありません。
この改定に伴い、ごみの収集運搬を委託している許可業者との契約金額に変更が生じることが想定されますが、ご理解とご協力をお願いします。
市民通信員が身近な話題をリポート
長い間、進められてきた腰越漁港の改修整備工事が8月に終了した。もっと早く完成する予定だったが、国の交付金の関係もあって工事が延びてしまったようだ。
私は堤防の先から夕陽に染まる富士山を眺めるのが好きだったので、工事完了が本当に待ち遠しかった。
腰越漁業協同組合は、月2回鮮魚の直販を行ってきている。4月からは「朝どれフライ」の販売も始めて観光客や地元住民に好評のようだ。だが長年懸案だった整備工事が終わった今、これだけでは物足りない気がする。
というのは最近、中国浙江省の寧波に行った時の見聞が印象に残っているからだ。上海から新幹線で1時間半ばかりの寧波は、古くから貿易港として栄え、わが鎌倉とも関係の深い町である。その寧波から1時間半バスに乗って訪れた石浦という漁村に、「漁文化民族街」があった。漁民が共同出資して土産品店、海鮮レストランを運営しており、観光客で賑わっていた。
腰越漁港に今後、荷さばき場などが建てられるとしたら、そこに土産品店やレストランを併設するのはどうか。
異郷で頬張ったおいしいイカの串焼きを思い出しながら考えたのだが、実現は難しいだろうか。
【腰越地域 岡崎雄兒】