ここから本文です。

更新日:2023年1月31日

広報かまくら平成26年度2月15日号1面

まつりが明日をつくる

【問い合わせ】秘書広報課 電話61-3869

ふかさわまつりが育む地域力

老若男女みんなで楽しく地域力を育てる方法に、まつりがあります。知らなかった人同士がつながり、チームワークで連携が強められ、いざという時には助け合う力が発揮されるでしょう。その一つ、深沢地域の「ふかさわ夏・冬まつり」の姿を紹介します。

深沢小学校や深沢行政センターに沿って流れる新川は、昭和15年、深沢村の悲願であった田んぼのかんがい用水路として造られたものです。人々の共同する心が実を結んだ大事業で、新川は深沢地域のまとまりの象徴ともいえます。

この新川沿いの小学校と行政センターをそれぞれ会場にして、12年前から、夏まつりと冬まつりが催されるようになりました。

夏まつりに先駆けて行う新川の清掃では、毎年100人以上の高校生有志が汗を流しています。

2回のまつりが恒例になると、出し物や模擬店などの参加団体も増えてきました。「手伝い作業を通して友達ができた。楽しい」という声が多く聞かれました。「みんなに会える」と、日程を合わせて帰省してくる若者もいます。
地域を懐かしみ、大切に思う心、力になりたいという気持ちが地域を良くし、助け合いの力に育っていくようです。このほかにも市内では、その地域に合ったさまざまなまつりが開催されています。

  • 連合町内会と深沢まつりの会のメンバーで構成される実行委員会は、毎月1回開かれます。関わるスタッフは80人規模になります
  • 平成26年、新川の清掃は7月3日、夏まつりは8月2日・3、冬まつりは12月23日に行われました

ふかさわ冬まつりの様子

  • スクリーンに歌詞が映し出され、みんなの声が一つになる大合唱で冬まつりが締めくくられます。「今年もおかげさまで、いい年だった、としみじみします」
    (38歳女性)
  • つきたての餅には、たちまち100人ほどの行列ができました
  • 「谷戸のお米、地場の野菜でカレーを130人分作りました」回数を重ねるほど、4人の息が合ってくるそうです

ふかさわ夏まつりの様子

  • まつりの準備で新川を清掃。「大変だけど、まちのためになるかなと思って」(深沢高2年男子)
  • 深沢小学校校庭での夏まつり。懐かしい顔に出会って喜ぶ声が、あちこちで聞こえます
  • 灯ろう流し。皆が見守る中、きれいになった新川に美しく浮かびます

 

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

  • PC版を表示
  • スマホ版を表示