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更新日:2023年4月7日

広報かまくら平成27年度4月15日号3面

国民年金届け出は済みましたか

保健年金課 電話61-3963

次のような場合は、保険年金課(本庁舎1階)か支所に届け出をしてください。

転入したら

国民年金の第1号被保険者(保険料を個人で納める人)は、住民登録とは別に、年金に関しても転入の届け出が必要です。年金を受給している人が転入した場合は、保険年金課か支所へご連絡ください。

就職したら

厚生年金に加入した人は届け出は不要です。公務員など共済組合に加入した人は、届け出が必要です。年金手帳と共済組合員証(健康保険証)をお持ちください。

退職したら

勤務先の厚生年金や共済組合に加入していた人が退職すると、国民年金の第1号被保険者または第3号被保険者(厚生年金などの加入者の被扶養配偶者)として加入することになります。

【第1号被保険者になる場合】

国民年金加入の届け出が必要です(退職時に60歳を過ぎている場合は不要)。年金手帳と退職日が分かる書類(離職票など)をお持ちください。配偶者が第3号被保険者だった場合は、配偶者も第1号被保険者になりますので、併せて届け出が必要です。

【第3号被保険者になる場合】

配偶者の勤務先に届け出をしてください。

納付が困難な人は

平成27年度の国民年金保険料は月額1万5590円です。国民年金の第1号被保険者が、経済的な理由で保険料を納めることが困難な場合は、次のような免除や猶予の制度があります。

年金手帳と印鑑を持って保険年金課で手続きを。学生は学生証を、失業による納付免除の申請は離職票などの写しもお持ちください。

【免除制度】

本人・配偶者・世帯主の所得状況により、保険料の全額・4分の3・半額・4分の1が免除されます。

【若年者納付猶予制度】

対象は30歳未満の人。同居の親など、世帯主の所得が一定の基準以上の場合、免除は受けられませんが、本人と配偶者の所得が一定の基準以下であれば猶予されます。

【学生納付特例制度】

学生の場合、本人の所得が一定の基準以下であれば猶予されます。この猶予の継続を希望する場合は、必ず毎年4月以降に申請してください。

免除や猶予を受けた期間の保険料は、10年以内なら納付(追納)できます(3年度目からは加算金が付きます)。

追納した期間は納付済期間として年金額が計算されます。

追納しなかった場合でも、免除を受けた人は、免除の期間が年金額の計算の対象となります。ただし、猶予と学生特例を受けた人は、その期間は年金額に反映されません。将来受け取る年金額を増やすためにも、追納することをお勧めします。

なお、どの免除・猶予の場合でも、受給資格を得るための期間には算入されます。

印鑑登録証が「磁気カード式」に

市民課 電話61-3903

5月7日から

5月7日から、印鑑登録証が、紙製から「磁気カード式」に変わります。

すでに印鑑登録をしていて、紙製の登録証をお持ちの場合

そのまま使用できます

紙製から磁気カードへの変更を希望する場合

無料で磁気カード式の登録証と交換できます

※紙製の登録証を紛失している場合、5月1日までは無料で再発行できます。詳細は市民課までお問い合わせください。

再交付なども手数料が必要に

5月7日から、新規での登録申請を除き、次の場合には交付手数料300円が必要となります。 

  1. 登録印を改印する場合
  2. 登録印や印鑑登録証を紛失し、再度登録申請する場合
  3. 登録証を汚損または破損し、再交付申請する場合
  4. 登録を廃止した後に、再度登録申請する場合など

私たちと文化財 273

武家政権発祥にまつわる遺跡(2)

研究結果(1)~永福寺

今回も永福寺(ようふくじ)跡の研究成果を紹介します。

最初にその地形についてお知らせします。

永福寺は「地形の勝れたる、仙室というべし」(『海道記』)、「勝地は多しといえども、仙宮はただ此の処」(『玉林苑』)と、景勝に優れていることが述べられているとおり、その谷戸の地形を生かして建てられました。源頼朝は寺の位置を定めるため、大倉山の辺りを見て回っています(『吾妻鏡』建久2〈1191〉年2月15日条)。

永福寺の中心的建物である三堂。その中央にある二階堂からは、北に西ヶ谷からの尾根を築山に見立て、北東に杉ヶ谷・獅子舞の谷戸と獅子岩を望みます。また、二階堂東側の丘陵を築山とし、南東に紅葉ヶ谷を望み、理智光寺(廃寺)の尾根(護良親王墓のある尾根)を築山とした変化に富む景観が今も残されています。

三堂の裏(西側)の丘陵は直線に整えられ、その下の小高い土地を平らに造成して、寺は土地の西側に寄せて建てられています。

これにより前庭を確保し、さらに、北側の杉ヶ谷・獅子舞から流れる川を東側の丘陵の際に集め、南北に長い池を造りました。

池には東岸にわたる橋が架けられ、堂の両翼廊から池にせり出して釣殿が造られています。北西の西ヶ谷からの流水が三堂背後の山際の水路に流され、池に注いでいます。北側の二階堂川からも流路が造られています。

このように永福寺は鎌倉独特の谷戸と丘陵を利用した、庭園と建築が調和した寺院だったのです。

【文化財課】

緑地保全基金にご協力を

募金箱は市役所ロビー・支所にあります 

みどり課 電話61-3486

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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