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更新日:2023年3月17日

広報かまくら平成27年度4月1日号2面

1面からつづき

平成27年度 主な事業と予算額

経営企画課 内線2214

「安全な生活の基盤づくり」につながる事業を中心にご紹介します

◎=平成27年度に新たな要素が含まれる事業 ○=継続事業 1万円未満は切り捨て

「安全な生活の基盤づくり」に向けて

◎避難対策推進事業  3,946万円

災害時の市民や帰宅困難者の避難対策の充実を図るため、備蓄庫への物資の備蓄とともに、避難経路の安全対策を進めます。また、市民がそれぞれ緊急時に的確な行動がとれるよう、「(仮称)地区別危険箇所マップ」を作成します。

○災害時広報事業  1,551万円

防災行政用無線子局のスピーカーの交換を進め、災害時の情報提供手段や情報伝達体制の充実を図ります。

◎津波対策推進事業   1,158万円

首都直下型地震や南海トラフ地震などの巨大地震に備え、津波避難計画の策定や避難施設、避難経路等の整備など、防災対策を進めます。また、津波シミュレーション動画を作成し、津波防災意識の啓発を図ります。

○がけ地対策事業   9,309万円

既成宅地等におけるがけ崩れや土砂の流出等による災害から市民の生命と財産を守るため、防災工事資金の一部助成を行います。県が指定する急傾斜地崩壊危険区域の拡大を目指し、防災工事の促進を県に要請するとともに、県で施工する防災工事への費用負担を行います。

◎公共施設再編事業  412万円

平成27年3月末に策定した「鎌倉市公共施設再編計画」に基づき、本庁舎の整備方針を決定するため、現庁舎の防災的な課題、その対応策の検討および本庁舎の機能更新等の技術的基礎調査を実施します。

◎消防施設整備事業1億8,187万円

腰越消防出張所と消防団第22分団を併設し、津波避難建築物としての機能を備えた建物に建て替えるための工事等を行います。

◎危機管理推進事業535万円

あらゆる危機事象に備えた対策を推進するため、市民や職員の危機意識が醸成される研修や講座を開催します。また、地震災害時業務継続計画(BCP)の実行性を高めるために、図上訓練や職員対応備蓄品の確保を行うとともに、危機事象に対応する人員の配置および育成を図り、危機管理体制の強化・充実を進めます。

◎開発審査事務2,153万円

大地震時における宅地の滑動崩落被害の防止・軽減に向け、国のガイドラインに基づき調査を実施し、大規模盛土造成地マップを作成します。

○道路新設改良事業2億8,437万円

「道路舗装修繕計画」に基づく計画的な舗装などの改修を進め、安全で安心な道路の維持管理を行います。今泉地区の砂押川沿い道路の歩行空間確保に向け、砂押川の上に歩道を整備します。

◎汚水排水施設及び雨水排水施設整備事業 6億7,742万円

経年劣化が著しい汚水管路施設を対象に、施設の機能低下・破損等による道路陥没、浸入水による溢水(いっすい)などに対する予防保全措置を講じます。また、雨水浸水対策を進め、都市型水害の被害を防止するため、雨水管きょ築造工事を行います。津波の河川遡上対策検討を進めるとともに、汚水処理施設の雨水貯留施設への転用工事および実施設計を行います。また、大塚川から新川への分水に向けた基本設計を行います。

◎保育所などの子育て支援施設の整備事業 3億2,599万円

県が想定する津波浸水予測区域内に位置する稲瀬川・材木座両保育園を津波避難機能を持つ統合園とし、子育て支援センターおよび障害児放課後余暇施設を併設した「(仮称)由比ガ浜こどもセンター」の建設工事に着手します。また、岡本保育園新園を開園するとともに、同園に「玉縄子育て支援センター」を開設します。

県立フラワーセンター苗ほ跡地における民間保育所の整備などを行います。

◎小学校・中学校防災対策事業 5,057万円

市立小・中学校の非構造部材(外壁、天井材等)について、必要に応じ修繕・工事により耐震対策を講じます。

◎中学校施設整備事業 39億9,791万円

施設の老朽化と耐震対策として、大船中学校の校舎改築工事(平成28年度完了予定)、中学校冷房設備設置に向けた工事設計を行います。

歴史的遺産と共生するまちづくり

◎歴史的遺産と共生するまちづくり推進事業 448万円

鎌倉の貴重な歴史的遺産を守り市民生活と調和したまちづくりを進めるため、歴史まちづくり法に基づく「(仮称)鎌倉市歴史的風致維持向上計画」を策定し、平成27年度中の国の認定を目指します。

文化財の保存、調査・研究、情報の充実

◎(仮称)鎌倉歴史文化交流センター設置事業 5億1,599万円

扇ガ谷一丁目の土地・建物を活用し、市民等が鎌倉の歴史や文化について学べる場、埋蔵文化財など歴史的遺産・文化的遺産と触れ合える場として「(仮称)鎌倉歴史文化交流センター」の設置に向けた改修工事等を行います。

史跡の指定、保存・管理、整備および活用

◎史跡環境整備事業1億7,031万円

国指定史跡永福寺跡の苑池復元整備事業を行うほか、北条氏常盤亭跡における防災工事実施に向けた設計、和賀江嶋の適切な保存に向けた調査、国等指定史跡の維持管理を行います。

都市公園等の整備・管理

○公園整備事業・公園用地取得事業 14億1,436万円

七里ガ浜東地区街区公園の再整備工事や、「(仮称)山ノ内宮下小路2号緑地」の整備工事、「(仮称)笛田一丁目公園」の整備工事を行います。また、「(仮称)山崎・台峯緑地」の開園に向けた用地取得を行います。

3Rの推進・ごみの適正処理

◎ごみ収集事業6億4,726万円

「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現を目指し、一般廃棄物の適正処理を図っていきます。また、本年4月より、家庭系ごみの有料化を実施し、さらなるごみ焼却量の削減を図ります。

地域生活の支援サービス

◎高齢者施設整備事業3億1,666万円

腰越地域老人福祉センターの整備に向けて、建設工事に着手します。また、介護保険施設の整備を図るため、特別養護老人ホームの新設および移転に対して補助金を交付します。

子育て支援施設の整備

◎子ども会館・子どもの家整備事業 5,405万円

腰越子ども会館・子どもの家の平成27年11月の開設を目指し、建設工事に着手します。また、おおふな子どもの家、やまさき子どもの家の増床等を行います。

市街地整備の推進

◎深沢地域整備事業 4,834万円

土地区画整理事業の再構築を進め、市民や権利者等の要望等を土地利用計画に反映するため、新たな検討の場を設置するなど都市計画決定手続に向け準備を進めます。

○大船駅東口再開発推進事業 1,497万円

建築工事費高騰の影響により事業実施時期を延期せざるを得なくなったことから、事業コスト削減の検討や権利者の合意形成を図り、建築工事費の推移を注視しながら工事実施時期を見極めていきます。

安全で快適な観光空間の整備

◎海水浴場運営事業 6,075万円

海水浴場の開設に必要な監視所や放送設備などを整備し、安全確保を図ります。また、海水浴場での迷惑行為を防止するため、禁止行為の周知を行うとともに、巡回警備を強化します。

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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