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更新日:2022年10月3日

広報かまくら平成26年度10月15日号1面

安全・安心・おいしい!鎌倉の学校給食

学務課 電話61−3804

市立小学校に通う子どもたちは、毎日の給食を楽しみにしています。友だちと食卓を囲むことで、一緒に食べる楽しさを感じるだけでなく、配膳の仕方や食事のマナー、食材の種類や栄養について学びます。また、中学校ではミルク給食(牛乳のみ)を実施しています。市では、鎌倉ならではの給食づくりに取り組んでいます。

給食ができるまで

1.標準献立を作る(1年前)

市内16小学校に1人ずつ栄養士が配置されています。栄養士が作成した献立を基に、校長・教頭・教諭・栄養士・調理員・教育委員会の各代表から成る標準献立検討委員会で検討し、1年間の標準献立を決定します。

2.献立を作る(1カ月前)

各学校の栄養士は、標準献立を基に学校の行事などに合わせ、1カ月間の献立を決定します。

3.食材の仕入れ(当日)

食材は、学校近隣の地元業者を中心に発注し、鎌倉産・神奈川産の新鮮な地場食材を優先し納品してもらいます。

4.調理(当日)

調理は自校で行います。栄養士と調理員が給食を作ります。煮干しとかつお節や鶏がらでだしやスープをとり、海苔の佃煮やふりかけなども手作りします。1品の中にいろいろな種類の食材を使います。

5.児童の元へ

作ったものは調理後2時間以内に食べるよう、時間配分も考えられています。児童が食べる30分前に校長が検食した後、学年ごとに量を配慮して分配されます。

学校で聞きました「給食の良いところ」

  • おしゃべりできて楽しい
  • クッパやこんにゃくサラダ、食べたことのない料理が食べられる
  • 6年間で好き嫌いが減っていく
  • セレクト給食が楽しみ
  • おいしい!
  • おかずが毎日違う
  • 好きなメニューは揚げパン、カレーライス、フルーツポンチ
  • 給食に出ると、嫌いなものも少し食べる

学校給食展

給食について理解を深めていただくため、学校給食展を開催します。

地場野菜を使った学校給食の紹介や児童の作品などを展示し、展示パネルの説明会を行います。

  • 展示…鎌倉駅地下道「ギャラリー50」 10月21日(火曜日)〜27日(月曜日)
  • 説明会…鎌倉生涯学習センター10月23日(木曜日)午後2時〜3時(展示は午前10時〜午後4時)

【問い合わせ】学務課 電話61-3804

担当者から

学務課 浦海淳子職員(管理栄養士)

ごはん・パン・麺の主食、肉・魚・卵・野菜などを使ったおかず、牛乳などの飲み物をバランス良く組み合わせ、季節の果物を加え、献立を作成しています。

できるだけ既製品を使わず手作りすることで塩分や甘みを控え、食品添加物を含まない、体にやさしいものを提供しています。また、安全な食材を安心して使うため、放射能測定を定期的に行っています。

教育委員会と学校が一体となって、子どもが喜ぶ給食づくりに取り組んでいます。


2面につづく

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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