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更新日:2024年6月17日
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7月10日に行われる参議院選挙では、選挙権年齢が18歳からに引き下げられ、18歳以上20歳未満の約240万人が全国で新たに投票できるようになります。今回の選挙権年齢の拡大は、未来の日本を担う若い世代に、国づくり・まちづくりを決める政治に参加してもらうため、70年ぶりに行われた法改正によるものです。
選挙管理委員会事務局 電話 61-3874
国や市は、少子高齢化や人口減少が進む中、日本の未来をつくる存在である若い世代に、政治に参画してもらいたいと考えています。また、より早く選挙権を持つことで、社会の担い手であるという意識を持った若者が増えることを期待しています。
市選挙管理委員会と市明るい選挙推進協議会(※)は、平成27年2月から「模擬選挙」の出前授業を行っています(写真)。これは、選挙の仕組みや大切さを、体験を通じて理解してもらうための取り組みです。
27年度は市内5校の中学3年生に実施しました。架空の町の町長選挙という設定で、3人の候補者から、最もふさわしい人を選ぶものでした。中学生たちは、あらかじめ候補者の政策を掲載したマニフェストや選挙公報を読んで考え、投票に臨みました。当日は投票管理者・立会人が見守る中での投票から開票、当選者を決定する選挙会、当選者に当選証書を渡すまでを本番さながらに行い、プロセスを学びました。
御成中学校で行った模擬選挙の参加者にアンケートを実施したところ、約72%が「選挙や政治に対する関心が高まった」と回答しました(下記記載)。今後も、模擬選挙をはじめ高等学校での出前講座や選挙機材の貸し出し事業などを通じて、選挙の仕組みや大切さを伝えていきます。
※鎌倉市明るい選挙推進協議会は、昭和37(1962)年に設立された民間団体で、投票を呼び掛ける啓発活動や、政治を身近に感じてもらうための事業を推進しています
若い世代の投票率は、他の世代と比較して全国的に低くなっています。本市でも25年10月の市長選挙では、20代の投票率は19.45%で、最も投票率の高かった60代の2分の1にも達しませんでした(グラフ右)。若い皆さんの声を未来に生かすため、あなたの一票を大切にしましょう。
御成中学校で行った模擬選挙(27年2月実施)でのアンケートから集計
25年10月27日執行鎌倉市長選挙「年齢別投票率調」
平成27年の国勢調査で、本市の人口は172,902人、世帯数は73,032世帯でした(10月1日現在・速報値)。6月1日現在の数値は、10月以降の増減数を速報値に合算したものです
発行:鎌倉市編集:秘書広報課
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