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更新日:2023年10月10日

広報かまくら平成27年度9月1日号2面

建物の安全性向上のため 鎌倉市耐震改修促進計画を改定 !

建築指導課 電話 61-3586

住宅耐震化支援策

本計画は、現在83%の住宅などの耐震化率を平成32年度までに95%以上とすることを目標としています。

今回の改定により、大勢が利用する病院や店舗、避難時に配慮が必要な人が利用する小学校や老人ホーム、地震時に避難路となる道路の国道134号線と県道21号線(通称、鎌倉街道)沿いの一定の高さ以上の建物については、耐震診断が義務付けられます。

窓口耐震相談(無料)

昭和56年5月以前に建築工事に着手した木造住宅を対象に、毎月2回程度、専門家(建築士)による耐震相談、図面による簡易的な耐震診断を市役所で実施(予約制・先着順)。

耐震診断費の一部補助

窓口耐震相談を受けた希望者の自宅で建築士が耐震診断を実施。診断費用7万2,000円のうち、5万円を補助。

耐震改修工事費の一部補助

現地での耐震診断を受けた希望者が、安全基準を満たさない住宅の耐震改修工事を行う場合、かかった費用の2分の1で上限70万円(要介護・要支援認定世帯などは上限80万円)を補助。

耐震改修アドバイザーの派遣(無料)

共同住宅の管理組合などが行う耐震診断や耐震改修の勉強会・検討会に、専門家(建築士)をアドバイザーとして派遣。

マンションの耐震診断費の一部補助(予定)(平成27年度からの新規事業)

耐震改修アドバイザーの派遣を受けたマンションが耐震診断を行う場合、診断費用の2分の1で上限150万円(延べ面積が1,000平方メートル未満の場合は1平方メートル当たり1,500円を上限)を補助。

危険なブロック塀などの除却費の一部補助

老朽化、控え壁がないなどの危険なブロック塀※などの除却工事を行う場合、塀の面積などに乗じて算出した額で上限10万円を補助。

※危険かどうかの判断は、お問い合わせを

 

市の委託業者が突然、耐震診断で訪問することはありません。市をかたる悪徳訪問業者にご注意を。

9月10日は下水道の日 市民の生活を支える下水道

下水道河川課 電話 61-3841

市では「下水道の日」にちなみ、9月4日~11日を「鎌倉市下水道週間」と定め、下水道の大切さを広く知っていただくための取り組みを行っています。

下水道の役割

本市の下水道は、汚水(家庭や工場などから出た汚れた水)と雨水を別々に流す「分流式下水道」です。

汚水は、汚水管を通して市内2カ所の下水処理場(七里ガ浜・山崎浄化センター)に送られ、きれいにして川に戻しています。雨水は、雨水管を通して川や海に流しています。汚水管に雨水を流すことのないよう、ご注意ください。

普及・整備率

4月1日現在、市の下水道(汚水)普及率は約97%です。普及が進むにつれて河川水質が改善されています。

また、下水道(汚水)整備率は約98%で、未整備区域を無くすため工事を進めています。汚水管整備が完了した区域では、家庭や事業所の浄化槽やくみ取りを、下水道へ切り替えることが義務付けられます。3年以内の工事には補助や助成制度があります。下水道河川課(電話 61-3717)へお問い合わせを。

雨の被害を防ぐ

大雨などによる浸水を防ぐため、雨水管や河川などの整備・改修を進めています。一方、都市化の進行やゲリラ豪雨の発生などで、雨が地中に浸透しにくくなっています。個人や事業所の敷地内に降った雨は、一時貯留施設や浸透式の雨水排水設備を用いて敷地内に貯留・浸透させるよう、ご協力をお願いします。

下水道週間の取り組み

【工場排水パトロール】

浄化センターでは微生物の働きを利用して汚水を処理しているため、有害物質が排水に含まれると処理が困難になります。工場に設置の排水処理施設が適切に維持管理されているかパトロールします。

【大人の社会見学のご案内】

汚水が処理される仕組みをご理解いただくために、随時見学を受け付けています。希望者は山崎浄化センター(電話 46-8001)までご連絡を。

【普及啓発キャンペーン】

下水道への接続の大切さをお知らせするキャンペーンを行います。期間中はポスターの掲示を行い、下水道にまつわるクイズなどを、ツイッター(https://twitter.com/kamakura_gesui/)や市ホームページで発信します。ご覧ください。

