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更新日:2023年9月19日
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観光商工課…内線2355
10月9日(金曜日)・10(土曜日)鎌倉生涯学習センター 9時30分~16時30分(10日は15時30分まで)
萩市(山口県)、上田市(長野県)、足利市(栃木県)の特産品や名産品を一堂に集め、姉妹都市物産展を開催します。足利市の伝統芸能「八木節」の公演、銘菓や買い物券が当たるくじなどがあります。
10月10日(土曜日)11時30分から/13時30分から
幕末から維新にかけて、若き志士たちが鎌倉に残したゆかりのスポットをパネルで紹介するとともに、姉妹都市である萩市の関連資料も展示します。
文化人権推進課 電話61-3870
男女共同参画の原点は「家族」です。家族の愛を描き好評を博した2012年公開の映画「わが母の記」の上映会と、主演女優・樹木希林さん(写真)による講演会「私流 芸能界の泳ぎ方」を開催します。定員280人。抽選。
※返信はがきの住所部分も記入してください
※返信はがきが入場券となります。当日必ず持参を
※未就学児はご遠慮ください
※託児あり(2歳以上)。返信はがきが到着後、10月16 日までに同課へ電話で申し込みを。先着10人
鎌倉女子大学、かまくら子育て支援グループ懇談会、市の共催で、親子の遊びや子育てに役立つヒントを提案します。身近な材料を使ったおもちゃ作りや歌、体操など、親子で楽しめる企画が盛りだくさんです。ぜひ家族で一日楽しくお過ごしください。おじいさん、おばあさんもご一緒にどうぞ。お弁当を食べる休憩スペースや学内のカフェテリアも利用できます(乳幼児の食事はご用意を)。
※申し込み不要。入退場自由
※動きやすい服装で参加を
※大人のみでの参加や車での来場はできません
※台風などで中止する場合は市ホームページでお知らせします
市観光協会 電話23-3050(8時30分~17時15分)
同協会フォトコンテストの入賞作品や鎌倉の魅力あふれる写真をそろえて制作しました。年中行事や花暦も掲載しています。
本書は、鎌倉時代から江戸時代にかけての鶴岡八幡宮の最高責任者であった社務(別当)の、中世の記録です。甲乙の2巻からなり、文章は欠落があるものの建久2(1191)年から文和4(1355)年までが存在します。筆遣いからみて同一人物によって書かれた可能性が高く、記述が文和4年4月1日で終わっていることなどから、同年か近い時期に書写されたと考えられています。内容は、同宮の祭礼や行事などの事柄に関するものが中心で、鎌倉の政治に関することや町の様子なども書かれています。
近年、本書の中の地震の記事が注目を集めています。建武3(1336)年から始まる乙巻、暦応4(1341)年3月8日条に「大地振(だいじしん)」、康永2(1343)年4月15日条に「大地震」、同年5月6日条に「寅刻大地震」などとあり、関東地方は3年間で3回ほど大地震に見舞われたことになります。康永3年12月26日条には同宮の社殿や堂宇(どうう)の修理が始まったこと、貞和3(1347)年11月1日条に修理が終わったことが書かれています。同宮の修復は約3年を要する大事業であったことが想像され、度重なる大地震が鎌倉に大きな被害をもたらしたことが推測できます。
本書は、10月24日~12月6日の鎌倉国宝館特別展「鎌倉震災史~歴史地震と大正関東地震」に出品します。(国重要文化財紙本墨書 甲巻:縦27・0センチ×横1378・7センチ、乙巻:縦27・0センチ×横1663・6センチ 鶴岡八幡宮蔵)
【鎌倉国宝館】