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更新日:2023年5月17日
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環境政策課 電話61-3421
東日本大震災を契機に、国内のエネルギー政策は抜本的な見直しを迫られています。本市においても、エネルギー問題への市民の関心は高く、地域に即した計画の策定が必要とされています。
そこで、平成26年3月に「鎌倉市エネルギー基本計画」で本市にふさわしいエネルギー施策の方向性や目標を示し、今年3月にはそれらを実現するための具体的な施策や取り組みなどを明記した「鎌倉市エネルギー実施計画」を策定しました。今後これらの計画に基づき、さまざまなエネルギーに関する事業を進めていきます。
小坂・植木小学校、手広・岩瀬中学校の屋根を、公募で決定した事業者に貸し出しています。事業者は自己資金で太陽光発電システムを設置し、推計で年間発電量約23万5千kWh(約70世帯分)の電力を売電しています。市には使用料収入が年間約24万円あるほか、約3,100万円かかる屋根の防水工事が事業者負担で実施されました。また、非常時には発電電力を市が無償で使用できるなどの利点があります。
屋根貸しを行っている学校には、環境教育を目的に、発電状況やCO2削減量などを表示するモニターが設置されています。
市施設照明のうち、蛍光灯の電力消費量の多い行政センター、消防本部など10施設をリースによりLED化しました。
また、市内の防犯灯をLED化します。9月ごろから工事を開始する予定です。
HEMS(ホーム・エネルギーマネジメントシステム)機器と併せて住宅用再生可能エネルギー設備などを設置する場合の費用の一部を、市が補助します。
電気自動車を新車として購入する人や法人には、国からの補助金のほかに、市から2万円補助します。また、電気自動車は市役所(土・日曜日と祝日)と鎌倉芸術館の駐車場料金が免除になります。
※詳細は環境政策課にお問い合わせを
平成27年5月1日現在