建築物防災週間(9月5日まで)

建築指導課 電話 61-3592

全国統一の防災対策推進強化期間です。

市では特殊建築物の安全点検を行います。対象建築物の所有者は、ご協力をお願いします。

上半期の火災救急概況 火災件数は減少、救急件数は増加

警防救急課 電話 44-0974

火災

上半期の火災件数は20件で、昨年同時期に比べ8件減少しています。死者は1人、負傷者は2人でした。20件のうち「建物火災」は11件、ごみや下草が燃えた「その他の火災」は9件です(表1)。

火災の原因は、「放火(疑い含む)」が3件、「電気関係」が2件、「こんろ(天ぷら油を含む)」「ストーブ」「たばこ」「マッチ・ライター」「たき火」が各1件、「その他(調査中を含む)」が10件です。

火災が発生した場合は大声で付近の人に知らせ、119番通報をしてください。

上半期の火災の内訳

カッコ内は前年(26年度)

種別
  • 建物火災 11 (16)件
  • 車両火災 0 (4)件
  • 林野火災 0 (3)件
  • その他 9 (5)件
  • 合計 20 (28)件
死傷者 
  • 死者 1 (1)人
  • 負傷者 2 (7)人
損害額(※速報値)

15,140 (35,038) 千円  

全国でも、火災の原因のうち「放火(疑い含む)」が17年連続して最も多くなっています。建物の周囲には燃えやすいものを放置せず、ごみは指定された時間・場所に出すなど、放火予防策を徹底するよう、お願いします。

火災は、ちょっとした油断から発生し、貴重な財産や尊い命まで奪う恐ろしいものです。普段から火を使う場所や電気製品の整理整頓をしてください。早期に発見して逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置するとともに、火の取り扱いに十分注意しましょう。

救急

救急件数は4982件で、昨年同時期に比べ118件増加しています。搬送された人は4753人でした。そのうち、高齢者(65歳以上)は3106人、軽症者(入院を必要としない)は1958人でした(表2)。

救急車の正しい利用を推進し、重症患者の救命率の向上を図るため、救急車の適正利用にご協力ください。

診療時間外でも診療に応じる医療機関の案内(電話 24-0099)や、休日夜間急患診療所(材木座3の5の35地域医療センター内、電話 22-7888)を開設しています。どうぞご利用ください。

上半期の救急出動件数と救急搬送人員

カッコ内は前年(26年度)

件数 4,982 (4,864)件

搬送人員
  • 急病 3,135 (3,071)件
  • 一般負傷 898 (857)件
  • 交通事故 228 (300)件
  • その他 492 (430)件

合計 4,753 (4,658)件

  • 高齢者 3,106 (2,990)件
  • 軽症者 1,958 (1,872)件

消防本部の催し

9月9日は救急の日、9月6日~12は救急医療週間です。消防本部で開催するイベントにぜひ、ご来場ください。

多数傷病者対応訓練

危険ドラッグを使用して運転していた乗用車とバスが衝突し、多数の負傷者が発生したことを想定し、大船警察署・江ノ電バスと連携した訓練を実施します。現場でのトリアージ(救急搬送優先順位選定)、応急救護所の設営などの救急活動と警察官による被疑者の逮捕など、緊迫した現場を想定しています。見学スペースあり。

  • 9月8日(火曜日)…江ノ電バス横浜鎌倉営業所駐車場(岩瀬)10時00分~10時30分

【問い合わせ】救急救命担当 電話 44-0977

救急フェア

心肺蘇生法・AEDの実技指導、救急車両の展示・体験乗車、救急救命士による処置の実演など。荒天時中止。

  • 9月5(土曜日) 10時00分~12時00分 スルガ銀行鎌倉支店前、鎌倉生涯学習センター前
  • 9月6(日曜日) 10時00分~14時00分 福祉センター

【問い合わせ】救急救命担当 電話 44-0977

普通救命講習1

AEDを使った成人の心肺蘇生法、止血法など。先着20人。団体(10人以上)は随時受け付けています。

  • 10月11日(日曜日)…大船消防署 9時00分~12時00分

【申し込み】9月1日以降に、大船消防署(電話 43-2424)へ

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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